【感想・ネタバレ】組織の思想史 知的探求のマイルストーンのレビュー

あらすじ

【名著を縦横無尽に読み解く知的興奮の書】
『経営者の役割』『経営行動』『オーガニゼーションズ』『オーガニゼーション・イン・アクション』『組織化の社会心理学』。これらの著作は組織をどのようにとらえてきたのか、これらの名著の価値は本当に理解されているか? 経営組織についての様々な解説書は煎じ詰めればこれらの名著の延長線に過ぎない。だが、これらの書名を聞いたことはあっても読んだことがないのは実情ではないだろうか。平明な語り口で組織の本質を語ることについては当代一の経営学者が、ほぼ10年おきに出現した組織論の名著を大胆に読み解き、その知られざる本質に迫る。

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Posted by ブクログ

経営学の流れが体系的にわかる良書であり、大変勉強になった。読んで良かったと心から思える知識が詰まっていた。

特に、
1958年のMarch & SimonのOrganizationsで、すでに『高い職務満足は高い生産性につながらない』ことが示されている。
というのは今後明確に引用できる内容で使っていきたい。

ただ、ワイクの組織化の社会心理学、については、本書においてもなお混乱が見られる印象であり、結局何がワイクの主張なのかはわからなかった。

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2025年08月09日

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