作品一覧

  • 台湾はだか湯めぐり 北部篇
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 台湾好きから銭湯ファンまで唸らせる! 世界一温泉密度の高い国・台湾をディープに楽しめ、台北からアクセス良しな、北投・烏来・金山・紗帽山の湯めぐりガイド16選。台湾人も知らないディープな銭湯? なぜ日本式の温泉があるの? 浴室で台湾グルメが食べられる?! グルメ×人情×はだかで入れる台湾お風呂情報はもちろん、意外と知られていない台湾の風呂歴史も学べる楽しいマンガエッセイ。
  • 四維街一号に暮らす五人
    4.2
    1巻2,090円 (税込)
    全米図書賞受賞作家の最新作! 台湾グルメ×レトロ建築×女子共同生活 「あんたと一緒にいない日々は、とても寂しかった」 ワケあり住人たちが味わう未知の痛みと、百年前の台湾料理。 昭和十三年築の日式建築・四維街一号には、 四人の大学院生と酒呑み大家が暮らす。 一階は、BL作家の知衣と聡明でモテる小鳳、 二階は、苦学生の家家とシャイな乃云。 互いに秘めた想いを抱え食卓につく住人たちは、 あるとき『臺灣料理之栞』という古書を発掘する。 五人の孤独が手繰りよせた〈ある家族の苦い歴史〉とは――― ◆池澤春菜さん満腹◆ 「なんでこんなに懐かしいの? 四維街一号に、きっとわたしも住んでいた」
  • 台湾漫遊鉄道のふたり
    4.4
    1巻2,530円 (税込)
    炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも――。 結婚から逃げる日本人作家・千鶴子と、お仕着せの許婚をもつ台湾人通訳・千鶴。 ふたりは底知れぬ食欲と“秘めた傷”をお供に、昭和十三年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。 「私はこの作品を過去の物語ではなく、現在こそ必要な物語として読んだ。 そして、ラストの仕掛けの巧妙さ。ああ、うまい。ただ甘いだけではない、苦みと切なさを伴う、極上の味わいだ。」 古内一絵さん大満足 1938年、五月の台湾。 作家・青山千鶴子は講演旅行に招かれ、台湾人通訳・王千鶴と出会う。 現地の食文化や歴史に通じるのみならず、料理の腕まで天才的な千鶴とともに、 台湾縦貫鉄道に乗りこみ、つぎつぎ台湾の味に魅了されていく。 しかし、いつまでも心の奥を見せない千鶴に、千鶴子は焦燥感を募らせる。 国家の争い、女性への抑圧、植民地をめぐる立場の差――― あらゆる壁に阻まれ、傷つきながら、ふたりの旅はどこへ行く。
  • バウムクーヘンの文化史 パン・料理・菓子、越境する銘菓
    -
    1巻2,860円 (税込)
    いま日本では、菓子店やコンビニなどで、様々な種類のバウムクーヘンを気軽に食することができる。中央に穴が空き、「年輪」に見立てられるユニークな形状のこの菓子は、いつ歴史に登場して、どのように発展してきたのだろうか。 ドイツでの文献をもとにパンや料理、菓子の間で行きつ戻りつしながら形作られてきたバウムクーヘンの来歴を明らかにし、19世紀から20世紀の初頭にドイツで菓子の王と称されるようになるプロセスについて考察する。さらに各時代のレシピや焼成法を史料から読み解きながら、当時の素材や形状、色、味についても丁寧に紹介する。加えて、第一次世界大戦を期にもちこまれてから現在まで、独自の発展を遂げた日本のバウムクーヘンにも光を当てる。 「パン職人と焼き菓子」「宴会料理との関係」「年輪の誕生」など、バウムクーヘンをめぐるエピソードをふんだんに織り込みながら、多くの人々に愛されるバウムクーヘンの歩みをたどる異色の文化史。歴史的に貴重なレシピの和訳や図版も多数所収。
  • 海風クラブ
    4.5
    1巻3,080円 (税込)
    白い犬の後を追いかけてきたタロコ族の少年と、自分を売ろうとする父親から逃げてきた少女。山の深い洞穴で二人は出会い、心を交わす。 少年が少女の村に、少女が少年の村へ入れ替わり出ていくのを、巨人は見つめていた。 山は巨人の体であった。人々に忘れ去られた最後の巨人ダナマイ。彼の言葉を解すのは、傷を負った動物たち。 時を経て再会する二人を軸に、様々な過去を背負う人々を抱えて物語は動き出す。 舞台は原住民と漢人、祖霊と神が宿る台湾東部の海豊村。 山を切り崩すセメント工場の計画が持ち上がり、村の未来を前にして、誇りを守ろうとする人々と、利益を享受しようとする人々が対立する。 巨人がなおも見つめ続ける中、かつてない規模の台風が村を襲い、巨人と人間の運命が再び交差する――。 物語を動かすのはつねに、大いなるものに耳を傾ける、小さき者たち。 ★2023年台湾書店大賞小説賞受賞 ★「博客来」ブックス・オブ・ザ・イヤー入選

