作品一覧

  • 逃げ続けたら世界一周していました
    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    キューバでのぞいた秘密のパーティ,見知らぬ人たちから怒涛の親切を受けたイラン,なぜか刑務所に入ることになったナミビア…….子供の頃からどこかへ逃げたくて,大人になって世界を一周する旅に出た著者が,旅先で出会った印象的な人びとや,常識を揺さぶられた経験をひもとく,人生の「避難訓練」としての旅のすすめ.

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  • 中央アジア紀行 ぐるり5か国60日
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ☆かつてシルクロードの要衝だった地を2か月かけて巡ってみた! ☆いま最注目のエリア・中央アジアの秘境から未来都市まで紹介! カザフスタン/ウズベキスタン/トルクメニスタン/タジキスタン/キルギス フリーライター&フォトグラファーの白石あづさ氏が、2ヶ月間の中央アジア縦断の旅で切り取った「今」を凝縮した一冊。シルクロードが織りなす歴史と、急速な変化を遂げる現代が交錯する中央アジア全5か国。人気の都市から秘境まで、その息をのむような美しさと、人々のリアルな暮らしを、650枚を超えるカラー写真とともに著者ならではの研ぎ澄まされた感性で写し出します。 ●カザフスタン アスタナ/ウスチュルト台地etc ●ウズベキスタン タシケント/ヒヴァ/ブハラ/サマルカンドetc ●トルクメニスタン アシカバッド/地獄の門etc ●タジキスタン ドウシャンベ/ヤグノブ峡谷/ホジャンドetc ●キルギス ビシュケク/イシク・クル湖/アルティン・アラシャンetc (プロローグより) 中央アジアはどんなところか? 私は今回の旅でこの地の核心に少しでも触れることができるだろうか。飛行機は中国の上空をかつてのシルクロードをなぞるように進んでいる。ラクダや馬に荷物を乗せ、商人が何か月もかけ命がけで歩いた過酷な道もわずか数時間のフライトで越えてしまう。いつの間にかお腹に本を乗せて気持ち良く眠っていた。機内のアナウンスで目が覚めると窓の外には雲の合間から白銀の峰々が見える。中国とキルギスにまたがる天山山脈だろうか。雪山を越えると、もうすぐタシケントだ。先ほどの乗務員のお姉さんが慌ただしくカートを押している。「グッドラック!よい旅を!」と立ち止まって微笑んでくれた。 【著者プロフィール】 白石あづさ フリーライター&フォトグラファー 日本大学藝術学部美術学科卒業後、地域紙の記者を経て約3年の世界一周旅行へ。世界100か国以上をめぐる。著書に旅エッセイ『世界のへんな肉』(新潮文庫)、ノンフィクション『世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う』『お天道様は見てる 尾畠春夫のことば』(ともに文藝春秋)など。
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば
    4.6
    1巻1,700円 (税込)
    【スーパーボランティア 尾畠さんがすべて語った!】 日本を元気にする82歳の人生とことば 2018年、行方不明だった2歳児を発見し、一躍時の人となった尾畠さん。「スーパーボランティア」はその年の流行語大賞にもなった。尾畠さんとは一体どんな人物なのか。著者が3年にわたる交流を重ねると、意外な素顔が明らかに。毎朝8キロ走り、家の庭に生えた雑草を食べ、ここ十数年は病気知らず、全国の災害地を飛び回り、毎月年金5万5千円で暮らす――超元気な尾畠さんの知られざる人生と胸に残ることば。100枚近くのフルカラー写真も掲載! 目次 はじめに 序章  奇妙な生活 第1章 最後のイワシ(幼少期編) 第2章 包丁と足袋(修業と独立編) 第3章 抱き合ってな泣いた日(第二の人生編) 第4章 奮闘500日(東日本大震災編) 第5章 守り抜いた約束(2歳救出編) 第6章 土嚢とスコップ(広島・呉ボランティア編) 第7章 眠れない日々(東海道大騒動編) 第8章 愛しき由布岳(山岳ボランティア編) 終章 母なる太陽 おわりに
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    3.9
    1巻506円 (税込)
    世界は広い。ところ変われば肉も変わる。訪れた国は100以上。日本では食べられない動物たちはどんな味? イランの恋する女子大生が大好きなヒツジの脳みそ。グアテマラのアルマジロはコラーゲンたっぷりでお肌プルプル。スウェーデンではサンタの友達トナカイを食べちゃった! 旅の楽しさは現地の食べものと人たちとの出会いにあり。ゆるかわなイラストと共に綴った、めくるめく肉紀行!(解説・丸山ゴンザレス)
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う
    4.4
    1巻1,629円 (税込)
    いまインドで激増中の仏教徒、その中心人物は日本からやってきた僧侶だった! 女性ライターによるインド仏教最高指導者・佐々井秀嶺上人の密着同行記。 大多数がヒンドゥー教徒のインドで、不可触民と呼ばれる人々を中心にカーストのない仏教に改宗する人々がいま爆発的に増えている。 不可触民とはインド人口12億人のうちの約2割を占める、一番下の階級シュードラにさえ入れないカースト外の人々、ダリット。 3000年間にわたり、「触れると穢れる」と差別されてきた人々が、次々に仏教に改宗し、半世紀前には数10万人しかいなかった仏教徒がいまでは1億5千万人を超えている。 その中心的役割を果たしてきたのが、佐々木秀嶺だ。 わずか十畳ほどの部屋で暮らし、擦り切れた衣をまとった自称「乞食坊主」。 子どもを見ると顔を綻ばせて喜ぶ心優しい小柄なお坊さんだが、核実験が起きれば首相官邸まで乗り込み、ヒンドゥー教徒に乗っ取られた仏教遺跡を奪還するため何ヶ月も座り込みを敢行。 弱い立場の人々のため、「これが武士道だ」と言ってみずからの命も惜しまず、モラルに反することには断固抗議。 日本からやってきた怪僧にインド人もビックリだ。 次から次へと押し寄せる色情因縁に悩み、3度の自殺未遂。 龍樹菩薩のお告げに従い、インドで一生仏教布教に専念すると決めてからは、ブッダガヤ闘争やマンセル遺跡の発掘など、インド中を巻き込む闘いを単身挑んできた。 三度の暗殺の危機に晒されても、敵対宗教の陰謀に巻き込まれてもなお、インドの貧しい人々のために身を捧げ続ける。 佐々井上人がインド仏教の最高指導者になるまでの半生をはさみながら、100万人がいっせいに仏教に改宗する「大改宗式」の様子や、不可触民とともに生活している上人のリアルな日常、そして陰謀と迷信うずまくディープなリアルインドを、爆笑必至のユーモア溢れる筆致で描く。
  • 世界のへんなおじさん
    -
    ケニア&インドネシアに現るのは、その名も「ミスマッチおじさん」。彼は槍を持って草原を駆け抜けるマサイ族。でも、一風変わった風貌ですが…? 彼が身につけているアイテムにごちゅう~も~く!漢字刺青ブーム到来のジンバブエでは「タトゥーおじさん」が登場! 刺青をよく見ると「変人」「安産」「プラモ」って…。どうか来日しないでくださいね。イスラム教が浸透しているイランでは「やまびこおじさん」を発見! 戒律が厳しいことから、公共物やレジャー施設にまで男女区分がされており、夫婦で楽しむスキーも一苦労。スキーコースはもちろん男女別々。そのため、妻と合流するのになかば絶叫にちかいボリュームで必死に妻の個人情報を叫びまくる夫たちの姿が…!! 数多くの不憫な夫婦の叫び声が、やがてイランの山のやまびことなるのです♪ ほかにも、お気楽であり得ないおじさんが満載!世界約100国の地域から厳選した奇人変人おじさんを特とご覧あれ!

