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Posted by ブクログ
コミュ障の人こそ、人間の「脱生物化」を成功させた貢献者
コミュ障、とよく聞くが言っている本人と話すと「そんなことはないのにな」と感じることがある。
そもそもコミュ障とはどんなものなのか?と本書を手に取った。
コミュ障は相手がどう感じ、どう思っているのかを想像することが難しいと言う。
怒りの表情の認知がコミュ障は迅速にできないらしい。
動物的直感が発動されないという。
読んでいくと「もしや自分もそうかも」という節がいくつも出てくる。
レオナルド・ダヴィンチ、エジソン、アインシュタインみなコミュ障とのこと。
時代を変える大発見はコミュ障のなせる技でもある。
そこを間違えてしまったのが、STAP細胞の事件や迷惑動画を撮ってはアップする若者たち。
いかなる状況下でもドライな判断を下し、自分にとって面白いか、そうでないか。
自分がやることが注目を浴びるか、無視されるか。
コミュ障は一種の進化した人類なのかもしれない。
Posted by ブクログ
イマイチ評判の良くない『ケータイを持ったサル』と同じ著者ですが、ブルーバックスから出ているので気になって読んでみました。
「コミュ障」の定義から始まり、知的活動への極度の依存(とは書いてないが、いわゆる依存している状態)を、否定的に見るのではなく、客観的に捉えるところがなかなか面白かったし、チェスのボビー・フィッシャーを引き合いに出してくるあたりも面白いし読ませる。
高度なコミュニケーションを常に求められる現代に、やっとの事でも追いつけない。それはよく言われているように人間的な能力の不足ではなく、低次の動物的なコミュ力がイマイチだからだ、という定義がおもしろい。
Posted by ブクログ
著者は霊長類の研究者で心理学の専門家。そのため、猿などの実験を通して動物と人間の比較からの著書が多いようです。今回は職場などの人間関係に難のあるコミュニケーションに障害のある人、いわゆる「困ったちゃん」をどう扱うか。副題に正しく理解し能力を引き出す、とあります。実際にコミュニケーションの言葉が日々絶えない職場にあって頭を痛めている自分にとって、まず正しく理解しているのか、と考えていたので、この本にある実験結果を読んでなるほどと納得できました。コミュ障の人のコミュニケーションスタイルの違いが認識できたということです。最近科学者ばかりでなく世間を賑わしたあの話題の人も引き合いに出されていたりして、一連の経過も頷けるところでした。
動物性から遠ざかってしまった社会にいる現代人、しかしこの社会に適応してきた私たち人類。これからも増えていくであろう彼らをうまく活かしていく方法も提示されていましたが、実際のところ、お互いの違いを知り理解しようとするのはとっても忍耐のいることであるため、実行するのはなかなか難しいのだろうと思うところもありました
Posted by ブクログ
コミュ障と呼ばれる人の要素として、1怒りの表情が読み取りにくい 2そもそもコミュニケーションの必要性を感じていない の2点が挙げられる。
怒りの表情については、人間の本能にある危機への対応力の弱さがあり、必要性については、自分自身の興味の隔たりが背景にある。
「普通の人」としての接し方は、自分は理解力があるとは考えず、相手が何を求めているのかを考えるのが良い。
また、怒りの表情を読み取る力を高める必要性があるとも感じた。
コミュ障の人は、社会に認めてもらう(振り向いてもらう)ことをふつうに願っている。しかし、一般的に認められる方法ではなく、ネガティブな反応をされやすい行動をしてしまうことが往々にしてある。
コミュ障の人には、怒りの反応を読み取る力、認められる行動とは何か(普通の人はどう考えているのか)考える力をつけさせていきたい。
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ビジネス・実用
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