作品一覧

  • 少年とオブジェ
    3.7
    1巻605円 (税込)
    電球のあの、いまにも割れそうな薄いガラスの中には何が入っているのだろう? もしかして、地球からずーっと離れた宇宙の空間が入っているのかも! 学校で、道路で、台所や机の上でおつきあいしたいろいろな物たち。物の中には何かが隠されているような気がする……そんな“赤瀬川少年”が謎を追う!
  • 新解さんの謎
    3.7
    辞書の中から立ち現れた謎の男は、魚が好きで苦労人、女に厳しく、金はない――。「新解さん」とは、はたして何者か? 三省堂「新明解国語辞典」のページをめくると、あなたは濃厚な言葉の森に踏み込んでしまう。【恋愛】【合体】【火炎瓶】【浮世】【動物園】……数々の、あまりに親切な定義に抱腹絶倒しながらも、「新解魂」に魅せられていく、言葉のジャングル探検記。“紙”をめぐる高邁深遠かつ不要不急、非パソコン的世界からの考察「紙がみの消息」を併録。
  • じろじろ日記
    3.0
    1巻770円 (税込)
    赤瀬川さんはどこでもじろじろしている。いつでもじろじろしている。すると、カラスはなぜ黒いのか、とか、函館の建物はなぜモスグリーンにぬられていたのか、とか、ニッサン・パオはなぜ「どことなく」違うのか、という大テーマがわいてきて、きっとこういうことなんだ、という答えまでわいてきてしまうのです。ヒトのこともモノのことも、今のことも昔のことも、目に飛び込んでくるものにはみんないわれがある。見ることの面白さ・楽しさを存分に味わえる極上の観察エッセイ。
  • ごちそう探検隊
    3.0
    1巻660円 (税込)
    九州に住んでいた少年時代、納豆は幻の食べ物だった。甘納豆から甘を取った納豆ってなんだろう? 機内食はどうしても飛行機に乗らなければ食べられないのか? 究極のグルメは、やっぱり点滴だと思う――。三井物産へ行って、ふかふかの絨毯に驚いたり、回転寿司を食べながらスケールの大きなことを考えたり、ヤクザの人に追いかけられた末に、牡蠣鍋を食べたりと、好奇心と食欲のおもむくままに綴ったエッセイ。赤瀬川流グルメワールドが、多数のイラストを添えての大展開。
  • 「墓活」論
    3.0
    1巻999円 (税込)
    著者赤瀬川原平さんは、『新解さんの謎』『老人力』などの著作で世の中を“脱力”させてきました。そんな原平さんが着目したのはお墓です。そのお墓を巡る墓地、墓石の選定といった墓作りからお彼岸や周忌の墓参りにいたるまでの諸活動を著者は「墓活」と呼びます。人間誰もが最期にお世話になる場所ですが、普段からあまり考えることのないものです。ところが「墓活適齢期」を迎えると急にあわただしく墓活にいそしむ人が少なくありません。実は原平さんもその一人です。親のお墓を「引越し」するときの墓活の逸話は聞けば聞くほどドラマチックで、墓活も人生の大事な一場面であることを痛感します。本書は原平さんの墓活体験を中心に本やカメラの墓活にまで話を広げつつ、お墓のことをゆるくまじめに考えてみた1冊です。

