坂本湾の作品一覧
「坂本湾」の「BOXBOXBOXBOX」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「坂本湾」の「BOXBOXBOXBOX」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
単調な仕事に就き、日々それを繰り返すことによる不安感や閉塞感が表現されていた。著者は、宅配センターの仕分け作業について自身の経験を通し「身体は疲れるけど、脳は暇」と言い表していたが、実感がわかない。
私は仕事を通して、勤務に関わらず責任が問われる緊張感や、終わりが見えず時間が侵食される感覚をおほえ、脳の疲労を感じている。
単純作業を生業とすることは、表面的には自由や開放感を与えるが、長期的には虚無感や孤独感に苛まれるのだろう。
無人島に身を投じることを想像したとき、自由と孤独の両方を感じる。だから、どちらということではなく、自由と孤独は表裏一体で、責任から逃れることは社会とのつながりを
Posted by ブクログ
濃霧が立ち込める宅配所で働く4人と【箱】の物語。タイトルの【boxboxboxbox】は4人の視点の物語だからわざわざ4つ繋げたのだろうか?
100ページ程でサクッと軽く読むことが出来る…訳もなく終始アクセル踏みっぱなしで突然視点が切り変わる上に登場人物の4人に1ミリも感情移入すら出来なかったので「おーい!!置いてくな〜〜!!」が度々起こり、これが芥川賞候補作品か…と洗礼を食らった気分だった。
最初こそ困惑したものの閉鎖空間で行われる単調な仕事に対する各々の感情の揺れ動きと薄くなったり濃くなったり変化を起こす霧がこの作品をダークで湿っぽく仕上げているのかなと感じた。
どこからが夢でどれが
Posted by ブクログ
ワタクシが排除される労働の観点では担保されない個人の有り様を書いた小説と私は読みました。立ち込める霧のせいで見通しが悪く、横の繋がりが断ち切られている宅配所で打たれた点のように流れ作業に励んでいる様子は、一見するとその場に個人が存在するように感じられるのですが、束の間、仕組みの外へ出て俯瞰してみると、すぐに代わりが補充され、作業が滞りなく進んでいることに彼は気付く。突きつけられる、その幸不幸含めて代替可能の労働力として消費され続けてゆく彼らは私であり、私ではない私たちではないだろうか。閉塞感が漂う明瞭ではないストーリー展開で好き嫌いがハッキリ別れそうな作品ではありますが、令和でも、というより令