坂本湾の作品一覧

「坂本湾」の「BOXBOXBOXBOX」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • BOXBOXBOXBOX
    3.4
    1巻1,650円 (税込)
    宅配所に流れる箱を仕分ける安(あん)。ある箱の中身を見た瞬間から次々に箱が消えていって――顔なき作業員たちの倦怠と衝動を描くベルトコンベア・サスペンス。第62回文藝賞受賞。

ユーザーレビュー

  • BOXBOXBOXBOX

    Posted by ブクログ

    宅配便の裏側に、こんなドラマがあったとは
    ECの現場にも、あるんでしょうね

    どんな仕事にもあるかな、やっぱり。

    0
    2026年04月02日
  • BOXBOXBOXBOX

    Posted by ブクログ

    何だ、このジメジメ感は!?その上、何かものの腐ったような匂いまで感じさせる文章。
    なんか期待させる作家ではあるけど、閉じ方が惜しい

    0
    2026年03月31日
  • BOXBOXBOXBOX

    Posted by ブクログ

    立場と背景の異なる四人の非正規労働者がベルトコンベアを軸に荷物を仕分け続ける。霧が立ち込める作業所とベルトコンベアの機械的運動と同調するように無機質なリアリズムが貫かれており、本編内で示唆されるようにストライキといった手段での連帯が見出だせない現代の日本において矮小化された「個人」が業務中飲酒や窃盗といった規模の小さな反抗に快楽を見出す様が面白い。融合された一人称としての「私」は連帯を失った「私」達の意識の融合体であり、終盤のマジックリアリズム的飛躍にはフィクションの希望を感じさせると同時に、集合体としての「私達」であっても連帯され得なかった個人としての「私」が際立つニヒリズムにも似た物悲しさ

    0
    2026年03月28日
  • BOXBOXBOXBOX

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終始濃霧に包まれる謎の宅配センターの中で話が進む。
    映画「ラストマイル」や「ノマドランド」の配送センターを思い浮かべながら読み進めた。
    主要登場人物4人の心情描写が圧巻だった。
    ものすごく不思議な世界だけど読むのをやめられない。単純作業で精神崩壊していく危険...
    対象は高校生以上でしょうか。
    満足の一冊!

    0
    2026年03月16日
  • BOXBOXBOXBOX

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芥川賞候補作の中で一番おもしろそうだったので読んだ。
    四人の登場人物の視点が次々に入れ替わり、時に交わり、或いは全員の立場を冷笑的に俯瞰しながら、何も起こらないままの労働を続けている。彼ら彼女らは全員、それぞれに全く異なるバックグラウンドを持つ人間であるはずなのだが、彼らの個性は極限まで捨象され、誰ひとりに感情移入することも出来ない。
    最初に読んだ時、属性に応じた一人称や口調の区切りが一切なされていないことに戸惑いを覚えた。登場人物全員の属性を把握して尚、今だれの視点に立っているのか分からなくなることがしばしば起こった。
    彼らは本質的に何者でもないと同時にあらゆる人間であり、全く異なる存在であ

    0
    2026年03月06日

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