君を守ろうとする猫の話
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君を守ろうとする猫の話

737円 (税込)

3pt

4.2

40言語以上で翻訳された『本と猫』続編!

幸崎ナナミは、中学二年生。重い喘息のため、放課後はもっぱら、ひとりで図書館に通う日々を過ごしている。その図書館から最近、本がなくなっているらしい。ある日、館内で「書棚に潜む影」を見かけ、そっと後を追いかけると見慣れたはずの通路の奥が、青白い光に包まれていた。「近づかぬ方が良い」。振り返るとそこにいたのは翡翠色の目をした猫であった。
危険を諭す猫をよそに、光の中へと踏み出すナナミ。書棚に囲まれた通路を抜けると現れたのは、巨大な壁がそびえ、銃を構えた兵士が守る城であった。中ではなんと、本が燃やされていたのだ。
これまで、持病のためにさまざまなことを諦めてきたナナミだが、大切な本が燃やされていくのを黙っているわけには行かない。
「人は歳を重ねた分だけ、視野が広がるとは限らない。大切なものは心で見なければいけないのに、心の目はあっという間に曇ってしまう。子供の頃はあんなに大切にしていた本を、時とともに忘れてしまうように、気づかないうちに大事なことをどんどん失って、それだけ身軽になったつもりでいるんだよ」
新たな迷宮へ、ようこそ。

※この作品は過去に単行本として配信されていた『君を守ろうとする猫の話』 の文庫版となります。

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守ろうとする猫の話 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 本を守ろうとする猫の話
    715円 (税込)
    「お前は、ただの物知りになりたいのか?」  夏木林太郎は、一介の高校生である。幼い頃に両親が離婚し、さらには母が若くして他界したため、小学校に上がる頃には祖父の家に引き取られた。以後はずっと祖父との二人暮らしだ。祖父は町の片隅で「夏木書店」という小さな古書店を営んでいる。その祖父が突然亡くなった。面識のなかった叔母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るために林太郎の力を借りたいのだという。  お金の話はやめて、今日読んだ本の話をしよう--。  感涙の大ベストセラー『神様のカルテ』著者が贈る、21世紀版『銀河鉄道の夜』!
  • 君を守ろうとする猫の話
    続巻入荷
    737円 (税込)
    40言語以上で翻訳された『本と猫』続編! 幸崎ナナミは、中学二年生。重い喘息のため、放課後はもっぱら、ひとりで図書館に通う日々を過ごしている。その図書館から最近、本がなくなっているらしい。ある日、館内で「書棚に潜む影」を見かけ、そっと後を追いかけると見慣れたはずの通路の奥が、青白い光に包まれていた。「近づかぬ方が良い」。振り返るとそこにいたのは翡翠色の目をした猫であった。  危険を諭す猫をよそに、光の中へと踏み出すナナミ。書棚に囲まれた通路を抜けると現れたのは、巨大な壁がそびえ、銃を構えた兵士が守る城であった。中ではなんと、本が燃やされていたのだ。  これまで、持病のためにさまざまなことを諦めてきたナナミだが、大切な本が燃やされていくのを黙っているわけには行かない。 「人は歳を重ねた分だけ、視野が広がるとは限らない。大切なものは心で見なければいけないのに、心の目はあっという間に曇ってしまう。子供の頃はあんなに大切にしていた本を、時とともに忘れてしまうように、気づかないうちに大事なことをどんどん失って、それだけ身軽になったつもりでいるんだよ」  新たな迷宮へ、ようこそ。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『君を守ろうとする猫の話』 の文庫版となります。

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君を守ろうとする猫の話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現代人に向けた寓話(≓おとぎ話)のような作品だった。

    若干ファンタジー寄りだけど、現代の問題を突き付けてくる鋭い切れ味だった。

    「他人を蹴落としてでも、自分の成功を求める人たち」
    これは一つの手段として、決して悪ではない。そういう存在が登場する。
    ただそのやり方が是か非かは、人によって考えが違う

    0
    2026年03月22日

    Posted by ブクログ


    多くの社会的な方々が目を背けているのが本当に気づいていないのか、そんな事実に真正面から取組んでいる作品

    P119競走に参加することを拒んだ者たちまで、無条件で敗者にしてしまう凄まじい強制力
    P180欲望をコントロールし、欲望から自由であることこそが、真の自由だと定義された時代もあった

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    「本と猫」シリーズの2作目
    1作目と同じように、話の中に引き込まれて読み終わった後に、今について考えさせられる話だった。
    自由とは?
    今の人たちが自分のことで精一杯になってしまって正当化したいから、「自分らしく」を盾にしているんだろうか、作者の考えがしっかりと言葉にされていて、有無をいわせない説得力

    0
    2026年03月11日

    Posted by ブクログ

    私も灰色の兵士かもしれない。
    前作同様でたくさんの名作がオマージュされていた。
    あの名作の名言や、名シーンがあちこちに仕掛けられていて読み手を楽しませてくれる。ちょっと上から目線のあのしゃべる猫や灰色の兵士、友達(本)を一生懸命救おうと走る姿はあの名作を彷彿させる。

    それらを見付けたときのワクワク

    0
    2026年03月20日

    Posted by ブクログ

    中学2年生の女の子が主人公のファンタジー。これは中学生には読んでほしい作品。ファンタジーだけど夏川草介らしくやっぱり少し哲学的でもある。自分らしく、もっと自由に…その言葉の落とし穴とは。現代人が忘れそうになっていること、心を思い出せてくれる本かな。3部作になるみたいですね。3作目が楽しみです。不思議

    0
    2026年03月17日

    Posted by ブクログ

    「本を守ろうとする猫の話」の続編。前作読んでなくても問題はなさそうですが、寧ろ、世界の名著を読んでおくべき。読んでいると色々と心が踊るシーンが多いと思います。

    自分はそういった本を未読なので、本当の意味で本書を堪能できたとは言い難い。主人公の実直さが眩しくて、自分はお城の側なのかもと感じる今日この

    0
    2026年03月14日

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