橋本紡の作品一覧
「橋本紡」の「彩乃ちゃんのお告げ」「いつかのきみへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「橋本紡」の「彩乃ちゃんのお告げ」「いつかのきみへ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
中学受験の入試問題で本書に収録されている「永代橋」という作品が良く使われた、という話を聞きましたが、小学生の(しかも中学受験をするかもしれない、という家庭の)心情描写が見事でした。
6つの作品が収録されていますが、どれも下町の風情が残る深川を舞台にした物語で、昭和の時代とは異なり、隣近所との付き合いが希薄になり「人情」を感じる機会が少なくなった今だからこそ、自分自身では経験していなくても一抹の懐かしさを感じるのかもしれません。
個人的には、かつて銀座でバーテンとして活躍していた初老の男性が主人公の「亥之堀橋」の世界が粋だなあ、と感じました。
親子三代東京育ちですが、残念ながら「西側」の人間
Posted by ブクログ
古典文学と日常が絡まる九つの連作短編。
長くあっていなかった兄が突然家に帰ってくる。そしていつかの日々のように、兄が作る美味しいご飯を食べながら本について語りを重ねていく。お互いの恋人を紹介しあったりもする。
食べること、恋をすること、本を読むこと、生きることの楽しさや愛情がつまった一冊だった。
同じ本を読んで、同じ景色を見て、同じ料理を食べても、感じ方は人の数だけあるはず。そこに意味を見出すのは感じる自分自身だから。
本書に登場するトマトスパゲティのレシピのように、何かが増えたりかけたりしても美味しくなる。それが人生なんだなって思うと、もう少しだけ肩の力を抜いて生きていける気がした。