長英逃亡(上)

長英逃亡(上)

作者名 :
通常価格 737円 (670円+税)
紙の本 [参考] 781円 (税込)
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作品内容

シーボルトの弟子として当代一の蘭学者と謳われた高野長英は、幕府の鎖国政策を批判して終身禁固の身となる。小伝馬町の牢屋に囚われて五年、前途に希望を見いだせない長英は、牢名主の立場を利用し、牢外の下男を使って獄舎に放火させ脱獄をはかる。江戸市中に潜伏した長英は、弟子の許などを転々として脱出の機会をうかがうが、幕府は威信をかけた凄まじい追跡をはじめる。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年06月07日
紙の本の発売
1989年09月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
2MB

長英逃亡(上) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年01月21日

    現代に事実を知っているだけに、非常に読むのが辛く、苦しかった。

    氏いわく、「事実と事実の間を埋めて行く資料が乏しい中で。考えをめぐらす作業の辛さ、面白さを語っている。が、これほどまでにリアリティに迫る文学があるだろうかと息をのむ。

    間道、街道が好きでちょくちょく行くことが多い為、場面と人の息遣い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月31日

    吉村昭が描く、逃亡物語は、本当に息が詰まるような緊迫感で、リアリティがすごい。
    どんな取材をすれば、ここまで迫真迫る物語が描けるのだろうか。
    他にも、逃亡を描いた物語にも当てはまる。
    物語にグッと引き込まれてしまう。

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    Posted by ブクログ 2020年03月13日

    現代に比べてSNSやインターネットなどの情報拡散ツールが圧倒的に少ないのに、各藩の村人たちの結束力や幕府の徹底した捜索により現代より遥かに逃げ延びるのが困難な世界で行く先々で多くの人に協力してもらいながら間一髪で逃げ延びる高野長英。
    歴史の授業では「蛮社の獄で捕らえられたが牢屋に放火して脱獄、後に捕...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月23日

    江戸時代の獄中はこういうものなのかと感じられた作品。
    牢名主という存在があったのかと興味深く感じられた。
    上巻は獄中生活から幕末の世を見ている様子が感じられる。

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    Posted by ブクログ 2012年06月20日

    蛮社の獄で捕らえられた開国論者、という予備知識しかなかった。
    この弾圧が理不尽なものだったのは理解できる。
    高野長英というひとが、蘭学を本当に頑張って、その道の第一人者であったのもわかる。
    頑張って勉強して一人前の学者になって国のために働くつもりがこんな目に遭って
    逃げ出したかった気持ちは、わからな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月24日

    高野長英が政治犯として牢獄に入るところから小説は始まる。
    牢獄内での凄惨な生活、その後との脱獄と逃亡生活。読む者の心も締め付ける程の描写。自分が他人から追われているような錯覚。
    この『逃げる』ことの心理描写は、吉村昭の得意とするところで、「桜田門外の変」、「彰義隊」でも存分に堪能できる。
    下巻が楽し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    夫のふるさと岩手県水沢市の誇る文化人。生家を訪れたことがあり、墓も義母の家と同じお寺にあるので何故か親近感が沸く人物。
    興味があってこの本を読み始めたけど、その生きた時代の厳しさと人間くささが印象に残る。長編小説だけど、一気に読める魅力ある一冊です。

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    Posted by ブクログ 2014年01月02日

    政治犯として無期懲役を食らったところ金を使い脱獄。
    行き先々で迷惑をかけながらも生き抜いていく生命力の強さは
    史実では傲岸不遜な長英先生を表しているといえなくもない。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年08月25日

    破牢の末、高野長英は武蔵(板橋、戸田、浦和、大宮)上州、越後から母に会いに故郷水沢へ。その逃避行は圧倒的なスリルに富み、また長英の心の動き、多くの支援する人々との暖かい交流。幕府の威信にかけた追跡はとても100年前とは思えないような鋭さで、思わず読んでいる私自身が追われているような緊迫感があります。...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年09月19日

    火事による切り放し、義務付けられた3日以内の回向院への集合。知己の人を訪ね歩く。もちろん、戻る気はない。放火は長英の策略。始めからの計画。しかし、読者は葛藤に駆られる。戻って欲しいとも思う。もしかしたら寛大な処置が得られるかもしれない。言い含められ火をつけた栄蔵は後に捕らえられ火刑。逃亡中匿ってくれ...続きを読む

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長英逃亡 のシリーズ作品 1~2巻配信中

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1~2件目 / 2件
  • 長英逃亡(上)
    737円(税込)
    シーボルトの弟子として当代一の蘭学者と謳われた高野長英は、幕府の鎖国政策を批判して終身禁固の身となる。小伝馬町の牢屋に囚われて五年、前途に希望を見いだせない長英は、牢名主の立場を利用し、牢外の下男を使って獄舎に放火させ脱獄をはかる。江戸市中に潜伏した長英は、弟子の許などを転々として脱出の機会をうかがうが、幕府は威信をかけた凄まじい追跡をはじめる。
  • 長英逃亡(下)
    737円(税込)
    放火・脱獄という前代未聞の大罪を犯した高野長英に、幕府は全国に人相書と手配書をくまなく送り大捜査網をしく。その中を門人や牢内で面倒をみた侠客らに助けられ、長英は陸奥水沢に住む母との再会を果たす。その後、念願であった兵書の翻訳をしながら、米沢・伊予宇和島・広島・名古屋と転々とし、硝石精で顔を焼いて江戸に潜伏中を逮捕されるまで、六年四か月を緊迫の筆に描く大作。

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