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Posted by ブクログ 2019年05月21日
文明の発展や人口の増加が炭素化合物の獲得の歴史とどう符合するのかを分かりやすく論じている。文系の人でもわかる内容。生活とはこれ程までも炭素が欠かせなかったのか、と、改めて考えさせられる。食べ物に始まり、薬品、アルコール、カフェイン、石油、照明装置、テレビに至るまで炭素が発展を支えてきた。なぜカフェイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月03日
古代ギリシャのデモクリトスが、アトムを考えた。すべてはアトムの組み合わせだ。ちょうどレゴブロックの1ピースを考えればよい。そして、死は、それらが散らばって、別のところで集合する。死後の世界なんてない。唯物論の始まり。 この本を読んで、 C炭素が、すべての生命の源。火葬 ちょうどCO2になって、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月05日
ーーー農耕開始から世界大戦まで、人類は地上にわずか0.08%しか存在しない炭素をめぐり、激しい争奪戦を繰り広げてきた。そして地球温暖化とエネルギー危機に直面する現在、新たな「炭素戦争」が勃発、その勝敗の行方は…?「炭素史観」とも言うべき斬新な視点から、人類の歴史を大胆に描き直す、興奮のポピュラー・サ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月31日
炭素にまつわる本。タイトルの通り、地表にわずか0.08%しか存在しない元素・炭素が我々人類の歴史をうごかしてきた。決して飽きることなく読み進められる。
全12章からなる構成だが、各章で紹介される炭素化合物(一部無機化合物もあるが)のエピソードが一々面白い。個人的には砂糖(スクロース)の話が印象的。...続きを読む
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