児島青の作品一覧

「児島青」の「本なら売るほど」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 本なら売るほど 1
    4.8
    1~2巻792~836円 (税込)
    ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。 店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。 本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、 不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。 ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。 本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ! 漫画誌「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んだ話題作が、待望のコミックス1巻発売です。

ユーザーレビュー

  • 本なら売るほど 1

    Posted by ブクログ

    本好きって書店も好きだが古本屋も好きなんだ。
    古書店の若い店主による”古本屋あるある”が詰まった一冊。
    この作品がマンガで読めることがうれしい。
    積読ばかり数百冊ある青年が描かれることにとてもうれしく思った。

    0
    2025年11月24日
  • 本なら売るほど 1

    Posted by ブクログ

    もともと本屋さんとか、本そのものを扱うお話が好きなのだけど、店主がちょっと気だるげだけどマジもんの本好きで、最初の話から惹かれた。
    亡くなった人の蔵書整理を通して、本からその人の人生を感じる…。
    どの話も哀愁があり、切なさもあるのだけど、少し前向きになれるような展開なのがよい。
    本好きといっても、好きな作品とか読み方とか、そこには個性が出るもので。
    文学が好きな人もいれば、めちゃくちゃ本を読むのが遅い人もいる。
    一巻だけしか読めていないが、読書家たちの本に対する気持ちもいろいろあり、そこがまた面白かった。
    自分も本が好きだから、この人たちと話がしてみたいという気持ちにもなる。

    0
    2025年11月16日
  • 本なら売るほど 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第2巻も良い時間がゆっくりと流れていました。

    近頃とはちがい、本もマンガも手当たりしだい大量に読んでいたころに親しかった名前がたくさん出てくる。杉浦日向子、坂田靖子、諸星大二郎、大友克洋、中島らも、常盤新平……。『ガダラの豚』はうちの本棚に今もあるはず(奥の方で埋もれているけど)。病気のときに読むとちょっとグロく感じるくだりもあると思うけど、面白くて駆け抜けるように読んだ記憶がある。登場する本のラインアップに同世代感あるあるなんですけど、作者の児島青さまはいくつぐらいの方なのかしらん。

    諸橋大漢和を買っていったバイオレット淳一さんのモデルって、タブレット純さんですよね(笑)。好きです。

    0
    2025年11月16日
  • 本なら売るほど 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1話目でもうグッと掴まれてしまいまして…、読んでみてよかったなあと思わずにはいられない。

    第1話「本を葬送る」で、主人公──十月堂店主の青年が古書の買い取りに行った家で、切迫する時間と戦いながら本を選ぶシーン見た時には、『薔薇の名前』みたいじゃ〜ん!と思い切り盛り上がってしまった。映画しか見ていないけどね。火の手が迫るなか、貴重な本を救いたくて本棚からいくつも引っ張り出すも、自分の無力さに絶望するショーン・コネリーが愛しかった…。んなことを思い出しながら進んでいくと、なんと、十月堂誕生秘話が描かれる第6話で、主人公が『薔薇の名前』を購入する場面があるではありませんか。やってくれるわー。

    0
    2025年11月14日
  • 本なら売るほど 1

    Posted by ブクログ

    古本屋の店主になって、本に囲まれた暮らしをしてみたい…本好きなら考えたことある人もいるはず。
    本書では古本屋の日常が垣間見れるのと、本に関わる各話の主人公たちにしんみりしたり、ほっこりしたり、ゆっくりした気持ちになった。
    本棚を作る話と美大生の常連の話が心に残った。
    2巻も読んでみたい。

    0
    2025年11月09日

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