ユーザーレビュー

  • 四維街一号に暮らす五人

    Posted by ブクログ

    一つの言葉では表せない人間模様の複雑さ及びクソデカ感情が好きな人に超おすすめ。5人の入居者それぞれの一人称視点から構成されていて、新入り視点から始まるので読者もすんなり四維街一号に馴染むことができる。作中には台湾料理の丁寧な描写がかなり多く興味&食欲をそそられるし、台湾の民族構成や歴史の話が深く関わるので、知識を増やしてから再読するとまた新たな発見が多いと思う。

    0
    2026年02月17日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

    Posted by ブクログ

    読みながらよだれが出そうになる一冊。
    台湾に行ってみたくなる。
    明るくて三浦しをんさんに似た文体で、終始楽しく読めた。
    おすすめの一冊!

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    2026年02月17日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

    Posted by ブクログ

    空気読めない族にはこたえるかも。
    私はこの本を読んでとても重たい気分になりました。
    美島に言われた言葉が、まるで自分に言われたようでグサっと傷つきました。
    「この世界で、独りよがりな善意ほどはた迷惑なものはございません」とかね。
    考えなしに千鶴に言った言葉にも後悔して…
    感情移入しすぎかしら。
    最後の12章がなかったらもっとひどい気分を引きずったはず。でもそれすら作者の仕掛け(設定)だったとは。この巧妙な設定の本には参りました。

    ただこの本は、理由をちゃんと伝えてくれていてありがたい。でないと日本人の目線では、千鶴や美島の気持ちを正しく理解出来なかったかもしれないから。匂わせで終わらずこんな

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    2026年02月02日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

    Posted by ブクログ

    初めて台湾文学を手にしました。日本の植民地時代の台湾に滞在する日本人女性作家と台湾人女性翻訳人の話。台湾中を鉄道で旅しながら台湾の料理を食する文章でしか伝わらないけどお腹が空いてきました。日本の植民地を美化してない作品とのことで反日的な要素があるのか心配したけどそうでもなかった。台湾は親日家で統治時代は日本がインフラを整備し発展に貢献したと言う私達日本人は多いけど当時の台湾は皇民化政策の影響で少しずつ文化や言語が失われてく光景や主人公作家の千鶴子みたいに傲慢な内地人(日本人)もいたと思うし日本に対して複雑な感情を抱く当時の台湾人は多くいたことでしょう。

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    2026年02月01日
  • 海風クラブ

    Posted by ブクログ

    『少年があの犬を見かけて既に三日になる。巨人ダナマイもこの三日間ずっと、彼らを注視し続けている』―『第一章 初秋』

    切れぎれの不連続に流れる時間。埋もれてしまった過去の日常の記憶。呼び起こされる郷愁。

    故・天野健太郎翻訳による「歩道橋の魔術師」「自転車泥棒」以来、呉明益を読んで思うことはいつも同じ。翻訳された順番に読んでいるので「複眼人」が翻訳された時に少し驚いたけれど、台湾の自然と固有の民族、そして超人的な存在、というのもこの作家を特徴付ける要素だろう。

    作家による解説というのは翻訳書では滅多お目にかからないけれど、本書では執筆の経緯や描かれた事実などについて著者自らの説明が巻末にある

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    2026年01月18日

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