ホテルローヤル

ホテルローヤル

小説・文芸
550円 (税込)

2pt

【第149回直木賞受賞作】北国の湿原を背にするラブホテル。生活に諦念や倦怠を感じる男と女は“非日常”を求めてその扉を開く――。恋人から投稿ヌード写真の撮影に誘われた女性事務員。貧乏寺の維持のために檀家たちと肌を重ねる住職の妻。アダルト玩具会社の社員とホテル経営者の娘。ささやかな昂揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出て行く。人生の一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    ホテルローヤル
  • タイトルID
    :
    323013
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年07月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「ホテルローヤル」

    2020年11月13日公開
    出演:波瑠、松山ケンイチ、余貴美子

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ホテルローヤル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人それぞれいろんな事情ってのがある。離婚したことにも、財産を失ったことにも、借金をしたことにも、教え子とともに命を絶ったことにも。後になってから 表層的な結果だけを見て 批判を加えることは誰にでもできる簡単なこと、だけれど、それは同時に一種の暴力だ。たとえ他者から見て 理性を欠いた、不可思議な、あるいは異常な成り行きを選んでいても、その当事者からすれば その時、その場所で、その状況においては他に選択の余地がなかった、最良の選択だったということもあり得るのだ。人生の成功以上に 失脚・零落にもその背後には 芳醇な人生のドラマがある。「人生はチョコレートの箱、開けて食べてみなくちゃ味は分からない」(映画 フォレスト・ガンプ) 他者の人生を安易に批判せず、決めつけず、そこにどんな深い味わいがあるのかと想像する人になりたい。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    とても良かった
    ホテルローヤルを取り巻く人物たちの30ページ✖️7の短編
    時代を少しづつ遡っていき話が繋がる構成、1話あたりが短いながらも各人物の生き様や感情が絵に浮かぶ圧倒的な表現力、という感じでしょうか
    読みやすいが、1話1話が重たい、そんな本です

    0
    2025年12月29日

    Posted by ブクログ

    ホテルローヤル・‥それぞれの短編が過去に遡ってゆく‥
    不思議で目が離せないそれぞれの人々。
    せんせぇ・・・の二人がここで‥‥
    不思議な穏やかさでそのまま静かに終わりました。

    0
    2025年12月10日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さん。Instagramで広告で出てきて気になったので読んでみました。
    時系列が現在~過去なので、次は章を逆にして読んでみたいな。
    静かな寂しい感じの本でした。人間ドラマで読みやすかったです。

    0
    2025年12月04日

    購入済み

    全体を読むと

    一つ一つの物語がそれとなくつながっていて、時間の流れもさまざまで、それが読者にその間の出来事を想像させる。そんな全体の構成はすごいと思う。

    0
    2022年04月14日

    Posted by ブクログ

    釧路にあるラブホテル「ホテルローヤル」を舞台に、世界の隅っこで生きる人の物語が、短編が進むごとに時間を遡りながら展開します。

    私が読んだ文庫本は、この本のサムネとは違っていて、大きなベットの上で女の人が膝に頭をつけて体育座っているものです。
    窓からは日が差していますが、なんとも物悲しい表紙です。
    この物悲しさが短編に共通する寂しさ、虚しさ、鬱々とした雰囲気にぴったり合っています。

    大吉が仕事や自分の家族、愛人を丸ごと抱えるつもりで始めたホテルローヤルが、最終的に冒頭の短編では廃墟となっているのが虚しくて、人生の盛りや陰りを感じられ、なんともいい感じでした。

    桜木紫乃さんと言えばタミヤTシャツ姿が思い浮かぶのですが、その桜木さんからこういう物語が生まれるのがまた面白いです。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    北海道のラブホテル「ホテルローヤル」を取り巻く物語。
    現在から過去へと遡っていくことで、次々と新たな気づきを得られる。
    苦しい生活を送る人々の小さな幸せ、なんとも思えない苦労が読みやすくも細やかに描写されており、するすると読み終えてしまった。
    どの話も続きが、彼ら彼女らのその後の人生が、知りたくなるようなそんな余韻のあるストーリーだった。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ桜木紫乃さんの作品。逆クロニクル型の章立てがほんとうに美しかった。今は廃墟となったラブホテルが、どんな歴史をたどってきたのか……。各登場人物は傍から見ればみな不幸だが、そこに宿る一筋の光を描いている。最後の章を読み終わったとき、その微かな光がいっそう際立って見えた。

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    ラブホをめぐるショートストーリー。
    章が進むと過去に繋がり、人や出来事も
    繋がってくる。
    ラブホの中で働く人々や、作った人の思い、
    それを引き継ぐ娘、客、それぞれの事情や思いを
    面白く読んだ
    寺の嫁に話、星を見ていたのミコが印象的。
    ミコのように働き者で素直な人になりたい

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    廃墟になったラブホテルを舞台に、そこに積み重なった人間ドラマを少しずつ遡っていく構成が印象的でした。
    短編ごとに時代が逆流するように進んでいくので、読みながら「この場所にはどんな人生があったのだろう」と覗き見している感覚になります。

    地方を旅するときに、車でラブホテルの廃墟を通り過ぎることありますが、これまではただ通り過ぎるだけの建物にも、実は多くの人の孤独や愛情が刻まれているのかもしれないと思うと胸に迫るものがありました。

    物語の中でホテルが廃業するきっかけとなる出来事に触れたとき、断片がつながって「そういうことか」と腑に落ちる瞬間があり、胸がキュッと締め付けられました。
    毎日、うまくいかないこと・納得いかないこと沢山ありますが、前を向いて頑張ろうと思いました。

    0
    2025年12月16日

ホテルローヤル の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    ホテルローヤル
  • タイトルID
    :
    323013
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年07月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「ホテルローヤル」

    2020年11月13日公開
    出演:波瑠、松山ケンイチ、余貴美子

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