少将滋幹の母

少将滋幹の母

796円 (税込)

3pt

4.0

左大臣時平のおもわれ人となった北の方は年老いた夫や幼い子と引き離され、宮中奥深くに囲われてしまう。母を恋い慕う幼い滋幹は母の情人がしたためた恋文を自らの腕にかくし、母の元に通う。平安文学に材をとった谷崎文学の代表作。

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少将滋幹の母 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この話の始まりは、色好みの平中こと兵衛佐平定文の色ごとからなる。
    時の左大臣は、政敵菅原道真を追い落とした藤原時平(通称しへい)。時平は年老いた叔父国経の若く美貌の北の方に目を付け、自分のものにしようとしていた。かの北の方は、かつて平中も国経の目を盗み忍んだ相手だ。
    時平は、国経を持ち上げ追い込み、

    0
    2019年12月29日

    Posted by ブクログ

    私が読んだ谷崎作品では、少し異風。
    ご本人がよく登場する。
    谷崎さんは日記に興味がおありと見える。
    人の真実の声が描かれるからだろうか?
    谷崎さんは、見栄や何かをとっぱらった人の気持ちに興味をお持ちでなはないかと思う。だからこそ、なかなか書くことに抵抗のあるジャンルについても書ける豪胆さを持っている

    0
    2015年08月12日

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