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  • ふしぎなお金
    -
    財布は拳銃や刀に似ている。護身用であり、権威にもなるからだ。財布は人を殺すための道具ではないけれど、「人は金のために人を殺したり、金のために自分の首を吊ったりして、金はやはり隠然たる凶器の光を忍ばせている」――。お金とはいったい何なのだろう? 「千円札裁判」で日本現代美術史に一石を盗じた赤瀬川原平が、お金の本質について考える。
  • 四角形の歴史
    -
    犬は風景を見るのだろうか? 四角い画面。四角いファインダー。その四角形はどこからやってきたのだろう……。前衛美術家・漫画家・芥川賞作家である赤瀬川原平が、晩年に遺した「こどもの哲学 大人の絵本」第2弾。文明論的な考察にまで思索をめぐらせ、読者を「眼の冒険」にご招待します!
  • 自分の謎
    -
    どうしてぼくは、ここにいるのか。誰とも違う・誰にでもある。自分は世界にひとつだけ。自分が自分であることの不思議について――。前衛美術家・漫画家・芥川賞作家である赤瀬川原平が、晩年に遺した傑作絵本。言葉からイメージへ、あるいは逆に、イメージから言葉へ。自在に往環し、読み手の思考を揺さぶる。「こどもの哲学 大人の絵本」第1弾!
  • 少年とグルメ
    -
    1巻605円 (税込)
    遠足の日のガム。食べても食べても減らない菓子の初登場は凄かった! ――ニッポンのそこここに貧乏がゴロゴロしていた少年時代の、空腹と食べ物をめぐる連作エッセイ。特異な感覚をもって、虚実ないまぜの語り口で料理した本書は、おかしくせつなく懐かしく、飽食の時代に逆説にみちて、妙にクセになる味の本。空腹はおいしい! 負け惜しみで言うんじゃないけれど…。
  • 少年と空腹 貧乏食の自叙伝
    -
    1巻704円 (税込)
    日本中が貧乏だった著者の少年時代、空腹を抱えてさまざまな工夫を凝らし、何でもかんでも「食べ物」にした日々。おかしくせつなく懐かしい、美食の対極をゆく食味随筆の奇書。飽食の時代にこそ噛み締めたい、逆説に満ちた、食事風景の昭和史。『少年とグルメ』改題。
  • 優柔不断術
    -
    1巻726円 (税込)
    何かものごとを始めようとする時、ああしようか、こうしようかと一つ一つ丁寧に考えていると「ぐず」だと言われる。いきなり「こうだ!」と決めると「男らしい」と言われたりする。本当にそうなのか? 決断こそが素晴らしいのか? 優柔不断でいいじゃないか! 優柔不断万歳!!
  • 老人力 全一冊
    -
    1巻880円 (税込)
    老人力とは何か? 物忘れ、繰り言、ため息等、従来は、ぼけ、ヨイヨイ、耄碌として忌避されてきた現象に潜むとされる未知の力。20世紀末に発見され、日本中に賞賛と感動と勘違いを巻きおこし、国民を脱力させた恐るべき力。あの笑えて深い名著が正続2冊あわせて電子書籍に。
  • 今昔コトバ散歩
    -
    1巻620円 (税込)
    『新解さんの謎』『老人力』などの著作で世の中を“脱力”させてきた赤瀬川原平さんが、あちらかと思えばまたこちらと言葉の森を散策します。若者言葉の「きよぶた」とは何か。それはやはり豚肉の一種なのか? 肉の筋や脂身のない清い豚肉のことなのか? いやいや正解は「清水の舞台」。清水の舞台から飛び降りるくらいの決断ぶりをさして、「きよぶた」というらしい。なるほどと赤瀬川さんは納得する。ほかにも、結婚しろと周りからかけられる無言の圧力をさす「婚圧」。婚活ならぬ、自分にぴったりの墓地探し活動をいう「墓活」。喫煙場所を求めて彷徨するタバコ難民を示す「タバナン」(赤瀬川さんの造語)など、24の言葉が採集される。すべての言葉には、赤瀬川さんをリスペクトする気鋭のイラストレーター寄藤文平氏のポンチ絵が添えられており、二人の異才のコラボレーションも本書の見所。最後に問題です。「ガラスマ」とは何でしょう?(正解は本編でご確認ください)PHPスペシャルで人気を博した連載が電子オリジナルでリリース!

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ユーザーレビュー

  • 新解さんの謎

    Posted by ブクログ

    面白ろ過ぎ!新明解国語辞典の 面白く楽しい解釈に、ニヤニヤ笑っ
    数え方や、女性の表現に?この辞書編集者は 一体何者?と 思わず 笑ってしまう 1冊
    何度読んでも楽しい!!
    辞書が読みたくなります

    0
    2025年10月06日
  • 新解さんの謎

    Posted by ブクログ

    ワタシのスマホに大辞林と新明解がある。
    試しに「足」を引く。
    【大辞林】
    「ーを組んで椅子に座る」「ーに合わない靴」
    【新明解国語辞典】
    「すらりとしたーの長い女性」
    ーを取られる(道がぬかるんでいたり、酒を飲みすぎたりなどして、うまく歩けない)

    スマホでも実感国語辞典なのだった

    0
    2024年09月30日
  • 新解さんの謎

    Posted by ブクログ

    本が好きな人はきっと好きな本。
    お腹抱えて笑いながら読んだ。
    始めの恋愛の話の所は「下ネタか…」と思っちゃうけど、
    その次の「馬鹿」でめちゃくちゃ引き込まれるから、そこまでは絶対に読んで欲しい。

    0
    2018年03月25日
  • 新解さんの謎

    Posted by ブクログ

    後半の紙がみも良かったけど、何といっても圧巻はタイトルにもなる前半部分。初赤瀬川作品だったけど、入門作として抜群の掴みでした。新解さん、こんなに面白いとは思っても見なかったです。というか、そもそも最近、国語辞典を引く機会が基本無いので、気付きようがないってこともあるんですが。とはいえ、たとえ受験生時代であっても、ここまでじっくり例文を吟味する習慣はなかったから、まさに驚きの連続。まさかの個人的主義主張の連発は、抱腹絶倒の面白さ。素晴らしかったです。

    0
    2018年03月22日
  • 新解さんの謎

    Posted by ブクログ

    面白すぎる、、表現、想像力、感受性の豊かさ、、!
    こんなに辞書に対して、愛おしさとか、感情移入とかしたことってあるだろうか。
    SM嬢(解説してくれる女性)のコメント。赤瀬川さんの優しさに、もう胸が熱くなる。笑
    そこまで新解さんに歩み寄ってあげるの?優しいでしょう!
    いろんな楽しみ方ができるし、
    元気がないときに読んだら、もう理由なく元気になります。

    ただ、ちょっと大人になってからの方が楽しめるかしら。。
    10代だとイマイチピンとこないかもな、、20代後半から?おすすめ

    0
    2016年12月30日

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