小林玲子の作品一覧
「小林玲子」の「がんばりすぎるあなたへ 完璧主義を健全な習慣に変える方法」「グッド・ガール」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
文句なしの良書。
文章も平易で読みやすくわかりやすいし、『昆虫』というテーマで幅広く過不足なく章立てされていて理解しやすい。
最近話題になっているコオロギ食で、なぜコオロギがクローズアップされているのか、大変納得出来る理由が提示されていて、なるほどこうした理由があってのことかと納得出来た。昆虫食については今までも研究自体は色々されていて、現在の酪農システムを維持するのは、色々と限界が生じるのではないかという危惧もあり、より効率の良いタンパク源を求めての研究であったわけだが、昨今で見かける意見は感情論が多くを占めていて、違和感を覚えていたのだけれど、その違和感の招待が理解出来た気がした。
海外では日本ほど、昆虫愛好家は多くはないと聞くので、この著者の焦燥めいた危機感はそれを前提としてはわかる気がする。
それはそれとして、小難しい話を抜きにしても、小ネタの宝庫でもあるし、2022年4月に発行されているのでデータも新しい。魅力的に本なので、早くも今年のオススメ本のトップ10に入りそうだと考えている。
Posted by ブクログ
この本を読むと、エジルはサッカー選手以上の存在に感じる。バックグラウンドであるイスラム教やトルコルーツは彼にとって非常に大きな意味を持っていて、一見関係なさそうなサッカーにも大きく影響していてた。まあメディアでもよく取り上げられていたから、何となく感じてはいたけど。
印象的だったのはエジルとチームメイト、監督との関係性。特にセルヒオ・ラモスとモウリーニョとの関係性は、本人のキャリアにも大きく影響を与えたんだと思う。ラモスはエジルにとって兄貴のような存在で、まさに相思相愛という感じだった。モウリーニョに関しては、良好な関係だったのかどうかはよく分からないが、エジルの成長に間違いなく貢献している。
エジルがトルコ系のバックグラウンドを持つことから、「多様性」について改めて考えさせられる機会ともなった。「勝てばドイツ人、負ければ移民」と見なされてしまう。そりゃあ代表も引退したくなる。
Posted by ブクログ
「勝てばドイツ人、負ければ移民」
エジルがジダンを尊敬するのは、二人が全く同じ境遇だからってのもあるよね。
ジダンもアルジェリア系フランス人で、エジルもトルコ系ドイツ人。
そういえば、早稲田の入試で『支配なき公共性』が出題され驚いた。
「ありがとう、ジダーヌ、フランス万歳」とあった。
エジル「得点しても喜ばないようにしたのは、誰も不快にさせたくなかったからです」
(66頁)
「ひとつの心臓にドイツとトルコ、二種類の血が流れることだってある。ドイツ人らしい思考と、トルコ人らしい感性。それが移民の融和というものだ。一流のサッカークラブに、たがいを尊重する空気が息づいているように。」
(67頁)
「タックルをよけようとする選手はいなかった」ってすごいよな、どんだけ熱い試合なんだよ。
飼っている犬が家から飛び出してしまい、ヴェンゲルに練習を休みたいと直談判するエジル、かわいい。