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本作はタイトルにある「とら×ドラ」のお話です。
これは「虎×竜」を意味しています。
ただし、本物の虎と竜が戦うようなバトルものではありません。
甘酸っぱい学園青春ラブコメディです。ええ、甘酸っぱいです。
高校生の恋愛のあるある、人として当たり前のように抱えそうな葛藤、読んでいて思わず「うんうんあるある...」となってしまう。
それ故に物語に引き込まれます。
恋愛の難しさだけでなく、人と付き合うことの難しさ、しかし難しいがゆえの楽しさというものを本作から学ぶことができると思います。
今恋愛してる、あるいは周囲に恋愛している・悩んでいる友達がいるという紳士淑女の皆様、騙されたと思って本作を手に取ってみてください。
Posted by ブクログ
ゆゆこさん最高!!
面白過ぎっっ!!!!
絵的には萌え路線だけど内容は女の子向けだよ。
いちいちあるかっこがきのつっこみが女目線で笑えるっっww
大河が真冬に黒タイツ姿なのを(本気の100デニール)って書いてあったり(笑)
100デニールは本気だなぁ~って納得しちゃったよぉ
恋ヶ窪先生をいちいちかっこがきでいぢめてたりww
(独身)(公務員)(父母健在)とかっっ!!
最後の方はつい『ひどっ』って笑いながら呟いちゃったし★
内容も泣けるっっ
微妙に揺れる恋心を描いてて適度に重いのが素敵。
みんなが心模様をクリスマスにあわせて描いてて良いっ!!
とらドラマジオススメです(笑)
Posted by ブクログ
『とらドラ!』第7巻。
生徒会長選挙で起こした暴力沙汰で、停学となっていた大河が晴れて復学。そして、次なるイベントはクリスマス!クリスマスが大好きな大河は、期間限定(?)良い子モードで上機嫌。一方、モヤモヤを抱えたままの実乃梨は、部活の練習試合でヘマをして塞ぎ込み、竜児への態度もぎこちない。
そんな中、新しく生徒会長となった北村が、有志による校内クリスマスパーティーを企画。実行委員会として参加することとなった竜児は、塞ぎ込む実乃梨にパーティーへ参加して欲しいと誘うが―――。
大河の竜児への想いが爆発し、実乃梨が知る(確信する)ことになる重要回。逆立ちしても間違いなくこのシーンが本書で一番盛り上がるシーンなのだが、あーみん大好きな私は、その直前のあーみんと竜児のやり取りを推したい。
自分が選曲したことをアピールしながら竜児をダンスに誘うが、竜児の目には自分のことなど入っておらず、考えているのは大河のことばかり。大河が一人帰ったことを伝えると、竜児はその理由を問い詰めてくる。
竜児「なんで?……なんで、そうなるんだ!?」
亜美「そんなの、あたしに言われても知らなーい!」
竜児「なんで、あいつが帰らないといけねぇんだよ!」
亜美「知らないってば!……見たくないもんでもあるんじゃない!?」
竜児「……え……?」
亜美「だから忠告したのに―――ああ、もういいわ。あんたにはなに言っても無駄。あたしの言うことなんか、聞いちゃいないんだ。……どいつも、こいつも……もう、いい」
亜美の手が、もがくみたいに竜児の胸を強く突いた。力に負けて、竜児はあっけなく足をもつれさせる。そのツラを、亜美はもはや見返りもしなかった。
亜美「あたしはもう疲れたから消える。どいてよ、道あけて!やだもう混んで……うざい!一人になりたい、疲れたの!」
上機嫌なところから、やはり竜児には自分のことなど眼中にないことを改めて思い知らされて、急転直下で不機嫌になる様子の解像度が非常に高い。「竜児、大河、実乃梨の歪で焦れったい関係が分かってしまっている上で、自分も竜児に対して思い切った一歩を踏み出せない」、そんな中で思い悩んでいることが分かってしまえるからこその愛おしさなのよ。。。
Posted by ブクログ
想像以上に登場人物の心理が細かく描かれていることには感心せざるを得なかった。
難しい展開が続いている。竜児は大河の隠していた見えない傷に触れた事でこの辺りから大河を気に懸ける様になったのだろうか。大河の方は遂に自分の心に気付いてしまい、まさしく『夢は終われど現実は続く』状態だ。クリスマスにはサンタが来るという夢は終わり、自分はずっとそばに居てくれた人間が好きだったという現実にぶち当たる。
それにしても実乃梨には辛い展開が続くなぁ。本人としては守りたい、心から大切にしたいものがあるからこその行動なんだけど、それが竜児にとっても実乃梨にとっても良い結果を残さない行動になってしまっているからうじうじと悩み続ける。恐らくはストレートにぶつかってしまえばこんなややこしいことにはならずに済むのだろうけど、人は誰しも傷付くことや傷付けてしまうことを怖れてしまう。そうすることで誰かの幸せを守れるのだと信じてしまう。それは決して悪いことではないだろうし、その方法で幸せになれる者もいるかもしれないが少なくとも『とらドラ!』ではそんな上手く生きている人間は居ない。そういった意味では非常に人間臭い作品なのかもしれない。
壊れてしまったクリスタルの星。あれが竜児達を表しているのは確実だろうが、治るもの治らないもの。彼らどちらに辿り着くのだろうか。
Posted by ブクログ
これは目が離せない。竜児が前向きに実乃梨の方を向いて恋をしようとするの巻。
言葉としては出てこなかった、いや竜児と大河の二人だけが気付いてなかったものが表に出る。実乃梨は竜児に惹かれ始めている。実乃梨もそのことは分かっている。実乃梨は大河が竜児のことを必要としていることか分かっている。だから遠慮している。
大河は親に見捨てられ転んで泣いて喚いてそれでも前へ進もうとする。一人で歩いていこうとする。でも一度暖かさを知ってからは、一人じゃ歩けないのだ。立ってられない、支えが必要なのだ。惚れたはれたの浮かれたラブコメ気分だけじゃなくて、心のどこかでみんな持っている、重くて人には見せられなくて隠れているものが浮き出てくる。
大河に竜児、北村に実乃梨、亜美にクラスメイトの皆に。我慢したり泣いたり転んだり人生はうまくいかなくてクソッタレでどうしようもないけれど、それでも前へ進んでいかなきゃ「逢坂大河」の道はやっていけない。
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