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Posted by ブクログ
SQiPシンポジウムの特別講演を聴いて読んでみたくなりました。
「組織」は、どんなときに「組織」として見えるのか。筆者はこう書いています。
近代組織論の創始者バーナード(Chester I. Barnard)は、二人またはそれ以上の人々の諸活動または諸力が意識的に調整されているときに、「組織」--これをバーナードは協働システムと呼んでいる--として見えるのではないかと考えた。
……略
実は、バーナードの非凡なところは、先ほどの公式組織の成立条件として、次の三つを提示した点にあった。
① コミュニケーション
② 貢献意欲
③ 共通目的
言い換えれば、この3条件が満たされたとき、われわれはそこに「組織」を見るというのである。
この組織の定義にはすごく納得しました。
某ML(GA)を横目で見ていて確かに危険水域ではあるけど、大丈夫と思ったのも、コミュニケーションはなんとかとれているし、メンバー全員が貢献しようと頑張っているし、目的はなにより明確だから組織として成り立ってると思ったからなんだなと自分の勘を論理的に理解することができました。
逆に、一見どんなに波風が立っていなくても、会うことも少なく、貢献することもなく、目的もよくわからないと、組織名はあって名前も連ねていても成り立っていないというか、、、いやいや、あれは、組織が必要なわけじゃないからそれでよいのですが……。
★★★
筆者の最後のまとめが気に入ったので引用します。
私たちは、努力している若者が好きだ。人には見えていないような陰の部分でも手を抜かず、一生懸命にやっている若者が大好きだ。もう少し要領よくできないものかと、いつもハラハラしているが、たとえ、すぐに結果は出せなくても、私たちは、君たちのする事をずっと見守っている。だから、いつか、君たちの力を本当に必要とする日がきたとき、私たちは迷わず君たちを選ぶだろう。そして、君たちと仕事をともに出来ることを心から誇りに思うはずだ。これは偉そうに、上から目線で言っているわけじゃない。君たちのファンとして言っているんだ。
ソフトウェアテスト業界もいい若者が育ってきていますよね。