わたしの渡世日記 下
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わたしの渡世日記 下

850円 (税込)

4pt

昭和を代表する女優・高峰秀子。2024年は生誕100年。

名演出家、成瀬巳喜男の「浮雲」、木下惠介の「二十四の瞳」など多数の映画に出演した戦後。その一方で、スターという虚像から逃れようと、七カ月のパリ独り暮らしをしたり、谷崎潤一郎や志賀直哉、梅原龍三郎らとの交友を楽しんだり。川口松太郎が「人生の指導書」と絶賛した、女優・高峰秀子の一代記。
解説・沢木耕太郎

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  • わたしの渡世日記 上
    880円 (税込)
    昭和を代表する女優・高峰秀子。2024年は生誕100年。 女優・高峰秀子は、いかにして生まれたか――複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、養父・東海林太郎との別れ、青年・黒澤明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った、日本エッセイスト・クラブ賞受賞の傑作自叙エッセイ! 上巻は北海道での誕生から、太平洋戦争期までを収録。
  • わたしの渡世日記 下
    850円 (税込)
    昭和を代表する女優・高峰秀子。2024年は生誕100年。 名演出家、成瀬巳喜男の「浮雲」、木下惠介の「二十四の瞳」など多数の映画に出演した戦後。その一方で、スターという虚像から逃れようと、七カ月のパリ独り暮らしをしたり、谷崎潤一郎や志賀直哉、梅原龍三郎らとの交友を楽しんだり。川口松太郎が「人生の指導書」と絶賛した、女優・高峰秀子の一代記。 解説・沢木耕太郎

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わたしの渡世日記 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大女優 高峰秀子本人がその半生を描いたエッセイ集の後編。大戦終了後の昭和20年以降の出来事が書かれているが、当時の様子がよくわかる。谷崎潤一郎や梅原龍三郎など著名人との交流も詳しく描かれており、ビジネス抜きで暖かく支えてくれる人たちが数多くいることが理解できる。よくわからず連れて行かれたシーンがいろ

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    戦後、『カルメン故郷に帰る』や『浮雲』『二十四の瞳』など映画史に残る名作に出演し女優としてのピークを迎える。結婚しささやかな家庭を築くも母はますます毒親と化し秀子を悩ませ続ける…。筆者の秀逸な文章もあってとにかく面白い。Netflixで映像化したら絶対面白いと思うんだけど…。
    俳優はもちろん、文筆家

    0
    2025年06月17日

    Posted by ブクログ

    日本の初期の映画女優、高峰秀子の自伝的エッセイ下巻。週刊朝日に連載をしていたものが本になったようだが、本書とっても良かった。
    子役出身の高峰秀子さんは、本書出版時点(昭和50年頃)で50歳だったそうだが、その時点で400本もの映画に主に主役で出演していた。渡世日記とはいえ、あとがきにもあるように、3

    0
    2023年05月08日

    Posted by ブクログ

    「高峰秀子」のエッセイ『わたしの渡世日記〈上〉〈下〉』を読みました。

    第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作品です。

    -----story-------------
    〈上〉
    昭和を代表する大女優が波瀾万丈の人生を綴った第一級の自伝。

    「お前なんか人間じゃない、血塊だ」――養母に投げつけられた

    0
    2022年06月27日

    Posted by ブクログ

    他者に対して気を遣わない「気遣い」が抜群に上手い人なんだと思う。目上の人に対しても裏表なく素直に接することで可愛がられたり応援してもらえる関係を築いている様子が伺える。この話の中ではあまり描かれていなかった目下の人に対する高峰さんの接し方がどうであるかについても知ってみたいと思った。

    それと、この

    0
    2021年10月21日

    Posted by ブクログ

    日本映画界を代表する昭和の名女優の自伝的エッセイ。一見華やかそうなスターの実人生の苦闘とそれでも前向きな生き方には心打たれる。

    昭和50年11月から半年週刊朝日に連載されたエッセイ。リアルタイムではほぼ知らないが昭和の名女優、その半生を綴ったエッセイ。名子役から名女優へ。独自の感性と表現力。女優と

    0
    2020年08月24日

    Posted by ブクログ

    掛け値なしの名著。高峰秀子は人生の達人だ。
    司馬遼太郎が高峰秀子を「どのような教育を受けたらこのような人間ができるのだろうか」と評したというが、子役でデビューして小学校もろくに行っていない高峰は、学校教育をほとんど受けていない。では、どうしたのか。彼女が自分自身を教育したのだ。本書を読んだ今なら自信

    0
    2020年08月14日

    Posted by ブクログ

    あとがきで、沢木耕太郎がこの本の面白さ、というか文章のうまさについて真っ正面から考察していて、よくぞやってくれたと思った。
    そう、内容じゃなく、文章、語り口の魅力なんだ。そういう意味でいうと安野光雅も私にとっては同じなんだけど。この人の文章ならなんでも読みたいと思わせる。

    『巴里ひとりある記』も、

    0
    2018年09月11日

    Posted by ブクログ

    「勲章なんて要りませんたら、要りません」なんて、まるで漱石のようですね。この清々しさも女史の魅力のひとつですね。そして、ひとりパリに日本から逃げるように旅立つその姿に言いようもないいじらしさを感じます。幼いころから苦労を重ねてきてつらいことも人知れず経験したことが窺えますが、それにもめげずに素晴らし

    0
    2014年06月21日

    Posted by ブクログ

    高峰秀子が1975年に「週刊朝日」で半年にわたり連載した半生記。改めてまとめて読むと、貧困の幼少期から、大スターに寵愛される少女時代、大人の自我が芽生えてからの養母との激しい確執、その間もただひたすらに働きに働いて、やっと松山善三という魂をゆだねられる人に会ってからの幸せと、一大叙事詩子が1975年

    0
    2025年08月03日

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