皇国の守護者2 勝利なき名誉

皇国の守護者2 勝利なき名誉

990円 (税込)

4pt

「皇国」軍主力の撤退を援護するため寄せ集めで急遽編成した新城指揮下の剣虎兵は、背後に迫る「帝国」軍追撃部隊に奇策をもって果敢に挑む。極北の港に追いつめられた「皇国」軍将兵一万八千を水軍が撤収させるまであと2日。刻々と間近に迫る敵軍から新城は友軍を守れるのか。

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皇国の守護者 のシリーズ作品

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1~9件目 / 9件
  • 皇国の守護者1 反逆の戦場
    990円 (税込)
    氷雪舞う皇国北端の地に鋼鉄の奔流が押し寄せた。兵力と装備に勝る帝国軍破竹の進撃に皇国軍は為す術もなく壊走する。殿軍の兵站将校新城中尉は死力を尽くして猛攻に立ち向かうが。
  • 皇国の守護者2 勝利なき名誉
    990円 (税込)
    「皇国」軍主力の撤退を援護するため寄せ集めで急遽編成した新城指揮下の剣虎兵は、背後に迫る「帝国」軍追撃部隊に奇策をもって果敢に挑む。極北の港に追いつめられた「皇国」軍将兵一万八千を水軍が撤収させるまであと2日。刻々と間近に迫る敵軍から新城は友軍を守れるのか。
  • 皇国の守護者3 灰になっても
    990円 (税込)
    北嶺の武勲で少佐に昇進した新城は皇都に蠢く大貴族の政争の駒となって、皇主に奏上する栄誉と引替えに近衛とは名ばかりの弱兵部隊への転属を命じられた。練兵の間もなく決戦の時は来た。湾を埋め尽くす帝国軍の大上陸部隊を、興廃を賭して皇国軍主力が迎え撃つ。訓練不足の近衛鉄虎兵大隊を率い新城は波打際の最前線に血路を拓く。
  • 皇国の守護者4 壙穴の城塞
    990円 (税込)
    絶望的な戦況の中、新城直衛がついに一軍の指揮権を握った! 大地を覆う精兵を率いる美しき天才作戦家ユーリア姫と死守命令を下された新城。未完の城塞、六芒郭で決戦の時を迎える!
  • 皇国の守護者5 英雄たるの代価
    1,045円 (税込)
    「皇国」皇都の危機を救った六芒郭臨時防衛部隊―新城支隊は窮地にあった戦姫ユーリアと共に決死の脱出行の末、皇都に帰還!皇国に一時の平隠をもたらした新城直江の巨大な功績は滅亡寸前の古都で衆民の歓喜と将家の怨嗟を生み出す。休息もつかのま「帝国」軍の冬季攻勢が始まった。
  • 皇国の守護者6 逆賊死すべし
    990円 (税込)
    予期せぬ帝国軍の冬季攻勢に崩壊寸前の虎城戦線。居合わせた新城は防戦に奮闘する。だが一少佐の巨大すぎる救国の戦果が猜疑と妬をよび、 皇都では新城抹殺のクーデタ計画が……!!
  • 皇国の守護者7 愛国者どもの宴
    990円 (税込)
    帝国東方辺境鎮定軍の冬季限定攻勢に大損害を与え皇都に帰還したのも束の間、今や政争にも影響を及ぼし始めた新城に怨嗟募る将家の顎が忍び寄る。国を過らしめるのは愛国者なのか、それとも逆賊なのか。残り数日で迎える凱旋式を境に暗雲漂う皇都の闇に蠢く無数の影が皇国の歴史を変えていく。
  • 皇国の守護者8 楽園の凶器
    990円 (税込)
    凍てつく冬の朝、駒城下屋敷に銃声が轟き、未だ凱旋式典の残滓を纏う皇都に軍靴の響きが。遂に守原が起ったのだ。玉体を手中にした蹶起軍は市街をも制圧。この“義挙”に近衛中佐新城直衛の決断は!?
  • 皇国の守護者9 皇旗はためくもとで
    990円 (税込)
    近衛中佐・新城直衛は、捕縛に現れた騎兵中隊を瞬時に無力化し聯隊に復帰。皇宮突入を下命した。市街全域を叛乱軍が制圧する中、逆賊殲滅に向かう新城の秘策とは!? 皇都動乱、遂に決着!!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

