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きっとあしたはもっといいことがある。みんながそう信じていた時代の子どものお話です(長野まゆみ)-21世紀になるまであと31年。その年、マボちゃんは11歳。チロリアンテープ、フィンガービスケット、インコのピッピ…小さくも愛おしいコドモノクニから、外の世界を見つめるマボちゃんの日々を描く、なつかしさあふれる連作小説集。
Posted by ブクログ 2011年12月04日
「特別な」事件が起こるわけじゃない。
ただ、さざ波のように透明な湖面がささやかに揺れているような、そんな感覚で物語る、小学生~中学生のマボのまいにち。
初めて飼ったインコのピッピのこと。
おしゃれのこと。
おとこのこのこと。
女子の小悪魔な妄想のこと。
おでかけのこと。
ノスタルジック昭和の回...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月24日
昭和40年代の女子の生活を描いた作品。小中学生の時の思い出という感じでしょうか。どこか文学少女風であったり、校則やおこづかいの範囲内で精一杯お洒落しようとする姿や、飼っていた小鳥との思い出や、妙に仲のいい男子をあやしいなどと称する様子などなど、どこかにありそうでなさそうな微妙なさじ加減が、いかにも長...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月30日
11歳だったマボちゃん。急速に成長する日々の
何気ないけれど、ひどく懐かしい出来事たち。
色んなところに昭和があふれていて、根拠のない自信を
振りかざしていたアノ頃のお話し。
懐かしいだけでなく、色んな人が現れ去っていき
気持ちも色々変化していく。
だからこそ、懐かしい感じのお話から、忘れていた
当...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月28日
どうやら長野まゆみの少女時代を回想した物語らしい。
時代が違うのでちょっと分らないことも多かったが、大人になろうと背伸びしていた年齢のことを思い出して妙に懐かしさを覚えたりした。
大人の世界なんて分らないのに大人になろうとしてみたり、自分なりに大人びたことをして満足してみたり。
どの時代の子ども達も...続きを読む
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