作品一覧

  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス
    3.8
    1巻814円 (税込)
    自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!? その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは? 二度読み必至の傑作ミステリ!
  • 私はチクワに殺されます
    3.8
    1巻693円 (税込)
    チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。巷に溢れるチクワの秘めたる怖ろしい力に気付いたトラック運転手の男は、己だけが知る事実の重さに苛まれ、やがて身を滅ぼしていく。荒唐無稽な設定から始まる奇妙な物語は、複数の視点から語られることで全く異なる側面を見せる。予想不可能な結末が待ち受ける、前代未聞・驚天動地のチクワ・サスペンスここに開幕!
  • 流血マルチバース
    3.9
    1巻814円 (税込)
    いまは廃墟だけが残された無人の島、その名は龍穴島。そこに隠されているという旧日本軍の財宝を探すべく大型クルーザーで島に向かう一団があった。しかし、龍穴島に到着するや否や、操舵室で惨殺死体が発見される。クローズドサークルと化した島で、乗客の一人である菊田耕一は、記憶喪失の妹・紗枝を守るため重大な選択を迫られるが、その選択が彼らの運命を大きく左右することになる。複数の世界線で繰り広げられる物語がやがて収束する、異色のマルチバース×孤島ミステリー!
  • 5分間ノンストップショートストーリー めでたしめでたしでは終われない
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    いちばん新しい、昔々のお話! 笑える結末から、こわ~い結末まで「昔話」がモチーフの短編9話を収録。 ●刑事が取り調べをすることになった相手は、嘘をつくと鼻が伸びる不気味な人形で……。「ゼペットじいさん殺人事件」 ●金持ちの資産家と大泥棒が手に汗にぎる知恵比べ!「当たりの箱はどの箱か」 ●昨日助けていただいたアリです、と言って現れた女性の数が日に日に増えていき……「恩返し×増殖」 ほか、全9話を収録。バカミスの達人・五条紀夫氏(『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』)初の小中学生向けショートショート! 【目次】まえがき/1話 ウラシマ(『浦島太郎』)/2話 賢い子ブタの捕らえ方(『三匹の子豚』)/3話 ゼペットじいさん殺人事件(『ピノッキオの冒険』)/4話 当たりの箱はどの箱か(『舌切り雀』)/5話 恩返し×増殖(『鶴の恩返し』)/6話 魔法都市のアカズキン(『赤ずきん』)/7話 醜くなかったアヒルの子(『みにくいアヒルの子』)/8話 アリンコ裁判(『アリとキリギリス』)/9話 散る花の願い(『花咲かじいさん』) ■イラスト:旭ハジメ
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)
    3.7
    1巻693円 (税込)
    俺は、間違いなく殺された。なのに、ここはどこだ? 気がついたら目の前にはリゾートビーチと西洋館。姿の見えない配達人から毎朝届く不思議な新聞によると、現世で惨殺された6人が、記憶を無くした状態で、この天国屋敷に返り咲いたらしい。俺は誰だ? なぜ、誰に殺された!? 俺たちは真相を知りたい――。館(やかた)ものクローズドサークルに新風を吹き込む「全員もう死んでる」ミステリ。
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)
    3.8
    1巻737円 (税込)
    生まれも育ちもここ信津(しなづ)町の、健康(たけやす)、昇太、由佳里は、町を支配する信津寺の住職で、悪辣非道な町内会長の権造を殺害することを決意する。酒に酔わせて風呂に沈めて、大成功!のはずだったのに……。なぜか翌朝、ラジオ体操にピンピン元気な権造が。「誰だよ! せっかく殺したクソジジイを勝手に生き返らせたのは!?」殺人犯が蘇生犯を追う、痛快なユーモアメタミステリーの超傑作、爆誕。

ユーザーレビュー

  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、かの有名な太宰治の「走れメロス」に、ミステリとコメディをぶち込んだ作品。

    原作を一度読み返してから読むと、なお面白いと思う。
    原作でのセリフや地の文がうまい具合に作中に混ぜ込まれており、それが面白さに昇華されているので、思わずクスリとしてしまった。

    短い本なので、気軽に読書したい人にもオススメ!

    0
    2026年05月16日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    なんやかんやで五条さん4作目。半分読んだぞ

    これがデビュー作かあ、すごい。いつも通りの軽い読み味だけど、ミステリーの内容がしっかりしている。軽いノリで適当な名づけするのも後のメロスのトリックにつながっている感じがしていい。
    フィクションの世界だからすごい後付けの設定とか来るんだろうなあと身構えていたら、初めの方からしっかりと伏線や情報が散りばめられていてすんなりと理解できた。

    次は言葉が消えていくやつを読んでみたい。

    0
    2026年05月10日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

    Posted by ブクログ

    大好き❤
    こういう知的なパロディ作品は大好き。
    時々作者が運賃を絡めながらこちらに語りかけてくるメタ構造もダレそうになるのを掬い上げてくれて、一気に読めた。
    原点を再読してから、もつ一度読んでみたい。

    0
    2026年05月08日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんて面白い本なんだ……

    まず登場人物が面白い
    イマジンティウス、ムコス、イモートア、ギボア、ギフス、ダボクデシス、オサムス、カズオウス、イブセマスなどなど。

    メロスはもちろんみんな読んだことあるから元ネタと原作からの引用が面白いのはもちろん、なんで原作者を出そうと思ったんだよ。天才か?
    原作と原作者のネタを擦りまくり、こちらにメタ的に語りかけ、シンプルなミステリから叙述トリックからハウダニットからありとあらゆるミステリ形態をとってこれでもかと読者を引き込んでくる。天才か?

    ちなみに読者に語りかけてくるタイプの作家としてディケンズ(クリスマス・キャロル)が思い浮かぶが、あれはなんかめっち

    0
    2026年05月07日
  • 私はチクワに殺されます

    Posted by ブクログ

    チー、クー、ワー!
    ちくわを覗いて人を殺す呪術、果たしてそれは本物か妄想か……?
    二転三転、オカルトホラーか変人サスペンスか?着地が見えなくてスリリングで面白かった!

    0
    2026年05月02日

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