麻根重次の作品一覧
「麻根重次」の「シュレディンガーの密室」「千年のフーダニット」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
とてもよい
大門はもう自分の子供としか思えなかったんだろうな。推理通りだとして、なぜ津雲は命をかけてまで救おうとしたのだろう、肉体的な親なのかなと思っていたけど1番最後に出された予想がその通りすぎて驚きが少なかったのは残念だった。まあそれも確定してないけどね
賛否両論あるみたいだけどあとがきもよかった。一つの選択で運命は大きく変わる。それを示されたかのようなものだった。美羽が生きた、すぐにドアを開けた世界線と美羽が死んだドアを開けなかった世界線、どちらを真実と取るのかは読者次第であるし、そもそも小説である以上どちらも真実ではないと言えるのかもしれない。ただ、少なくともその世界線での美羽の生死は我々読者がページを捲ることによって確定していったのだ、という上手くシュレディンガーの猫感を出したなと思える作品だった。
この方の作品は読んだことがなかったけど読んでいきたいと思えた。