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ユーザーレビュー

  • 逃げ続けたら世界一周していました

    Posted by ブクログ

    やはり世の中には素晴らしい本があるなと思って、びっくりしました。世界の捉え方・嫌なことからの逃げ出し方。勉強になりました。

    0
    2025年11月22日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ⬛︎生命力を感じる

    牧場で食べた水牛の血のテリーヌの味が忘れられずにいた時に目についたこちらの本。世界中を旅した著者が、現地で食べた変わりもの食材が「美味しい」も「まずい」も正直な感想でまとめられています。
    食べるに至った現地の人たちとのエピソードも楽しく、過酷な旅ながらもコミカルに書かれていて面白いです。

    羊の脳みそやアルマジロなど、馴染みのない食材が意外と美味しい…!という事実に驚きと共に、食べてみたいな〜という好奇心がフツフツ。

    すごいものを食べるんだな〜と思いながらも、日本人が普通に食べるアンコウや白子なども、外国人が見たらギョッとするんでしょうね。

    現地に生きる生物を最初に食

    0
    2025年02月13日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

    Posted by ブクログ

    尾畠春夫…1939年10月生まれ
    宮沢賢治【世界全体が幸福にならない限り個人の幸福はありえない】
    海岸で拾った丈夫なテグスと自作の針でバスタオルを補修
    プラや服は壊れても何度でも補修(ガムテープやホチキス)
    登山靴は40年使用、底が擦り切れたらヤマハバイクの古タイヤで補修
    「モノの気持ちになったら簡単に捨てられない」
    梅干しの種を割ったら中身も食べられる(備蓄パックご飯のお供。温めず水をかけて食べる。夜は別だが日中は食べられる時に食べておくといつ被災しても体力が保つ)
    座って半畳寝て一畳で十分。家でも車でも寝るときはゴザを敷き寒いときのみ寝袋かける
    慣れれば硬い床でも寝れる、ふわふわの布団に慣

    0
    2024年12月01日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

    Posted by ブクログ

    本も良いが、何より、尾畠春夫という生き様が素晴らしい。読む前は、偶然、行方不明になった男児を見つけ出し、マスコミに騒がれて有名になったボランティア位の認識であり、それなりぬボランティアへのポリシーやスキルのある職人気質な方というイメージだった。

    別にそれは間違いでは無かったが、尾畠氏の苦労してきた人生、そこから生まれる哲学を本書で深く知る事ができる。勿論、聖人ではないから怒る事もあるし、ただのスケベ爺さんの一面もある。だけど、弱者への接し方、被災地での振る舞い方、仕事に対する向き合い方、欲張らない姿勢、明るい性格、全てがどんな自己啓発本よりも啓発される内容だ。

    鍛えて歩き、よく調べ、物を直

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    2024年10月27日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

    Posted by ブクログ

    佐々井みのるさんこと、佐々井秀嶺。
    インド仏教1億5千万人の頂点、最高指導者は、日本人の僧侶であった。「ジャイ ビーム!」と口々に叫ぶ信者の真ん中で「私は小さな坊主です。命懸けで差別や貧困と闘っていく所存である!」と。
    市井の人々の声に耳を傾け、時には悪魔祓い、インドの秘密警察と対決、陰謀渦巻くアーグラーや大荒れの記者会見に臨む。食事はお供物をいただき、儲けたお金は騙されながらも病院や学校を建てインドに貢献していく。
    そんな元日本人、インド国籍を何とか有した佐々井さんに密着取材を重ねて一冊にまとめあげた。とても読みやすく面白く、混沌としたインドをありのまま表現された一冊。

    とてもおすすめ!

    0
    2024年06月02日

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