白石あづさの作品一覧
「白石あづさ」の「お天道様は見てる 尾畠春夫のことば」「世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「白石あづさ」の「お天道様は見てる 尾畠春夫のことば」「世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
⬛︎生命力を感じる
牧場で食べた水牛の血のテリーヌの味が忘れられずにいた時に目についたこちらの本。世界中を旅した著者が、現地で食べた変わりもの食材が「美味しい」も「まずい」も正直な感想でまとめられています。
食べるに至った現地の人たちとのエピソードも楽しく、過酷な旅ながらもコミカルに書かれていて面白いです。
羊の脳みそやアルマジロなど、馴染みのない食材が意外と美味しい…!という事実に驚きと共に、食べてみたいな〜という好奇心がフツフツ。
すごいものを食べるんだな〜と思いながらも、日本人が普通に食べるアンコウや白子なども、外国人が見たらギョッとするんでしょうね。
現地に生きる生物を最初に食
Posted by ブクログ
尾畠春夫…1939年10月生まれ
宮沢賢治【世界全体が幸福にならない限り個人の幸福はありえない】
海岸で拾った丈夫なテグスと自作の針でバスタオルを補修
プラや服は壊れても何度でも補修(ガムテープやホチキス)
登山靴は40年使用、底が擦り切れたらヤマハバイクの古タイヤで補修
「モノの気持ちになったら簡単に捨てられない」
梅干しの種を割ったら中身も食べられる(備蓄パックご飯のお供。温めず水をかけて食べる。夜は別だが日中は食べられる時に食べておくといつ被災しても体力が保つ)
座って半畳寝て一畳で十分。家でも車でも寝るときはゴザを敷き寒いときのみ寝袋かける
慣れれば硬い床でも寝れる、ふわふわの布団に慣
Posted by ブクログ
本も良いが、何より、尾畠春夫という生き様が素晴らしい。読む前は、偶然、行方不明になった男児を見つけ出し、マスコミに騒がれて有名になったボランティア位の認識であり、それなりぬボランティアへのポリシーやスキルのある職人気質な方というイメージだった。
別にそれは間違いでは無かったが、尾畠氏の苦労してきた人生、そこから生まれる哲学を本書で深く知る事ができる。勿論、聖人ではないから怒る事もあるし、ただのスケベ爺さんの一面もある。だけど、弱者への接し方、被災地での振る舞い方、仕事に対する向き合い方、欲張らない姿勢、明るい性格、全てがどんな自己啓発本よりも啓発される内容だ。
鍛えて歩き、よく調べ、物を直
Posted by ブクログ
佐々井みのるさんこと、佐々井秀嶺。
インド仏教1億5千万人の頂点、最高指導者は、日本人の僧侶であった。「ジャイ ビーム!」と口々に叫ぶ信者の真ん中で「私は小さな坊主です。命懸けで差別や貧困と闘っていく所存である!」と。
市井の人々の声に耳を傾け、時には悪魔祓い、インドの秘密警察と対決、陰謀渦巻くアーグラーや大荒れの記者会見に臨む。食事はお供物をいただき、儲けたお金は騙されながらも病院や学校を建てインドに貢献していく。
そんな元日本人、インド国籍を何とか有した佐々井さんに密着取材を重ねて一冊にまとめあげた。とても読みやすく面白く、混沌としたインドをありのまま表現された一冊。
とてもおすすめ!