皇国の守護者2 勝利なき名誉 のユーザーレビュー

人と龍が共存し、様々な取り決めを持った大協約世界。日露戦争を彷彿とさせる戦場が舞台の架空戦記小説です。世界観や人物像、戦記物には必要不可欠な戦略・戦術が細部まで深く作り込まれ、その説得力には感嘆のため息が出るばかり。
主人公・新城直衛は、剣牙虎(サーベルタイガー)を戦力として運用する実験部隊「剣虎兵」の中尉。圧倒的な戦力差を持つ「帝国」に攻め入られ、味方の撤退支援のため敗北必至の戦いに臨まなければならなくなります。
「莫迦と勇者は命の値段が違う」「嫌だ嫌だ。凄く嫌だ。英雄なんて冗談じゃない」……主人公は冷徹かつ現実主義なのですが、だからこそ余計に戦場の苛烈さを感じさせます。
ファンタジー要素も幻想的というより現実的な描写、例えば部隊員である導術兵の主な役割は通信や索敵など、実に実際的。どこまでも最悪な状況下、それでもその中の最善を求め実行する……彼らがどう戦い、どう進み、そしてどこへ辿り着くのか。戦記が好きな方はぜひお試しくださいませ!

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    Posted by ブクログ 2012年10月08日

    「皇国」軍主力の撤退を援護するため寄せ集めで急遽編成した新城指揮下の剣虎兵は、背後に迫る「帝国」軍追撃部隊に奇策をもって果敢に挑む。極北の港に追いつめられた「皇国」軍将兵一万八千を水軍が撤収させるまであと2日。刻々と間近に迫る敵軍から新城は友軍を守れるのか―。

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    Posted by ブクログ 2009年12月30日

    楽しみにしていたマンガの方が、やむなく連載終了ということで、続きは小説を。
    思った以上に読みやすい。

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    Posted by ブクログ 2013年03月31日

    読んだきっかけ:漫画が面白かったから。

    かかった時間:1/27-2/1(6日くらい)

    内容:2巻は、苗川防衛戦途中から、撤退の完了、俘虜、そして帰還してのごちゃごちゃ、まで。

    漫画は2巻の途中まで。
    最後のなにやらかにやらは、初読です。
    作者は、こういった諸事細かな日常の中に刺激を描...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月05日

    漫画の5巻最後までとその後。
    前巻に引き続き、友軍を北領から撤退させるべく殿にて時間を稼ぐ新城大隊。

    渡河した敵のしちょう(※食物を運んでる兵)段列と敵の騎兵との合流を防ぐべく交戦。
    カミンスキィ隊のバルクホルン大尉と衝突。
    失われていく兵の命。
    命じられた時刻まで稼いだ新城は敵ーー〈帝国〉に降伏...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月30日

    2巻目。コミック版はこの2巻の途中までなんですね。 後半で主人公のとある(閨における)癖があらわになるのですが、ちょっと引きました。 今まで読んできて、世界観や歴史と同様に主人公の造形も丁寧な筆致で肉付けがされており物語に入り込みやすかったのですが、この性癖は…女性読者として非常に愛しにくいです。 ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月09日

     北領で味方の撤退完了予定時刻までねばった新城たち。わずかに生き延びた人数は捕虜となり、敵からは高く評価され、住民からは罵倒されながら捕虜交換によって皇国へ帰ってきた。 新城は駒城家ではおおむね好意的に迎えられている。保胤の娘は千早と新城になついていてほほえましいくらいだ。しかし新城には性格的な歪み...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ああ、そうだな。いい表現を思いついた。貴様は誰もいじめはしない。それは確かだ。じゃあなにかって? 決まっている。
     ただ、敵を完膚無きまでに殲滅するだけなのだ。
    (P.210)

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    それぞれの背景が見えてきて、ようやく物語が動き出す感じです。
    コミック版はここまでらしいですが、新城がこれからどう動くのか楽しみです。

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