山内義雄の作品一覧

「山内義雄」の「あら皮」「狭き門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

プロフィール

  • 作者名:山内義雄(ヤマノウチヨシオ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1894年3月22日
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:大学教授、翻訳家

東京外国語学校を卒。『チボー家の人々 第1部 灰色のノート』(ロジェ・マルタン・デュ・ガール)、『狭き門』(アンドレ・ジッド)などの翻訳を手がける。フランス文学者。1973年で死去。

配信予定・最新刊

作品一覧

  • 狭き門

    狭き門

    小説・文芸

    4.0
    1巻693円 (税込)
    早く父を失ったジェロームは少年時代から夏を叔父のもとで過すが、そこで従姉のアリサを知り密かな愛を覚える。しかし、母親の不倫等の不幸な環境のために天上の愛を求めて生きるアリサは、ジェロームへの思慕を断ち切れず彼を愛しながらも、地上的な愛を拒み人知れず死んでゆく。残された日記には、彼を思う気持ちと“狭き門”を通って神へ進む戦いとの苦悩が記されていた……。
  • あら皮
    NEW

    あら皮

    小説・文芸

    -
    1巻990円 (税込)
    神秘な護符「あら皮」を所有する者はほとんど無制限な力を持ち、あらゆる欲望をとげることができる。その代り、欲望がとげられるたび、少しずつ生命はけずられて行くのである。これを手に入れたラファエルは十九世紀初頭の若者であり、権力を、快楽を、金を渇望した。そのための手段は護符を手に入れるということ以外になかった。自殺するほかないほどまでせっぱつまっていたラファエルは、悪魔に魂を売ったのだ。「これは最新式の秀作であり、その特長は、驚くべきことを手段として、最も奇妙な人間情意や事件などを徹底的に使用しつくしているところにある。そしてそれらの個々については、じつに高き評価が下されるであろう」とゲーテは書いた。
  • モンテ・クリスト伯 1

    モンテ・クリスト伯

    小説・文芸

    4.4
    1~7巻1,122~1,276円 (税込)
    二百年の長い間、世界各国で圧倒的な人気をあつめてきた『巌窟王』の完訳。全7冊のうち第1冊。

ユーザーレビュー

  • モンテ・クリスト伯 1

    Posted by ブクログ

    海外文学に触れた経験といえば、ガキの頃のモモとハリーポッターくらいというズブの素人なもので、正直なところ読み始めてしばらくは独特な表現に慣れず、「もっと簡潔に話せよ!町田康か!」とか「こいつら顔赤くなったり青くなったりしすぎで病気だろ!」とか、違和感と共に読んでいた。

    しかし、主人公が監獄にブチ込まれるくらいからはコッテリ文章にどんどんのめり込んでいき、獄中でスーパーご都合主義チートジジイに出会うことを事前に知っていながらも、緊迫した展開と迫真の心理描写でドキドキすることになった。

    そこからは熱が冷めることなく、残り2000ページくらいを駆け抜けた(まあ正直言うと、ローマにいた間だけは「この下り長くねえか?今なにやってる時間なのこれ!?」と思ったが…)。

    感想としては、単純にエンタメとして面白いし、「ヒュ~!やってやったぜ!ざまーみろ!」という復讐劇の楽しみも格別だったが、なんというか、いやー人間だなー!人間味だなー!!という感じだった(は?)。
    復讐対象のどうしようもない連中だけでなく、その周辺の人物も含め、迷い、後悔、欺瞞、自己保身、激情、嫉妬といった、ネガティブな人間味が濃厚に描かれる。そうすると読んでいくにつれ復讐対象のやつらにも魅力を感じてきたりする。「みんなそういう嫌な側面ってあるよな、人間って誰しも弱いよな…」みたいな。そもそもそいつらにしても、純粋な悪意と明確な意志でもって主人公を投獄に追いやったかというと、そうでもないわけで。そして、そんなネガティブな情動が渦巻く中だからこそ、一筋の高潔さをもった何人かの人物が一層輝く。

    言うまでもなく、主人公は大変魅力的。復讐鬼に変貌した後の、神の代行者かのような超然とした言動は格好いいし、そんな中でも「あれ、これでいいんだっけ…?」とか「やべっ、やりすぎた!」とか迷ったり焦ったりと人間味も出してきて、でもしっかり無双して爽快感を提供してくれるダークヒーロー優等生だ。

    主人公以外では、ノワルティエが個人的に好きになった。初登場時は「なんか厄介そうなおっさんがチラッと出てきたな」くらいにしか思わなかったが、終盤には「うおー!ジジイいいぞ!ジジイがんばれ!!」とファンになっていた。

    とまあ、めちゃ長いが、情熱的で修辞的な表現に慣れてくればスルスル読み進められて、夢中になっているうちに読み終わると思う。

    0
    2026年03月31日
  • モンテ・クリスト伯 1

    Posted by ブクログ

    フランス小説はあまり読んだことがなく、なぜ手にとったのか?不明。

    文庫で7冊。長いな~と思いながら読み始めましたが、ワクワクしながら読み進みました。
    この先が楽しみです!

    0
    2026年01月12日
  • モンテ・クリスト伯 7

    Posted by ブクログ

    ものすごい。クライマックスは地獄絵図そのもので、凄まじく、嵐の中猛り立った渦潮のように強烈な引力で読者を引き込む。たとえ読者が疲れていても読む手を止めさせない。読後はしばらく茫然とすること請け合いだ。
    同時に神々しいまでの感動的な展開も併せ持っている。締めくくりは予想通りとは言え、やはりすばらしい。

    僕は岩波の旧訳で読んだが、今では最近刊行された平凡社ライブラリーの新訳が良さそうだ。こちらは全五巻で編成されている。
    面白いが非常に長く、そのテーマも読む人を選ぶ。でも僕の読書人生の中で、間違いなく最推し本の中の一冊に入ったといえる。

    0
    2025年05月20日
  • 狭き門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごく寂しく辛い愛と信仰の葛藤を描いた作品
    ・いのちに至る門は狭く、その道は細く、これを見出す者少なし
    ・その門は、2人で並んで入るには狭すぎますの
    寂しく辛い戦いの後に、彼女は狭き門に入れたのだろうか

    0
    2025年03月19日
  • モンテ・クリスト伯 7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夏休みを利用して7巻まで読み終えました。
    財宝を手にして復讐を成し遂げていく様子は痛快で、とても読み応えがありました!
    最後の展開には非常に驚かされました。彼は、復讐に燃える不思議な魅力を持つモンテ・クリスト伯であると同時に、ただの船乗りのエドモン・ダンテスでもあるということなのかな? いろいろな人の意見を聞いてみたいです。
    何はともあれ「待て、しかして希望せよ!」のかっこよさ。出演回数は少ないのに、強烈に印象に残っています。座右の銘にしようかな。

    0
    2024年10月05日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET