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元新聞社勤務の櫻子は67歳。エリートコースを歩み続けた最愛の兄・貴之が鬼籍に入って17年が経つ。義姉の智子は72歳になり、ようやく貴之を捨てて、再婚した真意を語り始めた。櫻子と智子が胸に隠していた貴之の死の秘密、そして死の直前に彼が救いを求めた相手とは……。残り僅かな人生、真っ当で歪な愛を誰に託すのか。
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Posted by ブクログ
強すぎるほどの愛を注ぐ天才男性とそれを受けた女性と妹の物語。 今の年齢の私だから分かる、人生の人間の悲しみをとてもよく書いていて、一気に読んだ。 女性の気持ちがよく分かる一冊。
終わり方がよかった。導入から引き込まれる感覚があって、そのままラストまであっという間に読んでしまった。貴之という人物像がとにかく気になる存在でした。
久しぶりに白石さんの本読んだ。 まっすぐ思うままに生きていた兄。こんな人いるのかなぁ?モネの睡蓮に魅せられて、人生に影響あるのか‥そんな絵画に出会ってみたい。
どんな結末かと読み通したが、智子にまったく共感、理解できない。「3か月でマスターする西洋絵画」見たばかりで、モネの睡蓮に失礼かと。そんなところで登場させないでと。なぜ睡蓮が「人生決定づけた」の?「叱ってくれなかったから離婚」意味不明。「人間というのは外見だけが老いるのであって中身はちっとも変わらない...続きを読む。精神が衰えない限りは老いることがない」人間は不可解な生き物。
著者の発表ベースは早い。気が付いたら次の作品が出ている。 本作は、壮年の男女の生き様を楽しめた。時間軸の動きが多いがすんなりと読んだ。
白石さんの著作は久しぶりでしたが、まさに白石ワールドにどっぷりと浸かる作品でした。それにしても智子さんの意志の強さはハンパないです。
相手から愛されすぎるのも問題なのか。贅沢なようにも思えるが、当人は窮屈で仕方ないのかも。行動を制限されるようで。
73歳になる義姉智子と67歳の櫻子が久しぶりに会い飲んで話していくうちに過去を紐解いていくお話。主人公が70歳前後で過去と現実の問題に向きあう物語で最後は切ないな・・と思った。
白石ワールド、全開でした。 これほどまでに、人生に捧げる人がいるのか? なんとも、羨ましくもあり、怖さもあり。 しかし、数奇な人生、運命はあるものなのか・・・ といつも、著者の作品を読んで思います。
退屈させず、最後まで読ませるのだが、この作家の自画像と思われる、何でもできるスーパー男性主人公がこの作品にも登場しウザい。標題にもなっている「睡蓮」に出会った時の衝撃がよくわからない。
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