あらすじ
その「秘密」はこの絵と一緒に葬り去ったはずだった――。
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フランスで驚異の文学賞20冠! & フランスで23万部突破! & 20ヵ国で翻訳決定!
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クリムトの名画『婦人の肖像』に隠された、心揺さぶる「歴史と謎」。
「世界」が注目のアート・ミステリーの大傑作が日本上陸!
1910年にオーストリアの画家・クリムトが描き、クリムト自身が死の直前に大幅に修正したことが1996年に判明、1997年にイタリアのリッチ・オッディ近代美術館から盗まれ、2019年に無傷で発見された謎多き実在の絵画――『婦人の肖像』。
なぜこの絵は数奇な運命をたどったのか? この絵のモデルとなった女性は誰なのか?
1900年代初頭のウィーン、幼子を抱えるシングルマザーのマルタ。
1920年代のNY、株式投機で人生逆転を企む青年・イジドール。
1980年代のテキサス、コロンビア・ロー・スクールへの進学を果たした才女、パール。
バラバラに見える3人の人生が交錯するとき、名画に隠された衝撃の「秘密」が浮かび上がる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かった!時間軸と語り部が頻繁に変わるので、登場人物をメモしながら読み進めた。気になった箇所に戻って読み返したりしていたから時間がかかったけど、その分満足度がすごく高い。長い時間軸の中で当時の時代背景も分かりやすく、翻訳の読みやすさも相まって没頭できた。
徐々に真実が明かされていく過程で何度も驚かされて、今まで読んだミステリーとはまた違う魅力を感じた。クリムトの実在する絵画の歴史を題材にしたのも秀逸で、史実と物語が絡み合う構成に引き込まれる一冊だった。
Posted by ブクログ
おおおおおもしろかった!クリムトの絵画を巡る珍奇な史実を下絵にしてモデルの女性は誰かを追う話かと思いきやミステリーには括れない凝った構成の血縁関係を巡る100年物語。時代と人物があちこち飛ぶし、1/3くらいでつながりは見えちゃうけど、リーダビリティがすごくて飽きずに一気に読んだ。絢爛と退廃のウィーンやWWI下のヨーロッパの雰囲気とか、アメリカの大恐慌、禁酒法時代、テックバブルが飛ぶ直前の浮かれた経済と何でもあり的な時代背景も、人物たちの偶然みたいな運命に現実味を出してる。読後に絵をみたらほんとにホクロがあった。細部に凝ってるなあ
Posted by ブクログ
グスタフ・クリムトの実際の絵画も塗り直しがされていたという謎や盗まれて20年以上たった時に無傷で見つかったという事実を元に創作されたアートミステリー。時代や視点が目まぐるしくかわるので、初めは面食らい、何度も確認しながら読みすすみましたが、海外作品ながら絶妙な自然な訳でもあり、いつの間にかストレスなく読み進みかなり楽しめました。