安堂ホセの作品一覧
「安堂ホセ」の「ジャクソンひとり」「DTOPIA」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「安堂ホセ」の「ジャクソンひとり」「DTOPIA」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
面白い、すごく引力をもった作品。
「モモ」の視点から「おまえ」=キースに向けた語りのような形で淡々と物語が進んでいく。「おまえは〇〇をして、〇〇だった」みたいな語り口がかなり特殊だな、と最初は思っていたけど、この物語を「だれかの主観」から語ることは難しいからかな、と思った。ある意味で視点はモモでもないと思う。
自分の欲望が誰かの暴力になる、という状態に対して、「域」を設定する、というキースの信条は面白いと思った。朝井リョウ「正欲」でも似たようなテーマがあったなと思う。
物語がずっと淡々としていてそこが魅力だなと思った。
恋愛リアリティショーの出演者を視聴者が世界の部品として扱う表現として、
Posted by ブクログ
【どんな方におすすめ?】
ひどく平和ボケしている人。
普段「暴力」について考える機会がない人。
【感想】
前作(迷彩色の男)で、言葉の数は有限なのに、言葉で紡ぎだされる世界は無限なんだと知らされて、今回も読んでいて本当にワクワクした。この言葉とこの言葉を一緒に使うんだ~、ドッキングするんだ~って感じ。
【好きな場面】
渋谷の道玄坂(82ページ以降の描写)。
こういう裏の場所を実際に知らないとこういう場所を書けないと思うんだけど、現実とフィクションが絶妙に絡み合っていて、まるで私もこの世界にいるかのような、知っているかのようなバランスが絶妙にいい。
今回読んでいるにあたって、ご本人のアイデ
Posted by ブクログ
自分が言いたいことを言えるように読書を始めたけど、本作は、世の中に自分の知らない世界(同性愛者同士がまぐわう場所)があることを教えてくれたし、きっとストレートの人には表現できない感覚の描写がもう新鮮で、あっという間に読めた。描写に関しては、色や音の描写がリアルでそこが好きだ。
それにしても、ほかの作家と違うところは他に何だろうと考えてみたら、以下のことに突き当たった。
・いぶき以外の登場人物に名前がない(匿名性が高く、誰かにあてはまるかもしれない可能性を孕む)
・「男」と出てきたからといって次に出てきた「彼」と同一人物ではない。別人。これは男女の物語しか読んだことがなかったから起きてしまった
Posted by ブクログ
一気読みだった の、 だ、 が、
何故一気読みだったのかがわからない し、
なんの話なのかすらもわからなかった
物語のギアを度々チェンジする著者はその都度にアクセルを強く踏み込んでくる
脳内で罵声と怒号が聞こえてくる
「やれ!やれ!!もっとやれ!!もっともっと、もっともっとやり尽くせやり尽くせ!!!!」
その罵声と怒号は煽られているのか煽っているのかとゆう判別すらもだんだんつかなくなってゆき
アドレナリンがぶわぶわぶわと量産放出されてゆくのを感じた
脳みそに直接なんか注射ブスってされたかな
そのような感覚はあった
しかし何が起きたのか 何を読まされたのか 何を考えたのか語る言葉を私
Posted by ブクログ
「ひとり」の物語にしてはならない
今自信を持ってたくさんの人におすすめできる現代文学作家があるとするなら間違いなく、安藤ホセさんじゃないでしょうか。
今や芥川賞作家の安藤ホセですが、実は芥川賞を取る前からこの人の描く作品には何かあるんじゃないかと思っていました。ジャクソンひとりもそんな中の一つで、ゲイを推しているだとか人種問題がどうと紹介には書いてはないけれど何かあると自分自身ゲイであるところから唯ならぬ匂いを感じてきました。
デビュー作ということもあり読んでみた感想はといえば、この人は読み継がれるのではと思うくらいに鮮明で新しい、文学作品として完成したものに近いのではないかと。朝井リョウや