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Posted by ブクログ
靭公園に面したサンドイッチ店『ピクニックバスケット』を舞台にした連作短編第二弾。
お客さんの思い出の具材をはさんでサンドイッチにしてくれる、姉の笹子と妹の蕗子の営む小さなお店は、いつもほのぼのとした雰囲気で優しい。
昔の記憶を呼び起こすように、サンドイッチでこんな素敵な話を紡ぎだせるなんて、とてもお洒落です。
今はもう閉店してしまった「トワイライト」という喫茶店のクラブハウスサンドの話「黄昏ワルツ」と、おじいちゃんが子どもの頃に食べたジャムサンドの話「明日の果実」が特によかったです。
笹子の元カレが登場したり、蕗子とパン職人の川端さんとの恋模様も描かれているけれど、このふたりの姉妹は深い絆で結ばれているみたいで、『ピクニックバスケット』は閉店しないでまだまだ続いていてほしいです。
Posted by ブクログ
前作がサンドイッチ愛に溢れていたので、
今回も気になって読んでみたが、
相変わらずサンドイッチ愛が凄い!
これを読むといつもサンドイッチが
どうしても食べたくなってしまう。
これは、笹子のサンドイッチに対する
思いが凄いからだと思う。
その料理で人を幸せにしたいという想いが
とても強いんだろうと思った。
訪れた人に笑顔になってもらいたくて
笑顔にしたくて、その場で
「そのサンドイッチ作りましょうか?」
と言えるのは凄い。
キュウリオンリーのサンドイッチ気になるなあ!
笹子の恋愛は、料理が好きだからこそ
元彼に料理の楽しみを
“楽しませてもらってた“と気づくのは
悲しかったろうなと思う。
そして、それを抜け出すため、
今の自分の料理をするために
好きだけどお別れを選んだ笹子は
本当に強い女だと思う。
これからの二人に
素敵なサンドイッチと出会いが
訪れますように!
Posted by ブクログ
サンドイッチに絡んだエピソードや想いで、美味しさが伝わってくるようなお話だった。
親友のような関係の笹ちゃん、蕗ちゃん姉妹。
独特なファッションで誰に対してもフレンドリーな小野寺さん、イケメンパン屋の川端さんにクールビューティな西野さん。
出てくる登場人物はみんな親しみやすい魅力がある。
「料理がただの食べ物じゃないことを知っている。人に寄り添って、楽しませたり勇気づけたり、そっと心を動かすものだと知っていて丁寧にサンドイッチを作ってる。」
この文章がとても素敵で好きだと思った。
読むとほっこり癒される、本の厚み的にも非常に読み易い1冊だった。
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