稲垣公夫の作品一覧
「稲垣公夫」の「ザ・ゴール」「開発戦略は「意思決定」を遅らせろ!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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『開発戦略は「意思決定」を遅らせろ! 』、『EMS戦略―企業価値を高める製造アウトソーシング 』などの著書がある。
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
機械メーカー工場長の主人公が、「業績悪化に伴う工場廃止リスク」と「家庭の時間を取れないことによる離婚の危機」の両方に立ち向かう、ビジネス小説。
ある工程全体のスループットは、その工程のボトルネックに蓋されてしまうという「制約理論(TOC; Theory of Constraint)」 の概念を、物語の形式で納得しやすい形で理解できる。
【教訓】
- 営利企業の至上目的は利益を最大化すること
- 工程の一部で効率が向上しても、それが即ち利益の向上につながるとは限らない
- 誤った評価指標を持ち出すと、最適なプロセスを導出することはできない
- 「評価が必要なのには、二つ理由があると思います。一つはコントロールです。お金を儲けるという企業の目標に向かって、どれだけその目標に近づいたのか把握する必要があります。もう一つの理由は、おそらくこちらのほうがもっと重要だと思うのですが、組織の中の各部署、各人が組織全体の立場に立って、何が有益なのかを理解し、それを実行させることにあると思います。(引用;420p)」
- 改善のプロセス(引用;474 p)
①. 制約条件を「見つける」
②. 制約条件をどう「活用する」かを決める
③. 他の全てを ② の決定に従わせる
④. 制約条件の能力を高める
⑤. ここまでのステップでボトルネックが解消したら、①に戻る(ただし、「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはならない)