作品一覧

  • シュレディンガーの密室

    シュレディンガーの密室

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,035円 (税込)
    扉を開いた瞬間、二人の生死が確定するーー 「究極の選択」の物語(ミステリ) 21世紀本格の絶望。 ーー島田荘司 この書を先んじて推薦できることを至福に思う。「いいから、読みなさい」 ーー竹本健治 SF設定でない、現実世界の事件だからこそ真価を発揮する ”この”トリック、”この”動機――そして、"この"ラスト。 ーー法月綸太郎 どんでん返しの果てに密室の扉が開く。そこに潜んでいた猫とは? ――麻耶雄嵩 災害映画(ディザスタームービー)のような危機と「密室」の混合。猛毒にご注意を。 ーー佐藤究 この密室を忘れられない。観測とは決断だと教えてくれたから。 ーー河村拓哉 ミステリとは―― 生死を確定させる小説である。 腎臓移植用のドナーとして生育された少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する死の空間(デッドゾーン)、連続殺人。 突入か、静観か。密室の扉を開くと、二人の生死が決まる。 結末を、”観測”せよ。 【担当編集コメント】 読んだ後に世界の見え方が変わる。編集者として、そういう本をつくりたいと思ってきました。新鋭・麻根重次がやってくれました。読む前の自分には戻れないーー至高の読書体験。「生」も「死」もすべては「密室」のなかに。さあ、“観測”をはじめましょう。 ――亥(「メフィスト」編集長)
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

    スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    吹雪のテントで発見された若い夫婦の遭難死体。夫の体の上には小さな雪ダルマがいくつも載せられており、妻は夫の切り取られた小指を握っていた。この異様な状況が語る事件の真相とは?(「スノウマンの葬列」) 密室で発見された大学生の死体。四人の容疑者は部屋の鍵を持ちえた者のアリバイは成立し、唯一アリバイの無い一人は絶対に鍵を持ちえなかった。密室はいかに完成されたのか?(「三分の一の密室」) 行き倒れた身元不明の男性。それと時を同じくして各地で発見される遺伝子情報めいた謎の文字列が伝えるメッセージとは?(「セントラルドグマ」)。 冷蔵庫に閉じ込められて死んだシェフ。何者も出入りした痕跡の無い現場で発生した殺人事件の真犯人とは?(「冷たい棺」) 相談に訪れた依頼人がスタッフ全員の前で毒殺死! それぞれが疑心暗鬼にかられながらたどりついた驚愕の結末とは?(「初めては毒殺」)。 安曇野市の謎解きコンサルタント「オフィスレイヴン」に持ち込まれる数々の不可能犯罪に女性所長・真々部律香が挑む――新たな名探偵、ここに誕生! 島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作家が放つ、本格推理の醍醐味満載、豪華な連作短篇集。
  • 千年のフーダニット
    値引きあり

    千年のフーダニット

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,463円 (税込)
    永き眠りを妨げる殺人者は誰だ――? 時を超えた”奇想”が爆発する――壮大無比な特殊設定ミステリ 若くして妻を喪い失意に沈むクランは、人類初の冷凍睡眠(コールドスリープ)実験に参加する。さまざまな事情を抱えた男女7名は「テグミネ」という殻状の装置で永きにわたる眠りについた。 ――そして、1000年後。目覚めたクランたちはテグミネのなかでミイラと化した仲間の他殺体を発見する。犯人は誰なのか。施設内を調査する彼らが発見したのは、さらなる“顔のない死体”で―― 俊英が魅せる、本格ミステリの新たな地平。
  • 検索結果はありません

    検索結果はありません

    小説・文芸

    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    なんで、ないの? なんで! 全員そろいの最初の1行、「検索結果はありません。」 ないと言われたその先に、続く話が24編。 人名、在庫、DNA。なくても困るが、あっても困る。 著者一覧(収録順) 市塔 承 横関 大 岡崎隼人 我孫子武丸 植田文博 暁社夕帆 河村拓哉 柾木政宗 風森章羽 紺野天龍 嶋戸悠祐 金子玲介 秋川滝美 梨 西澤保彦 時晨 麻根重次 潮谷 験 高田崇史 献鹿狸太朗 大倉崇裕 竹本健治 歌野晶午 北山猛邦 『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』『それはそれはよく燃えた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第七弾!
  • 赤の女王の殺人
    値引きあり

