作品一覧

  • スピノザ 「無神論者」は宗教を肯定できるか

    スピノザ 「無神論者」は宗教を肯定できるか

    ビジネス・実用

    4.7
    1巻990円 (税込)
    考える自由と神への敬虔の両立はありうるか たとえ信者であっても、生活を営む上では神の存在を前提にしてはなかなか生き難い。では、預言や奇蹟と現実世界の両立は不可能なのか。西洋哲学が未解決だった「神学―政治論」の謎に挑み、神への敬虔と考える自由を共に肯定するもう一つの世界のあり方を模索する。 [内容] 第一章 『神学・政治論』は何をめぐっているのか 第二章 敬虔の文法 第三章 文法とその外部 第四章 『神学・政治論』の孤独 スピノザ小伝
  • スピノザの世界

    スピノザの世界

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,012円 (税込)
    スピノザの思想史的評価については多くのことが言われてきた。デカルト主義との関係、ユダヤ的伝統との関係。国家論におけるホッブズとの関係。初期啓蒙主義におけるスピノザの位置。ドイツ観念論とスピノザ。現代では、アルチュセール、ドゥルーズ、ネグリ、レヴィナスといった名前がスピノザの名とともに語られる。スピノザはいたるところにいる。が、すべては微妙だ。――<本書より>
  • デカルト、ホッブズ、スピノザ 哲学する十七世紀

    デカルト、ホッブズ、スピノザ 哲学する十七世紀

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    近代哲学の祖とされ、「心身二元論」に拠ったデカルト。国家契約説をとなえ、「万人の万人に対する戦争」で知られるホッブズ。「神即自然」を主張したスピノザ。十七世紀の哲学シーンを彩る三人の思索は、動乱期のヨーロッパを生きたゆえの魅力にあふれている。神、国家、物体と精神……、根本問題をめぐる三様の思索を、鮮やかに浮き彫りにする。(講談社学術文庫)
  • 哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで

    哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,155円 (税込)
    哲学者たちは何と向き合ってきたか? 日本における哲学の第一人者が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 今回は、デカルトからドイツ観念論までの近代哲学。時代のうねりのなかで、人間の知性の働きを突き詰めた哲学者たちの思索に迫る。決定版の入門シリーズ第2弾!
  • 哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀

    哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,595円 (税込)
    デカルト、スピノザ、ホッブズ、ライプニッツ。この大哲学者たちには教科書ではとうていわからないアブなさと魅力がある。2+3=5なのは、神がそうしたからであって、2+3=6の世界だって神は創造できるのだ、と、デカルトは本気で考えた。この世の現実はぜーんぶ神でできている、とスピノザはいう。何かを行為したら、後からそのつもり(意志)はなかったとは言わせない、というのがホッブズの国家論。神と国家の哲学とは。

ユーザーレビュー

  • 哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで

    Posted by ブクログ

     近代哲学への入門書は少ない。哲学史入門シリーズの第二巻である本書は、その評判に違わず手堅い入門の一冊となっている。一世代前であれば野田又夫氏の様々な仕事を通して近代哲学への道はさまざまに開かれていた。それは「世界の名著」シリーズが現役だった時代までのことである。研究の推移もあってか近代哲学に関してはどこから手を付けて良いのか分からない状況が続いているように思う。それぞれの研究書の精華と思われるような各思想家についての新書などをいくつか読んで全体像をつかむというのが大方の現状なのではないだろうか。そのような凸凹した感じを埋めてくれる近代哲学史の通史そのものはミネルヴァ書房の『新しく学ぶ西洋哲学史』の第三部の大橋容一郎氏の章に見いだされよう。それこそ『新しく学ぶ西洋哲学史』は中央公論新社の『哲学の歴史』シリーズすべてを一冊にまとめたような本であり、現在、最終的に研究の総体を示してくれるレファレンスとしてより深く哲学の世界に分け入ろうとする読者は『哲学の歴史』各巻を読むことになろう。
     本書は第一巻の時もそうであったが齋藤哲也氏の軽妙な語りかけによって哲学史研究の面白さを取り出してくれる一冊である。参考文献の手薄さに関しては、そもそも対談者として選ばれた方々の仕事が窓になってくれることを前提としたうえでのことと受け止めて良いかと思うが、斎藤氏の問いかけが読者が実際に哲学者の本を手に取った際に感じるモヤモヤを取り上げて対談者にぶつけてくれていることに本書の特徴がある。最初の上野修氏との対談では、近代哲学は神もしくは絶対者の時代であったという指摘は読者の意表を突くものであろう。次の戸田剛史氏の回では、哲学史研究そのものの在り方を見直すべき研究動向を窺わせ、その射程はトマス・リードにまで及ぶ。次の御子柴義之氏のカントの回は、カント哲学を彩る哲学用語がこれまでになく有機的に提示される最良のカント入門である。そして大河内泰樹氏との回では、正反合で語られる弁証法理解はそもそも正しいのかといった様々な問いかけがされるが、特に本章はヘーゲル読解で回り道をしないためにも必読の章である。そして最後の山本貴光氏と吉川浩満氏との回では、哲学を学ぶってどんなことなの?という一歩引いた場所からの問いかけに、評者は哲学を学ぶには面白がり続けることが大事なのだと思い至った。
     本書を通してもお分かりかと思うが、近代哲学は非常に個性の強い思想家たちが犇めき、決して時代の動向などで括ることのできないものである。本書はそのような混迷を極める思想史に取り組もうとする読者の背中を一押ししてくれる一冊といえる(ちなみに、通史的な案内として『年表で読む哲学・思想小事典』が頼りになる)。本書で指摘される根本的な問いかけは今まで受け止められてきた通説を覆すだけの力を持ったものばかりであるが、それで今までの研究すべてが否定されるべきものではないことも明らかであろう。むしろ、従来とは違った角度から光を当てることで豊かな思想劇を見出すことができるのではないか、それこそが本書の問いかけなのではないだろうか。哲学に興味あるすべての読者に薦めたい一冊であり、むしろ哲学書を読んで何言ってるか分からないと思った人にこそ手に取ってほしい一冊である。

    0
    2026年09月12日
  • 哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで

    Posted by ブクログ

    カントは一回ではとても理解できなかったが、何度も読むことでその一端は掴めたような気がする。

    そしてヘーゲル。
    もっと深堀りしたいし、自然の無力の考え方は好きだな。
    自然のなかには概念に収まらないものがある。
    カモノハシの例とか、ジェンダーの話とか、なかなか興味深い。

    0
    2026年04月16日
  • 哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで

    Posted by ブクログ

    西洋哲学のオールスターというラインナップ。
    通読しまして、やはりここの哲学思想を学びたいなとモチベされました。

    0
    2024年07月16日
  • スピノザの世界

    Posted by ブクログ

    スピノザの哲学は、かつてエチカをチラッと開いて絶望して依頼、中公クラシックの迫力とあわせて敬遠していたが、この本でかなりイメージが変わった

    こんなに透き通った人はいないのではないか
    憧れる

    デカルトが、合理的、機械的といいつつも、とても人間的、実際的であったのに対して、スピノザは超越しちゃってる
    全てが原子だとして、大事なのは心の平穏、アタラクシアとしたエピクロスと、どこかで通じるものを感じてしまっている

    0
    2019年07月23日
  • スピノザの世界

    Posted by ブクログ

    新鮮な思考がある。
    目的と衝動。目的をはっきりすれば禁欲するまでもない。愛でも全知全能でもない神。自由意志の否定。幾何学的証明。政治と国家。

    0
    2019年02月24日

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