コルシア書店の仲間たち

コルシア書店の仲間たち

小説・文芸
580円 (税込)

2pt

かつてミラノに、懐かしくも奇妙な一軒の本屋があった。そこに出入りするのもまた、懐かしくも奇妙な人びとだった。女流文学賞受賞の筆者が流麗に描くイタリアの人と町。(解説・松山巖)
※この電子書籍は1995年11月に刊行された文春文庫を底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    コルシア書店の仲間たち
  • タイトルID
    :
    1213868
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年09月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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コルシア書店の仲間たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    よかった。
    こんなふうに海外生活を振り返りそこにいた人たちに思いを馳せるって素敵。イタリアの小さな街の書店員として過ごした作者の濃い時間や愛おしさが伝わる。いい街だなぁ。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    大きな起伏があるわけではないけれど、登場した人物たちとの時間や記憶が、読み進めるごとに心に刺さってくる。もう少し歳をとったら、もう一度読みたい。見え方が変わる気がする。

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    淡々とつづられている文章を読み進むと、何となく泣けてくるような気がする。
    文章そのものに鎮静効果があるように感じるのは、少し昔の出来事をあとから整理して書いているからなのかな、と思ったりもする。
    コルシア書店、というのは日本によくある町の本屋とは異なり、哲学者や思想家のような人々が集まって議論をするような場でもあったようだ。
    日本にもそういうサロンのような雰囲気の書店があるのかもしれないが、自分の周辺には無い。少し羨ましい気がする。

    0
    2021年03月28日

    Posted by ブクログ

    かつてミラノの小さな書店に集った仲間たち。
    その一人ひとりが、須賀さんの静かで温かな眼差しを通して細やかに描かれている。
    須賀さんは彼らをいつも真っ直ぐに見つめ、深い愛情を持って接していたのだろうと思う。

    扉のウンベルト・サバの詩がすごく好き。
    生きることに疲れてしまった時、そっと寄り添ってくれそうな言葉だと思う。出会えてよかった。

    0
    2021年02月13日

    Posted by ブクログ

    須賀敦子さんが『ミラノ 霧の風景』で女流文学賞、講談社エッセイ賞を受賞したのが1991年と知り「なるほど、あの頃か‥」と強烈に思い出した。平成3年。昭和から平成へ変わってまもない頃。
    世界では湾岸戦争が起こり日本では雲仙・普賢岳の火砕流で多くの方々が亡くなった年。(個人的事情で忘れられない年でもある。)
    本書はその翌年、1963年に著者がミラノを去ってから二十余年、63歳の時出版されたもの。須賀敦子さんの美しく無駄のない文章からは彼女が住んでいた1960年代頃のミラノの景色、時代の移り変わりがリアルに伝わってくる。
    須賀敦子さん入門本としてはずせない一冊。

    0
    2022年05月17日

    Posted by ブクログ

    お布団に入って、
    寝る前に聞く、
    おばあちゃんの思い出話、のような作品。

    イタリアで過ごした若き日の思い出が、
    たんたんと綴られています。

    小説のように客観的。

    感情が抑えられているぶん、
    じわーと、胸がくるしくなる。

    「もう過ぎたことだけれど」 みたいな、
    諦め?のようなもののアンニュイな感じに、
    いつも涙ぐんでしまいます。

    0
    2020年05月04日

    Posted by ブクログ

    書店という言葉だけでワクワクさせられた。
    さらに外国という文化の違いに興味をそそられて読み始めた。
    関わってきた人達が淡々と描かれていた。
    それでいて心に染み入ってくるような感覚を味わうことが出来た。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    六十年代のミラノ、サン・カルロ教会の中の小さな書店。
    1950年代の半ばに大学を卒業し、イタリアへ留学した著者は、詩人のタヴィデ・マリア・トゥロルド司祭を中心にしたミラノのコルシア・ディ・セルヴィ書店の仲間として迎え入れられる。理想の共同体を夢みる三十代の友人たち、かいま見た貴族の世界、ユダヤ系一家の物語、友達の恋の落ちつき先など書店の人々をめぐる情景を流麗に描いたエッセイ。
    入口のそばの椅子 ツィア・テレーサ
    銀の夜
    街
    夜の会話
    大通りの夢芝居
    家族
    小さい妹
    女ともだち
    オリーヴ林のなかの家
    不運
    ふつうの重荷
    タヴィデに ──── あとがきにかえて

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    イタリアはミラノの教会の一部を改造して設けた書店。そこに集った仲間たちとの思い出や書店が辿った運命を綴ったエッセイ集。
    著者は1929年生まれ。まず、この年代に生まれた女性で、日本から遠く離れた異国に留学していた方がいたことに驚きます。
    私にとって本屋は、まだ見ぬ面白い物語を探しに行く場所ですが、彼女がいたコルシア書店は、理想的な共同体や自分たちがどう生きるべきかの意見を交換したり詩や書物にまとめたりして出版する重要な活動拠点であり、政府や教会側から監視され活動を制限されるほど、存在感のある場所だったようです。
    当時の思想や国を取り巻く環境、理想とされた共同体について、私は正直「難しいことは全然わからんな……」状態ですが、登場人物たちの本に対する情熱や人から忘れられることの寂しさ、わかり合えずにすれ違ってしまうことや変わっていくこと、居場所があることのありがたみなどの描写がとても好き。
    ページをめくれば、生きている彼らに出会えます。例えるなら、当時の書店に、本の外側から飛び込んでいけそうな程に。美しくて強度のある文章。色褪せることの無い、素晴らしいエッセイだと思います。

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    ミラノに実在した書店に出入りする、様々な境遇の人たちにまつわるエッセー。
    それぞれがそれぞれに不幸を背負い、もがきながら不器用に生きている。
    みんながハッピーではないけど、そんなものなのかも知れない。
    他人が見たらそう見えてしまうけど、本人はそれなりに時々幸せを感じたり。
    結局自分もそうかもと思ってしまう。

    0
    2023年07月31日

コルシア書店の仲間たち の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    コルシア書店の仲間たち
  • タイトルID
    :
    1213868
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年09月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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