作品一覧

  • 団塊のジジババが日本をダメにする
    4.0
    1巻1,069円 (税込)
    ベストセラー『ケータイを持ったサル』の著者が、公共性がなく自己チューな団塊世代へ警告! あなたの異様な愛情が孫を苦しめている……。
  • コミュ障 動物性を失った人類 正しく理解し能力を引き出す
    3.9
    1巻880円 (税込)
    周りから注目されたい、聞く耳を持たない、話をしているときに相手と目を合わせない、悪意のない欺き、ひきこもり、……。学校や会社、就活でも挫折しない! 現代社会で生きづらい思いをしている人たちへの処方箋。(ブルーバックス・2015年6月刊)
  • 自粛するサル、しないサル
    4.0
    1巻877円 (税込)
    新型コロナ危機では、人々の間で「自粛派」と「反自粛派」の対立が起きた。サル学の見地によれば、自粛派は生物の本能として感染症を怖がる「サル的」で、反自粛派は理屈で恐怖感を抑制できる「ヒト的」。「ヒト的」のほうが進化形だが、「サル的」のほうが命を守るうえでは合理的ともいえる。この対立は、中世ペストのときも江戸時代の感染症危機でも繰り返されてきた。なぜ「自粛する、しない」の相違は生まれるのか。「永遠の敵」のようにも見える両者は、果たしてわかり合えるのか。サル学者によるコロナ文化論。
  • 他人を許せないサル IT世間につながれた現代人
    3.1
    よくキレよくムカツク現代人にレッドカード。インターネットやケータイが普及し、IT化が極端に進んだ結果、ストレスは高まり、他人の目が気になり、イライラが募っていく。他人との関わりが激変し、ネットに縛られた新しい世間が幕を開けた。IT世間はなぜ誕生したのか、日本人の行動に異変が生じたのか? 気鋭のサル学者が現代人を鋭く分析した新しい世間論。(ブルーバックス・2006年8月刊)
  • マスクをするサル(新潮新書)
    4.0
    1巻792円 (税込)
    マスク着用の標準(デファクト)化は、すでに受け入れざるを得ない社会の現実だ。しかし、誰もが顔の半分以上を蔽い隠すという習慣は、動物間の認知とコミュニケーション、さらにはヒトの性にかかわる意識をも、大きく変えてしまうかもしれない。コロナ禍の象徴・マスクは人類史上、パンツにも匹敵する行動変容をもたらすのか。霊長類学と人類学、社会学や文学など多様な視点から考える、ポスト・コロナ文化論の試み。
  • いじめとひきこもりの人類史(新潮新書)
    5.0
    1巻792円 (税込)
    野生の動物は不快なものには近づかない。危険を感じればすぐ逃げる。なのになぜ、ヒトの世界にだけ「いじめ」が成立するのか。その起源は、遊動・狩猟から定住・共同体へ、という劇的な生活変化にある。そこで始まった「よそ者」排除は、異界への「漂泊」「隠棲」を経て、逃げ場のない現代社会において大勢の「ひきこもり」を生みだした。500万年にわたる人類史から、ポストコロナの社会像をも見据える壮大な文明論。

ユーザーレビュー

  • コミュ障 動物性を失った人類 正しく理解し能力を引き出す

    Posted by ブクログ

    コミュ障の人こそ、人間の「脱生物化」を成功させた貢献者

    コミュ障、とよく聞くが言っている本人と話すと「そんなことはないのにな」と感じることがある。
    そもそもコミュ障とはどんなものなのか?と本書を手に取った。
    コミュ障は相手がどう感じ、どう思っているのかを想像することが難しいと言う。
    怒りの表情の認知がコミュ障は迅速にできないらしい。
    動物的直感が発動されないという。
    読んでいくと「もしや自分もそうかも」という節がいくつも出てくる。
    レオナルド・ダヴィンチ、エジソン、アインシュタインみなコミュ障とのこと。
    時代を変える大発見はコミュ障のなせる技でもある。
    そこを間違えてしまったのが、STAP細

    0
    2024年08月22日
  • いじめとひきこもりの人類史(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    定住が生み出したいじめ。引きこもりもサルに見られるように動物的には異常な行動ではない。現代においてこの二つが社会問題として大きく取り上げられるのは社会によって生み出された問題を社会が解決しようとするなんとも矛盾な行為。昔からこの二つの問題があったにせよ、注目されなかったのは個々に焦点が当たることなどなかったからではないか。本当にこの問題を解決しようと思えば社会的生活を半分脱せるようになることが必要。その時々で選べるといいかも。今は全員が社会で生きなければならない。そうでない山で暮らすような人もいるがかなり困難。そこのサポートがいるのではないか。
    半遊動的、半社会的動物に生きることこそが平等にな

    0
    2022年08月27日
  • いじめとひきこもりの人類史(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    現代におけるいじめやひきこもりの問題を人類史という大きなスケールで取り扱った本書。古代からいる異人変人を吸収する逃げ場がどんどん狭くなっていく様子を描いている。
    いじめやひきこもり、そして発達障害や社交不安障害といった問題は専門書等でよく触れるテーマではあったが、本書はそれら専門書とは一線を画す捉え方をしている。人類史という壮大な視座で捉え直すことで、異常を正常に戻すという従来の医学的な考え方から、異常正常の別はなく客観的に捉え直すことに成功している。専門家や当事者をはじめ、様々な人に読んでほしい一冊である。

    0
    2021年02月07日
  • コミュ障 動物性を失った人類 正しく理解し能力を引き出す

    Posted by ブクログ

    いろいろな評価、生き方があってよいと思う。
    ただ、自分自身を解ろうとする気持ちは持ち合わせていたいものだ。

    0
    2015年07月19日
  • 自粛するサル、しないサル

    Posted by ブクログ

    「ヒト的」のほうが進化形だが
    「サル的」のほうが命を守るうえでは
    合理的ともいえるそうです

    はっきり分からないものに対しての
    生物的な恐怖がないと
    生存率にも関わりますからね

    途中で徒然草も引き合いに出してきたり
    日本でロックダウンできないのは
    城壁都市ではないからとか
    なかなか 話が多岐にわたり
    サルのお話だけでない所が
    面白かったです

    0
    2022年11月16日

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