しろばんば

しろばんば

1,045円 (税込)

5pt

野草の匂いと陽光のみなぎる、伊豆湯ヶ島の自然のなかで幼い魂はいかに成長していったか。著者自身の少年時代を描いた自伝小説。

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しろばんば のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    静岡県の伊豆半島を舞台として、1人の小学生が様々な出来事(死別、恋愛、喧嘩、迷子などなど)を通じて精神的に成長していく、井上靖の自叙的な長編小説。
    小学校の課題図書か何かになっており、かねてから気になって調べていた所、電子で誤購入してしまった。

    しかしながら読み始めてみると、おおよそ児童向けとは思

    0
    2025年08月05日

    購入済み

    なるほどと

    時は大正、伊豆の山深い地区での、主人公の洪作の成長を綴っている。地域差と都会への畏怖と憧れ。近所の噂話や複雑な家族関係、今ではあり得ない教師の対応。子どもへの思いやりがない母・八重の発言。昔はすべての親が毒親だったんじゃないかと思ってしまう。でも、洪作は母親代わりのおぬい婆ちゃの絶対的な愛情を存分に

    #癒やされる #泣ける #感動する

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    ひまわりめろんさんの座右の書『しろばんば』である
    恐らく二千七百回くらい読んでいると思われる
    スケールの大きい嘘である

    座右と言うが座左とは言わない
    座って右にあるということは、対面する者から見ると向かって左ということになる
    つまり左大臣の位置ということだ
    左大臣と右大臣では左大臣の方が偉いので、

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    しろばんば、夏草冬濤、北の海、読みました。

    洪作くんと、少年時代に戻ることができます。
    その年頃の少年が見える、感じる当時の情景が、美しく描かれています。

    私自身の体験でも、小学生の頃、楽しかったことが中学生になるとつまらなくなったりして、中学生の頃に仲良かった友達も、卒業したらばらばらになって

    0
    2024年08月23日

    Posted by ブクログ

    本書は伊豆湯ヶ島を舞台に、小学生時代を過ごす洪作が主人公の小説です。井上靖自身がモデルの自伝的小説ですが、全編を通じて何とも言えない良い味を出しています。山奥の小さな村で登場人物も極めて限られている、しかし洪作をとりまく家族環境はとても複雑で、洪作の両親は豊橋に住んでおり、両親よりも曾祖父の妾であっ

    0
    2023年04月26日

    Posted by ブクログ

    私は小学生の一時期を山奥の小さな学校で過ごした。山に登り、川の淵を泳ぎ、田畑を走り、木の実を採り、暗くなるまで遊び惚けた頃がこの小説によって蘇った。まだ己が何者かもわからない時代、ゆっくりと世界が広がってゆく時代、四季の循環がとても永く感じられる時代である。洪作少年を通じて忘れていた郷愁に没入できる

    0
    2022年12月06日

    Posted by ブクログ

    教科書で読んだ名作。

    文豪の時点的作品。幼少時代、軍医の父の赴任先でなく一人父の故郷、伊豆は下田街道沿いの湯ヶ島で曽祖父の妾のおぬい婆さんと土蔵で暮らす。

    題名のしろばんばという白い虫を追いかける風景を始め、筆者の原風景と少年の成長が伊豆の景色景色と合わせて描かれる。

    おぬい婆さんの死、少年は

    0
    2021年03月08日

    Posted by ブクログ

    井上さんの幼少期を描いたとして非常に有名な作品です。

    大正時代の日常生活の様子が非常によくわかり、人と人との付き合い方が、主人公の洪作の目線、感情を通して描かれている部分が非常に興味深かったです。日常の一コマ一コマが描かれているのですが、洪作とおぬい婆さんの生活、やり取りが読み手を大正時代に引き込

    0
    2021年02月13日

    Posted by ブクログ

    伊豆湯ヶ島の豊かな自然の中で暮らす少年が、人との出会いや別れを通して成長していく物語。
    淡々とした文章で当時の田舎の日常が綴られていて、派手さはないけれど、じんわりとあたたかな気持ちになれる。
    子どもから大人へと成長していく過程で洪作が感じる様々な思いは、時代は違っても多くの人が共感できるのではない

    0
    2019年06月16日

    Posted by ブクログ

    好きな本として挙げる人が多いので、手に取ってみた。あらすじによると、ひと昔前の地味目なお話のようで、どうして人気があるのか不思議だったけれど、読み終えてみると、やっぱり良かった。包容力のある時代とそこに生きる人々へのノスタルジーだろうか… 色々なハプニングはあるが、全体に静かな語り口で、読みながら、

    0
    2019年06月25日

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