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Posted by ブクログ
自然法則の課する正しい規範が偶然にもあらわれ「神の統治」「神の法」ができた。みんながそろって賢者でなくても全うに存続する社会ができた。
聖書は、そんな素敵な社会が出現する過程をややオーバーにつづった有難い記録である。
現代は偶然に頼らず「人民の統治」「国家の法」が出来てる。
ここがすでに神の国☆
しかし「神の統治」「神の法」=「人民の統治」「国家の法」の失敗によって迷信がはびこる~。
ってゆうのがスピノザの考えらしい。(私の勝手な解釈では…)
オーバーで分かり難い聖書からではなく、政治の仕組みやら憲法でも読んでみようかwww
スゴク良かった。
借りたけど、購入したいくらいだ~ 五ッ星♪
Posted by ブクログ
著者の「スピノザの世界」が分かりやすかったので、勢いで、こちらのほうも読んでみた。「スピノザの世界」が「エチカ」を中心としているのに対し、本書はスピノザの生前にでた主著(?)「神学・政治論」を中心とした宗教・モラル・政治論。
「スピノザの世界」が、「エチカ」を時代や社会環境を超えて、そのテクスト自体から読み解いていく試みであったのに対して、本書は、当時の社会情勢や思想的なコンテクストを踏まえながら、「神学・政治論」を読み解いていく。といっても、著者の読みは、やはりスピノザのテクストの論理に忠実で、隠された意図、例えば、「本当はスピノザが主張したいのは無神論だが、それを直接的に言えないので、こういう主張の形をとったのだ」という読みを排除する。つまり、表題のとおり「無神論者がなぜ宗教を肯定できるのか」というパラドックスに正面から答えようとしているのだ。
著者によると、スピノザの聖書の読みは、いわばテクストとしての読みであり、また、聖書のロジックはそれ自体正しく、そしてそれは政治的な権力ともつながる、とのこと。これは、きわめて、フランス現代思想っぽい世界で、なかなかスリリングだ。
スピノザは、その倫理のみならず、権力論においても、ニーチェみたいなんだな、と思った。
面白い本だと思うが、100ページの本が、1000円もするというのは、少し高いのではないだろうか。なので、満足度は4点としておく。
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