ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
野生の動物は不快なものには近づかない。危険を感じればすぐ逃げる。なのになぜ、ヒトの世界にだけ「いじめ」が成立するのか。その起源は、遊動・狩猟から定住・共同体へ、という劇的な生活変化にある。そこで始まった「よそ者」排除は、異界への「漂泊」「隠棲」を経て、逃げ場のない現代社会において大勢の「ひきこもり」を生みだした。500万年にわたる人類史から、ポストコロナの社会像をも見据える壮大な文明論。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
定住が生み出したいじめ。引きこもりもサルに見られるように動物的には異常な行動ではない。現代においてこの二つが社会問題として大きく取り上げられるのは社会によって生み出された問題を社会が解決しようとするなんとも矛盾な行為。昔からこの二つの問題があったにせよ、注目されなかったのは個々に焦点が当たることなど...続きを読むなかったからではないか。本当にこの問題を解決しようと思えば社会的生活を半分脱せるようになることが必要。その時々で選べるといいかも。今は全員が社会で生きなければならない。そうでない山で暮らすような人もいるがかなり困難。そこのサポートがいるのではないか。 半遊動的、半社会的動物に生きることこそが平等になれると思う。
現代におけるいじめやひきこもりの問題を人類史という大きなスケールで取り扱った本書。古代からいる異人変人を吸収する逃げ場がどんどん狭くなっていく様子を描いている。 いじめやひきこもり、そして発達障害や社交不安障害といった問題は専門書等でよく触れるテーマではあったが、本書はそれら専門書とは一線を画す捉え...続きを読む方をしている。人類史という壮大な視座で捉え直すことで、異常を正常に戻すという従来の医学的な考え方から、異常正常の別はなく客観的に捉え直すことに成功している。専門家や当事者をはじめ、様々な人に読んでほしい一冊である。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
いじめとひきこもりの人類史(新潮新書)
新刊情報をお知らせします。
正高信男
フォロー機能について
「新潮新書」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
コミュ障 動物性を失った人類 正しく理解し能力を引き出す
自粛するサル、しないサル
他人を許せないサル IT世間につながれた現代人
団塊のジジババが日本をダメにする
マスクをするサル(新潮新書)
「正高信男」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲いじめとひきこもりの人類史(新潮新書) ページトップヘ