ファイア・ドーム 下
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ファイア・ドーム 下

小説・文芸
1,881円 (税込)

9pt

お前の家は、人殺しだ。

真実を知っても、人は忘れていく。

25年前の夏、この町には炎が降り注いだ。百貨店受付嬢誘拐殺人事件という、身近で突然起こった全国レベルのニュースを、誰もがいつまでも終わらせたくなかった。傷ついた人をさらに傷つけてしまった土地に、事件の火の粉は、まだ残っている。夏の日、写生遠足の帰りに姿を消した少年は無事に帰ってくるのか? 25年前の事件には、「まだ明かされていない」事実が本当にあるのか?

「病気なんかで、死ねると思うな」――本文より

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    ファイア・ドーム
  • タイトルID
    :
    2249597
  • ページ数
    :
    432ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年06月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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ファイア・ドーム の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • ファイア・ドーム 冒頭試し読み特別版
    無料
    0円 (税込)
    ※本タイトルは2026/6/5発売予定 『ファイア・ドーム』上巻、下巻(著/辻村深月)の冒頭試し読み特別版です。 人はなぜ大きな事件に魅了されてしまうのか 噂は、軽薄な娯楽だ。 25年前、平穏だったはずの地方都市は、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生、その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が、加害者のみならず被害者にも降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす――。 「もう言われてるよ! どうせ、親が殺したんだろうって!」――本文より 「今の私のすべてをかけて、書き上げました。 『ファイア・ドーム』、どうぞよろしくお願いいたします」 ――辻村深月 デビュー22周年記念刊行作品 渾身の本格的現代長編ミステリー! 執筆開始から7年。ついに完成した、2026年を席巻する記念碑的傑作! ※本電子書籍に掲載されている二次元バーコードは、端末の機種やアプリの仕様によっては読み取れない場合があります。その際はURLからアクセスしてください。
  • ファイア・ドーム 上
    1,881円 (税込)
    人はなぜ大きな事件に魅了されてしまうのか。 噂は、軽薄な娯楽だ。 25年前、平穏だったはずの地方都市は、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生、その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が、加害者のみならず被害者にも降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす――。 「もう言われてるよ! どうせ、親が殺したんだろうって!」――本文より
  • ファイア・ドーム 下
    1,881円 (税込)
    お前の家は、人殺しだ。 真実を知っても、人は忘れていく。 25年前の夏、この町には炎が降り注いだ。百貨店受付嬢誘拐殺人事件という、身近で突然起こった全国レベルのニュースを、誰もがいつまでも終わらせたくなかった。傷ついた人をさらに傷つけてしまった土地に、事件の火の粉は、まだ残っている。夏の日、写生遠足の帰りに姿を消した少年は無事に帰ってくるのか? 25年前の事件には、「まだ明かされていない」事実が本当にあるのか? 「病気なんかで、死ねると思うな」――本文より

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ファイア・ドーム 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻の最後が、嫌なことが起こりそうでもやもやしたまま終わったので速攻で下巻に。色々と釈然としないことが、するすると紐解けていって、腹にストンと落ちたというか、落としどころが絶妙でモヤモヤを解消してくれた下巻だった。どんどん読めたけど、軽くなく読み応えがあった。人の噂話の無責任さ、それに振り回される当事者家族や関係者の心を思うと胸がずーんとした。自分も知らず知らずのうちにこんなことに加担してしまってるのかもしれない、と思って良く考えないといけないなと感じた。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    25年前の誘拐殺人事件の被害者となった家族に向けられた噂が、新たな事件を呼び起こす社会派ミステリー

    25年前、老舗デパートの受付係をしていた新沼紗英が誘拐され殺害される
    そして、地方の小さな町で事件についての噂が流れる
    「被害者の父親が保険金目当てで殺害を依頼したらしいよ…」
    「新沼紗英は子どもをひき逃げしていたらしい…」
    そんな興味と好奇心だけで広まる「噂」という火の粉が瞬く間に広がり、被害者家族は孤立していく…
    そして25年が経ち、被害に遭った新沼家は再び事件に巻き込まれていく
    「なんで、またうちが…」

    本作ではそれぞれの登場人物の内面が丁寧に描かれ、被害者家族のみならず、加害者家族、彼らを取り巻く人達にさえ感情移入してしまい、胸が熱くなる
    そして後半で新沼紗英の父親が放ったある言葉に嗚咽する
    言葉は暴力にもなるが、また救いにもなる
    改めて自分が発する言葉とも真剣に向き合いたいと思った

