作品一覧

  • 千年のフーダニット

    千年のフーダニット

    小説・文芸

    3.6
    1巻2,090円 (税込)
    永き眠りを妨げる殺人者は誰だ――? 時を超えた”奇想”が爆発する――壮大無比な特殊設定ミステリ 若くして妻を喪い失意に沈むクランは、人類初の冷凍睡眠(コールドスリープ)実験に参加する。さまざまな事情を抱えた男女7名は「テグミネ」という殻状の装置で永きにわたる眠りについた。 ――そして、1000年後。目覚めたクランたちはテグミネのなかでミイラと化した仲間の他殺体を発見する。犯人は誰なのか。施設内を調査する彼らが発見したのは、さらなる“顔のない死体”で―― 俊英が魅せる、本格ミステリの新たな地平。
  • シュレディンガーの密室

    シュレディンガーの密室

    小説・文芸

    3.9
    1巻2,035円 (税込)
    扉を開いた瞬間、二人の生死が確定するーー 「究極の選択」の物語(ミステリ) 21世紀本格の絶望。 ーー島田荘司 この書を先んじて推薦できることを至福に思う。「いいから、読みなさい」 ーー竹本健治 SF設定でない、現実世界の事件だからこそ真価を発揮する ”この”トリック、”この”動機――そして、"この"ラスト。 ーー法月綸太郎 どんでん返しの果てに密室の扉が開く。そこに潜んでいた猫とは? ――麻耶雄嵩 災害映画(ディザスタームービー)のような危機と「密室」の混合。猛毒にご注意を。 ーー佐藤究 この密室を忘れられない。観測とは決断だと教えてくれたから。 ーー河村拓哉 ミステリとは―― 生死を確定させる小説である。 腎臓移植用のドナーとして生育された少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する死の空間(デッドゾーン)、連続殺人。 突入か、静観か。密室の扉を開くと、二人の生死が決まる。 結末を、”観測”せよ。 【担当編集コメント】 読んだ後に世界の見え方が変わる。編集者として、そういう本をつくりたいと思ってきました。新鋭・麻根重次がやってくれました。読む前の自分には戻れないーー至高の読書体験。「生」も「死」もすべては「密室」のなかに。さあ、“観測”をはじめましょう。 ――亥(「メフィスト」編集長)
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

    スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    吹雪のテントで発見された若い夫婦の遭難死体。夫の体の上には小さな雪ダルマがいくつも載せられており、妻は夫の切り取られた小指を握っていた。この異様な状況が語る事件の真相とは?(「スノウマンの葬列」) 密室で発見された大学生の死体。四人の容疑者は部屋の鍵を持ちえた者のアリバイは成立し、唯一アリバイの無い一人は絶対に鍵を持ちえなかった。密室はいかに完成されたのか?(「三分の一の密室」) 行き倒れた身元不明の男性。それと時を同じくして各地で発見される遺伝子情報めいた謎の文字列が伝えるメッセージとは?(「セントラルドグマ」)。 冷蔵庫に閉じ込められて死んだシェフ。何者も出入りした痕跡の無い現場で発生した殺人事件の真犯人とは?(「冷たい棺」) 相談に訪れた依頼人がスタッフ全員の前で毒殺死! それぞれが疑心暗鬼にかられながらたどりついた驚愕の結末とは?(「初めては毒殺」)。 安曇野市の謎解きコンサルタント「オフィスレイヴン」に持ち込まれる数々の不可能犯罪に女性所長・真々部律香が挑む――新たな名探偵、ここに誕生! 島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作家が放つ、本格推理の醍醐味満載、豪華な連作短篇集。
  • 赤の女王の殺人

    赤の女王の殺人

    小説・文芸

    3.1
    1巻1,980円 (税込)
    島田荘司氏絶賛! 第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作! 市役所の市民相談室に勤務する六原あずさは、ある日、相談者の妻が密室から墜落死する現場を目撃してしまう。 被害者が死の間際に残した「ナツミ」という人物を追って、刑事である夫の具樹は操作を開始するが、その行方は杳として知れなかった。 一方で、あずさの元には不可思議な相談が次々と舞い込む。 施錠された納骨堂でひとつ増えた骨壷。高齢男性ばかりをつけ狙う怪しげなストーカー。 重なる謎の裏には、驚きの真相があったーー。
  • 検索結果はありません

    検索結果はありません

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    なんで、ないの? なんで! 全員そろいの最初の1行、「検索結果はありません。」 ないと言われたその先に、続く話が24編。 人名、在庫、DNA。なくても困るが、あっても困る。 著者一覧(収録順) 市塔 承 横関 大 岡崎隼人 我孫子武丸 植田文博 暁社夕帆 河村拓哉 柾木政宗 風森章羽 紺野天龍 嶋戸悠祐 金子玲介 秋川滝美 梨 西澤保彦 時晨 麻根重次 潮谷 験 高田崇史 献鹿狸太朗 大倉崇裕 竹本健治 歌野晶午 北山猛邦 『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』『それはそれはよく燃えた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第七弾!

