棚橋志行の作品一覧
「棚橋志行」の「暗殺の冬」「コルシカの幻影を打ち破れ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「棚橋志行」の「暗殺の冬」「コルシカの幻影を打ち破れ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
1986年、冬。スウェーデン首相が暗殺された夜に、寂しい寒村でひとりの女性が殺された。それは連続殺人犯の最初の犯行だった。しかし暗殺事件の余波で捜査は十全に行われず、第二、第三の事件を許すことになった。第一の被害者を救えなかった刑事スヴェンは姿なき暴行魔を単身、追い続けた。執念の捜査は警官となった息子ヴィダルに引き継がれたが……。
そして現在。作家である「私」はこの村に帰郷する。かつてスヴェンの相棒の刑事だった老女エヴィと私が知り合ったことで、ついに封印されていた恐るべき「罪」が姿をあらわしはじめる。
帯にある「十年に一度の傑作」かどうかはさておき、味わい深い作品。スウェーデン・ミステリの底
Posted by ブクログ
まず人物描写が素晴らしい!
スヴェンからヴィダル、そして私と視点が変わっていくけどどれも読み口が違って楽しい〜。
解説の池上さんの1行目と同じく毎日噛み締めながら読んだ。1日10ページも読まない日もあったけどそれでも十分味がする感じです。
丁寧に描写されるけども中だるみせず、いま各人物がどうなっているか示唆する上品な文章が入ったりと楽しい。
スヴェンから見たヴィダル、ヴィダルから見るスヴェンと父子ものとしてもかなりいい!好きですね〜こういうの。
事件の真相がわかりそれが親父のやった事をひっくり返してしまうなんて展開は辛いですね。
これが著者の初翻訳?ならもっと他のも翻訳してほしいなぁ。
最近
Posted by ブクログ
クリストフェル・カールソン『暗殺の冬』文春文庫。
スウェーデン・ミステリー。
本の帯に『人間の罪を静かに見つめる十年に一度の傑作。』というコピーがデカいフォントで掲載され、ニューヨーク・タイムズ紙、ベスト・ミステリ選出となれば、見逃せない。
小説の構成上、時間経過が遡ることが多いのだが、全く煩わしさは無く、ページを捲る度に次々と読者の興味を惹いていくという造りになっている。警察官親子2代に亘る執念の捜査と住人たちを震撼させた連続レイプ殺人犯『ティアルプの怪物』の正体とは。そして、第一部の語り手である作家である『私』が最後にどんな真実に辿り着くのだろう。
全く救いの無い結末だった。登場人