二項動態経営 共通善に向かう集合知創造

二項動態経営 共通善に向かう集合知創造

2,090円 (税込)

10pt

【新しい「日本的経営」を創造する】
経営は日々、選択を迫られている。しかし、つい安易に妥協して選択しやすいほうを選んだり、それぞれの選択肢の意味するところを十分に吟味せずに思考停止したりしていないだろうか。経営活動において直面するさまざまな矛盾やジレンマを「あれかこれか」の二項対立で切り抜けるのではなく、苦しくても「あれもこれも」の二項動態を実践することこそが、過去の自己を超えていくただ一つの道なのだ。過去の成功体験に過剰適応することなく、現状にも安住しないことで自己変革につなげ、機動力を持って自己変革し続ける組織は、二項動態経営を行っているのである。本書は、バンダイナムコ、エーザイ、ユニ・チャームなどの事例にもとづいて二項動態経営のメカニズムを解明する、新しいコンセプトの経営哲学書。

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二項動態経営 共通善に向かう集合知創造 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    数々の名著を送り出して来た野中さんの作品を久しぶりに読んだ。どしっと降りてくるタイトルではあるが、中身は私のような力量の者でも比較的分かりやすく読み易くなっており、良い作品だったと思う。二項動態とはあれもこれもとのことで、電機で映画もゲームも音楽もというソニーのような、というようななるほど!な感じだ

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    今年出会った中でのベスト書籍になるであろう一冊。
    ANDの才能、脱構築、絶対矛盾的自己同一など、さまざまな形で提唱されてきた、一見矛盾しているものを両立せんとする姿勢を、本書では「二項動態」としている。
    野中先生の痛快な金言の数々が共著の本書でも散りばめられていて、最多レベルのドッグイヤーをつけた一

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    「失敗の本質」の著者である野中郁次郎さんが亡くなった。子供の頃に戦争を経験し、「笑いながら機銃掃射を行う米兵の姿を見て復讐を誓った」という壮絶な経験をし、亡くなる直前まで新たな経営を考え続けたという。その結実が本書なのかな、と思い、読んでみた。
    本書はいわゆる経営学の本ではなく、経営「哲学」の本、と

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    示唆に富む内容ではあるが、中庸(フロネシス)、止揚(アウフヘーベン)など野中郁次郎の著作に触れた読者にとっては聞き慣れた概念に繋がる解説がされていて、新しい発見はあまりない。終盤にある、現存するいくつかの企業の経営に言及している箇所は参考になった。

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    野中郁次郎最後の著書。1935年生まれかー。すんごい。pivotの楠木さんの出てるので人柄もわかってそこから読むと、より一層、モチベートされるというか、確かに兎にも角にもポジティブで、アツい、元気をもらえるという感じ。
    定量とか論理じゃなくてヒトトヒトトノ議論だろ、みたいな日本的クラフトマンシップが

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    ●2025年2月13日、Yahooフリマのクーポンあるので「集合知」で検索して出た本。

    ●2025年7月14日、東京大学・書籍部にあった。2回目のセッションで寄った日。

    帯の「非通善に向かう 集合知創造」→集合知というワードがあったのでチェック。

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    二項対立ではなく、二つを追求する。
    どちらか、ではなく、どちらも。
    両利きの経営の実践についてとく。

    二項をたんに両立させるのではく、
    高度に統合することが二項動態とする。

    二項動態を目指すには、
    顧客と対話することで自社の価値を再度見出す。
    それを物語りとして整理する。
    従業員との対話を繰り返

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    相矛盾するものであっても、二項対立(or)ではなく、二項動態(and)というコンセプトがすんなりと入ってくる。

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    野中さん関連の著書を読んできたが、過去の著書から新たな発見はないかな。SECIモデルのをしっかり理解していて、知的コンバットが出来れていれば結果、二項動態になってくると思う。トレードオフの事柄を両方解決するよな。

    「イノベーションには散らかし屋と片付け屋で役割があり両者必要」といった表現はしっくり

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

     バンダイナムコでは、常日頃から、頻繁に組織改編を行っている。しかも業績のよい部署ほどその対象になるというから興味深い。組織を進化させるには、組織を絶えず不均衡にしておく必要がある。ゆらぎといってもよいだろう。そうしたゆらぎがあるからこそ、二項が動いて変容が生じ、新たな道が見つかる可能性が広がる。

    0
    2025年04月19日

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