ユーザーレビュー

  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私には「安全策」以外選べない。
    死ぬのが怖いというのが一番の理由だが、もう一人の死を確定させてしまうのも辛すぎる。

    本作はミステリ部分やラストの二段階どんでん返しも素晴らしかったが、最も衝撃的だったのがシュレディンガーの密室の真実だ。
    安全策を選択すると精神への死体蹴りが止むことはない。
    まさに生き地獄だ。
    この物語を外から観測する立場で心底良かった。

    0
    2026年10月04日
  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

    すごく良かった〜一気読み!
    『千年のフーダニット』が激刺さりだったし、またしても洒落たタイトルなこともあり結構期待値高めで読み始めましたが、それを超えてくる面白さでした。

    結末はかなり賛否というか、好みが分かれるだろうなという感覚はありつつも、私はこういう一種の哲学というか美学というか、読み手の真善美を問うてくるような小説がとても大好きです。

    本編も、ここ数年トレンドになっている(?)特殊設定/災害ミステリの路線を行きつつ、そういったジャンルにおいて起きやすい「シラケ」が無い(都合よくその条件を成立させるために、後付けでキャラクターやその他の設定をくっつけた感が出ない、リアリティある筆力の)一作で、ストレスなく楽しむことができました。

    ミステリ好きを名乗ると「ミステリいっぱい読んでると『ああまたこのパターンか』ってつまらなくならない?」って聞かれることもありますが、ミステリ好きだからこそ(?)定石っぽいものにミスリードされて騙されたり、むしろそこを組み合わせたか!と感動できることも多いなと思っています。

    本作もそんなミステリ好きにこそ薦めたい一作だなと思いました!とても良き読書体験でした!

    0
    2026年10月05日
  • シュレディンガーの密室

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    シュレディンガーの猫を題材にしたミステリとして、うまいことやってたと思う。
    結末に向かうのに二転三転するのも良かったし、最後のifルートオチもやり過ぎ感ちょっとあったけど、題材には合ってたと思う。

    #ドキドキハラハラ

    0
    2026年10月03日
  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いや、すごいものを読んだな。いろいろ予想したけど全然外れた笑。ドナーが逆だとは全然思わなかった。最初の数ページでもう展開に引き込まれてしまった。突入するか、様子見か、私も様子見ちゃうなぁ、、、ていうかガスマスクがメインの研究室に一つしかないってことがあるのかなぁ、そこは少し疑問。けど、本当に展開が面白かったし円香ちゃんがクローン?おいおいまじかよ、イカれた研究者だな。え?成功してるの?やばっ。倫理的にまずいから養子の娘と円香はこれを機に隠蔽のためにいなくなるようにしてるの怖いし、円香が腎不全でシャントを造設してるとかクローンとしての欠陥なのかと勘繰ってしまう(健康な夫婦でも障害を持って生まれる子供もいるのでそこを一緒にしないほうがいいのかなとは思うけどいわゆる近親相姦でできた子供とおんなじ感じなのかなと思った、理解力が乏しくて、、、)。
    愛するもののために死ぬことを選択できた者とできなかった主人公、やっぱりその人と過ごした時間って大事だよね、死ぬのは怖いし主人公の選択は間違ってはいないけど後悔の念は残るよね。命握ってると思うと決断できなくなるよね。
    その主人公が書いたって設定のストーリーであったのがすごい!!あとがきも、ifストーリーでしたみたいなラストも完全に騙されたやん、すごすぎ。これぞミステリですね、感服です。

    0
    2026年10月01日
  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    期待値を上げすぎていた分、良くも悪くも地に足着いたミステリーだったなという印象。勿論しっかりと面白かったけど、さらなる驚きを期待してしまっていた。
    でもこの作者の小説はとても読みやすくて、ノンストレスで読み進められる。

    0
    2026年09月24日

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