山内義雄の作品一覧
「山内義雄」の「狭き門」「モンテ・クリスト伯」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山内義雄」の「狭き門」「モンテ・クリスト伯」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京外国語学校を卒。『チボー家の人々 第1部 灰色のノート』(ロジェ・マルタン・デュ・ガール)、『狭き門』(アンドレ・ジッド)などの翻訳を手がける。フランス文学者。1973年で死去。
ダルタニヤンのちダンテス
三銃士は、アトス、ポルトス、アラミスに加えて主人公のダルタニヤン。
本作はダンテス、エドモントダンテスが主人公。
安定のオヤジデュマ品質、伏線回収でこうくるかでしたね。
お好みで。
Posted by ブクログ
祖母の家にあったので読んでみました。
フランス文学だけあって難しかったですが
アリサの
「死ぬってものはかえって近づけてくれるものだと思う。生きているうちに離れていたものを近づけてくれるもの」
その文章に惚れました。
この文章から彼女は心底ジェロームを愛してたのだなと感じました。
彼女は母親の不倫などで徳を積むことばかりを考え妹の幸せすら願った。けれど本心はジェロームへの恋のために徳を積もうとしてたかもしれない。
最後の日記には彼に当ててる文章が多く神ではなくジェロームを求めてることがわかり胸が痛くなりました。
彼女は狭き門ですら彼と行こうとも考えてもいました。
亡くなった彼女は離れていたもの
Posted by ブクログ
昔に書かれた作品で、読みにくいかなと思っていたがそんなことはなかった。
それと、名著ということもあるのか、内容は共感できる文章が多かった。
書くと長くなるので全てを載せないが、特に共感できたのはこれだ。
「 おそらくそれは、その幸福がいかにも実際的なものであり、たやすく手にはいり、しかも《注文どおり》にできているために、それが魂をしめつけ、窒息させるように思われる」
自分自身、こんなことで喜んでいいのかと生きていて感じることがあり、アリサと同じく、最高の歓喜を求めていたのだ。それを見つけるのは、正に、"狭き門"だけど。
でも、そんなものばっかり求めていると、アリサ同様身