    赤の女王の殺人

    小説・文芸

    3.1
    1巻1,386円 (税込)
    島田荘司氏絶賛! 第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作! 市役所の市民相談室に勤務する六原あずさは、ある日、相談者の妻が密室から墜落死する現場を目撃してしまう。 被害者が死の間際に残した「ナツミ」という人物を追って、刑事である夫の具樹は操作を開始するが、その行方は杳として知れなかった。 一方で、あずさの元には不可思議な相談が次々と舞い込む。 施錠された納骨堂でひとつ増えた骨壷。高齢男性ばかりをつけ狙う怪しげなストーカー。 重なる謎の裏には、驚きの真相があったーー。

ユーザーレビュー

  • 千年のフーダニット

    購入済み

    初読みの人。仕事の合間、合間に読んでいるので、なかなか読み終わらないかと思っていたらグイグイ読む事が出来ました。休憩終わりギリギリまで続きが気になってしようがなかった。今年読んだなかでも上位にくると思う。と言ってもそれほどたくさん読んでいるわけではないのですが…真相はかなりハードですが終わりは悪くないと思います。ぜひとも読んでほしいです。

    #感動する #ドキドキハラハラ #共感する

    0
    2026年09月11日
  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シュレディンガーの密室、扉を開けるまで中の人間の生死がわからない。
    新しいタイプのミステリーで、面白かった。
    普段あまりミステリーは読まないけど、これからハマりそう読んでるとドキドキする。

    物語の出発としては、主人公の匠が妹に大事な話があると言われ、山中の研究所に呼ばれたところから始まる。遺伝子系の研究をしている研究所で、いろいろな気体などを使った実験等もしている。端折るが、大雨が降り土砂が崩れ、妹の美雨と桐谷円香が1階に閉じ込められ、また毒ガスが老化に充満した。つまり、扉を開けたら2人は亡くなるが、開けなくても中にガスが充満している可能性がある、という2つの状態が共存、つまり、完全にシュレ

    0
    2026年09月02日
  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

     ある秘密を抱える少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する"死の空間"、開ければ死ぬ密室、異常な状況で起きる連続殺人という"シュレディンガーの猫"×密室の意外な組み合わせが斬新で、フー、ハウ、ホワイどれをとっても鮮やかで誰が"観測者"だったのかの謎も面白かった。

    0
    2026年09月01日
  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シュレディンガーの猫。この言葉は有名だし、なんとなく内容も知ってたけど、今度からミステリーを読むときは絶対に脳裏につきまとってしまう。この作品のせいで。もちろん褒め言葉です。

    そうだよなぁ、すべてのミステリーは、というかすべての小説すべての本はみんなシュレディンガーだよなぁ。開いてしまったら、観測してしまったらそれがもうその読み手にとっての真実なんだよな。実際のところなんか検証しようがないわけだし。こういう事実があったのかもしれないよ! 知らんけど。とか本の中で言われちゃったら我々読者はもうそれを鵜呑みにするしかないのよ。もっと緻密に読書してる人はもしかしたらそうじゃないかもしれないけど、私

    0
    2026年08月31日
  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

    タイトルからして重そうなので、読むのに時間がかかるのではないかと思っていたのですが、面白くて本を置くことがいつもより少なく、すぐに読み切ることができました。
    ミステリで読者の注意や興味、集中を最後まで変わらぬ状態で持続させるのは難しいと思いますが、それを見事にやりきられていると感じました。
    ページが進んでも真相には全く近付いていかない、でも緊迫感は増していく、という展開に痺れました。
    人生は選択の連続か。
    見につまされる言葉でした。

    0
    2026年08月27日

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