田中裕子の作品一覧
「田中裕子」の「iPad × BUSINESS PERFECT BIBLE」「iPhone BEGINNERS GUIDEBOOK for iPhone4&3GS」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
タイトルとパラ読みで即買いした一冊。
著者はフランスの心理学者です。
原題は「Psychologie de la Connerie」というもので、「Connerie」とは、愚かなことや愚行という意味ですが、英語にすると、bullshitとか卑俗な四文字単語の表現になるようです。
日本語の単なる「バカ」よりもっとタチの悪い意味のような気も…
ただ、本書で取り上げられるのは、勉強ができない、無知である、IQが平均以下、などということではありません。
なぜ人間はバカなことをしでかしてしまうのか、というのが本書の大きなテーマのようで、その定義や世界は実に奥深いものです。
以前読んだ「ファスト&スロー
Posted by ブクログ
別の本に挟まっていた紹介文を読んで購入。
手紙教室に申し込んできた5人の参加者。
エステルを含めた2人と文通を始めるという話。
最初は、お互いのキャラクターが強く出るような自己紹介から始まって。
それぞれが「書く」ことを通して、自分の中の闘っているもの、と対峙する。
他者がいるのだけど、自己と向き合っている時間。
そして、自分を客観化する時間。
この二つは、正反対の性質を持っているものなのに、一人一人を深く掘り下げていく。
とにかく、6人がどうなるんだろう?
と、手紙を読み進めたい気持ちでいっぱいになった。
訳もうまい。
少しネタバレだけど、日本の「風の電話」が登場するシーンがある
Posted by ブクログ
こんなに心地の良い読書は久しぶりだった。秋に読む一冊としてお勧めしたいし、実写化したら絶対に鑑賞したい。
フランス北部の街リールで書店を営むエステルは、ふと思い立って「手紙の書き方教室」の講座を始める。(エステルは自分に正直な人だから、講座開設の動機も「ふと思い立った」ように思えた) 集まった参加者は男女6名で、当然ながら書き方を学ぶ理由も様々。参加者同士(エステル相手でも可)で文通し、各内容をエステルが添削する形式で講座は進められる。
やがて、参加者全員の心境に変化が見られ出して…
「封筒の中に収められたメッセージには、メールなんかよりもずっと重みがある。ゆっくりと時間をかけて、道筋を残す
Posted by ブクログ
しばらく積読本になっていた。このタイミングでこの本を読めたことは今の私には大きな意味がある。とても心が温まり、浄化される本だった。それぞれ人生の苦難にいる人々が偶然に集まり、手紙教室で文通を始める。たった3ヶ月の文通だが、それぞれ大きく変わる3ヶ月となる。所々に日本が出てくるところも読んでいて、おっ、とサプライズ的な喜び。そして、最後には風の電話が出てくる。そうか、フランス人には死者が生者の生活に入り込む余地はなく、死者を感じることは怖いとの認識なんだ、と改めて死生観の違いを知る。最後は涙を堪えながら読んだ。ジュリエットとニコラの関係、サミュエルと家族、風の電話の件、そして最後までどうなること