無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
2003年、パリ。ある朝、著者の自宅にポストカードが届いた。差出人名はなく、1942年にアウシュヴィッツで亡くなった著者の曾祖父母とその子どもの名前のみが書かれていた。誰が、何のために出したのか。差出人の謎と戦争の記憶を著者が辿る、実話に基づく物語。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
読まなければならない本だと思った。
ドイツ以外の国もホロコーストに関わっていたという事実は、知識として知ってはいたが、物語として受け取ると、ドイツ一国の問題ではなくヨーロッパ全体の問題なのだということが理解できた。人権の国フランスでの話というところもまた考えさせられたし、子供たちの断片的な体験からも、ユダヤ人差別の負の連鎖は円環として続いているという事実もうかがえた。その円環から抜け出そうとする最後のジョルジュとアンヌの会話は胸に来るものがあった。
ポストカードについてのミステリがエンジンとなって、最後までぐいぐいと読み進められるし、ノンフィクションでありミステリでもあるという、新鮮な読み口だった。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