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    何か問題がありそうな巽コーチが廃校となった奥野小学校で指導してるサッカーチーム選手の個人指導をしているところに行きあった速斗と一樹。見つかってしまい、追いかけられて廃校に逃げ込み、ついに探していたものに行き着きます。このピンチを脱出できるのか?というハラハラの展開で始まる下巻です。上巻で“怪しいな、コイツ“と思っていた巽コーチ、本間先生、収監されている久我が隠していること、それらの真実が少しずつ明かされていき、噂のモヤが晴れていきます。
    現実ではこんなにスッキリとはしないだろうけど、全ては何か完璧じゃなかったことに起因しているのかもしれないです。遺品が見つからず、遺体も突然現れたのに事故として放置された田村晋也。子どもたちの被害の声もあったのに放置され続けたサッカーチーム。噂を晴らすのは確固たる真実なのかもしれません。逆に言えば真実が不明瞭なうちに関係者でもないのに感情や憶測を不特定多数が見られるような場所で発信してはいけないなぁと思いました。そして、辻村深月さん、こちらの期待を越えてくるのがすごいです。暗い話でしたが、読後感は悪くなく、大変面白かったです。
    子どもに不埒なことをする人や殺人あり、中学校以上向けです。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    上下巻、これほどの長編を久しく読んでいなかったからどうしようか迷ったけど、辻村深月さんの、私にとって、一生に一度書けるかどうかの特別な小説になりました、の直筆に心動かされ、手に取ることに。
    読めば読むほど知らず知らずのうちにそれぞれの人物の気持ちに自分が入り込んでいき、まだ読みたい!だけど一旦閉じざるを得ないという葛藤を何度も繰り返す次第でした。
    辻村深月さんの本、やっぱハマります❣️

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    人は大きな噂に魅了され、それが真実とも分からないうちに勝手に決めつけ、どこかであたかも真実のように話してしまう。でもそこに責任なんて言葉はないし、話したことも聞いたこともすぐに忘れる。噂をする人間からすればそんなもの。だけど噂をされる当事者は全く違う。簡単に傷つけられるのにその傷は簡単には消えない。一生背負うことになる。
    この情報社会で生きていく中で改めていろいろと考えさせられた作品でした。読めて本当によかったです。

    0
    2026年09月30日

    Posted by ブクログ

    解決に向かってるのに奥歯に物が挟まった感じが残る展開。それが終盤には思ってもいないところから繋がって、一つのテーマの元に完結する。すごい!
    信念ある登場人物たちもみんな素晴らしかった。そうでない人の日和見さも際立ってさすがの辻村さんでした。

    0
    2026年09月30日

    Posted by ブクログ

    上巻に引き続き、下巻が怒涛の面白さ!
    行方不明の子供、周囲の大人達、繋がる情報と事件、
    揺れ動く衝撃の真実!!!
    とても読みやすくテンポよく展開される物語で次々に読み進めてしまう。

    嘘と噂が作り出す複雑な心理模様や人間関係の変化、些細な感情の揺らぎ等を見事に表現されていて、上下巻通してファイアドームの世界観にどっぷり引きずり込まれました!

    なんと言ってもこの緻密な描写は筆舌に尽くし難いですね、だって読者の感じ方によって様々な感じ方を出来るだろうなと思えるので。

    内容については触れません、是非読んでこの世界観を体験して欲しいです。
    僕はこの世界を彩る文字のひとつひとつが自分を包むファイアドームに感じる程楽しみました!!!

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    上巻で光汰朗くん救出までが描かれ、下巻では25年前の男児失踪事件の解明につながっていく。透真の記事がとても良い。心ない噂によって傷つけられた人に対して、情報を正しく伝えられなかった報道者の責任も背負って伝えている。加害者息子兄妹と被害者家族の面会の場面も息がつけない緊張感が伝わってきた。最後は明るい終り方でよかった。超大作で上下巻一気読み。いつか映画化してほしいな。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    私、辻村作品、好きだわ〜と再認識した作品。

    モヤモヤがない終わり方で私好みでした。

    速斗と一樹の光汰朗捜索場面はドキドキハラハラでした。
    光汰朗の大人への気遣いに、何とも言えないものが…優しい子と思い、そうさせてしまっている大人の態度。私も子ども達に気を使わせてしまっているんだろうなと反省する気持ちがあります。

    久我の息子達の勇気、忠治の勇気、子ども達の勇気。たくさんの勇気が下巻では感じました。
    「負の言葉1つの破壊力」と出てくるけど、その1つの言葉を出さない様に気をつけていきたい。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

     「人の噂も七十五日」と言うが、本作における噂は二十年という歳月が過ぎてもなお、消え去ることはない。二十年前に誘拐致死被害に遭った紗瑛は、根も葉もない噂によって、同時期に起きた晋也のひき逃げ事件の加害者という疑惑を向けられ続けてきた。そして、その悪意ある噂はさらなる悲劇を引き起こす。
     悪質な噂に対峙したとき、人はどう傷つき、どう振る舞うのか。心を閉ざす者、吹聴する者、自分に都合よく解釈する者、そして必死に食い止めようとする者。それぞれの立場から生まれる人間心理が交錯し、見事に描かれていた。自分なら、浅はかで不確かな情報には関わらない。それくらいしか思い浮かばなかったが、作中で真実と誠実さをもって噂に立ち向かっていく姿には、大きな救いを感じた。
     帯にあった「噂は軽薄で残酷な娯楽」という言葉通り、被害者である紗瑛のみならず、美冬にまで噂の刃が向けられた展開には身につまされる思いがした。だからこそ、人は悪意ある噂の前にただ無力なだけではないのだと知らされ、心から胸を撫でおろした。

    0
    2026年09月28日

ファイア・ドーム 下 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    ファイア・ドーム
  • タイトルID
    :
    2249597
  • ページ数
    :
    432ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年06月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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