いじめとひきこもりの人類史(新潮新書)
  • 値引き

いじめとひきこもりの人類史(新潮新書)

792円 (税込)
554円 (税込) 5月2日まで

2pt

5.0

野生の動物は不快なものには近づかない。危険を感じればすぐ逃げる。なのになぜ、ヒトの世界にだけ「いじめ」が成立するのか。その起源は、遊動・狩猟から定住・共同体へ、という劇的な生活変化にある。そこで始まった「よそ者」排除は、異界への「漂泊」「隠棲」を経て、逃げ場のない現代社会において大勢の「ひきこもり」を生みだした。500万年にわたる人類史から、ポストコロナの社会像をも見据える壮大な文明論。

...続きを読む

いじめとひきこもりの人類史(新潮新書) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月27日

    定住が生み出したいじめ。引きこもりもサルに見られるように動物的には異常な行動ではない。現代においてこの二つが社会問題として大きく取り上げられるのは社会によって生み出された問題を社会が解決しようとするなんとも矛盾な行為。昔からこの二つの問題があったにせよ、注目されなかったのは個々に焦点が当たることなど...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月07日

    現代におけるいじめやひきこもりの問題を人類史という大きなスケールで取り扱った本書。古代からいる異人変人を吸収する逃げ場がどんどん狭くなっていく様子を描いている。
    いじめやひきこもり、そして発達障害や社交不安障害といった問題は専門書等でよく触れるテーマではあったが、本書はそれら専門書とは一線を画す捉え...続きを読む

    0

いじめとひきこもりの人類史(新潮新書) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

正高信男 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す