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Posted by ブクログ 2022年06月27日
「高峰秀子」のエッセイ『わたしの渡世日記〈上〉〈下〉』を読みました。
第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作品です。
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〈上〉
昭和を代表する大女優が波瀾万丈の人生を綴った第一級の自伝。
「お前なんか人間じゃない、血塊だ」――養母に投げつけられた...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月20日
昭和の名女優の初エッセイは自伝的内容。子役からスター女優。この独自の感性があったからこその活躍だったのだと本書を読んでつくづく思う。
昭和の映画史に欠かすことのできない名女優の一人、高峰秀子。本作が初エッセイでその後多くの作品を残している。
子役からその後もずっと活躍する役者は少ないというのが定...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月14日
掛け値なしの名著。高峰秀子は人生の達人だ。
司馬遼太郎が高峰秀子を「どのような教育を受けたらこのような人間ができるのだろうか」と評したというが、子役でデビューして小学校もろくに行っていない高峰は、学校教育をほとんど受けていない。では、どうしたのか。彼女が自分自身を教育したのだ。本書を読んだ今なら自信...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月13日
なんだこれは、べらぼうに面白いな!
この面白さはなんなのだろう?書いてある内容をかいつまんで説明しても、この本の魅力はまったく伝わらないだろう。むむむ。
そこんとこの考察はおいておいて、備忘メモ。
上巻は、
・養母しげのおいたち
・秀子のおいたち
・子役デビューのきっかけ
・人気子役として、そして...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月13日
ほとんど学校教育を受けられなかった女史がこれだけの文才を揮えるのは、各界の巨匠と呼ばれる方から様々なことを貪欲に吸収したことと彼女の仕事の合間を縫っての独学によるところが大きいのでしょう。掲載されている写真は、子供から少女へそしてうら若き乙女へと変貌を遂げる姿をしっかりととらえています。その容姿のな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月02日
5歳で子役に抜擢されて以降、晩年まで女優として生き抜いた高峰秀子さんが50歳ごろに書いた、自叙伝。2011年に亡くなったそうで、リアルタイムで彼女の演技を観た記憶がないが、もう少し上の世代にはなじみがある女優のようだ。数えきれないほどの映画に出演していたので、子どもの頃からの写真がたくさん載せてあっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月15日
複雑な家庭環境で裕福とは言えない暮らしだったみたいですが卑屈にならず見栄も張らず、売れても天狗にならず、周囲から学びながら一生懸命生きてこられた様子がいきいきと語られていました。娘たちにもこんなたくましい人生を送ってほしいなと思います。たしかに何が彼女をこうさせているのかもっと知りたい。下巻が楽しみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月15日
楠木センセが影響を受けた本と紹介していた著書。5歳から俳優を続け、まともに小学校も行かせてもらえず、仕事に明け暮れた凄まじい半生を描いている。
しかし、丹羽宇一郎の「人は仕事で磨かれる」という著書があるが、まさにその通りで、寝る時間も十分に与えられないほどに、ずっと仕事に取り組み、また、一流の人...続きを読む
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