斎藤家の核弾頭

斎藤家の核弾頭

1,300円 (税込)

6pt

4.5

「国家主義カースト制」によって超管理社会となった2075年の東京。政府から立ち退きを強制された斎藤家は、理不尽な転居命令に抵抗して日本国政府に宣戦布告する! 予言的なリアリスティック・ディストピア小説。《解説・ブレイディみかこ》

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斎藤家の核弾頭 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2024年に某制度を国民に事実上強制した、「デジタル」といえば何でも許されると思っている、実力と乖離して意味不明に自信満々な、あの某世襲政治家が憧れていそうな超管理社会ディストピアを描いた小説。
    抜群に面白い。
    1997年に刊行されたとは思えないほど、いまの現実社会とこの社会が目指してるものを正確に

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

     首都圏大地震や出血性激症性感染症の大流行、経済混乱による物不足を受けて、家族主義を単位とする国家主義が復権し、国民能力別総分類制度、反体制派からは、「国家主義カースト制度」が導入された2075年の日本が舞台。30年近く前の作品なのに、物語のいたるところに、〈今〉を思わせて、読んでいてなんだかとても

    0
    2024年11月11日

    Posted by ブクログ

    いわゆる近未来を描いた多くの作品のように空飛ぶ車がでてきたりロボットと人が共存していたり…というものではなく、超管理社会となった2075年が舞台。技術的なことではなく、社会的に近未来を描いていてその世界観だけでもすごく新鮮だし面白かった。しかもこれが1997年に書かれたってのがまた面白い。
    空想の世

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    篠田さんの新刊と思って、手にしたこちら。読み始めてみると、なんだか違和感があって、調べてみると、なんと!1997年の作品。

    舞台は、2075年の東京。
    SFですよね。すごい世界。これを1997年に書いているのがスゴイ!衝撃的な作品。

    人々はランク付けされ、住む場所も子供の数も決められてる。
    斎藤

    0
    2025年02月10日

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