作品一覧

  • 受験生は謎解きに向かない

    自由研究には向かない殺人

    小説・文芸

    3.5
    1巻880円 (税込)
    高校生のピップにある招待状が届いた。高校卒業および大学受験に必要な試験のひとつが終わった6月末、友人宅で架空の殺人事件の犯人当てゲームが開催されるという。舞台は1924年の孤島に建つ大富豪の館という設定だ。参加者は同級生とその兄の7人。ゲーム開始早々、館の主が心臓を刺されて殺されているのが発見される。試験後に着手すべき自由研究が気になり、当初は乗り気でなかったピップは、次第に夢中になり、主の姪に扮してゲームを進めていく。ピップの明快な推理を堪能できる、爽やかで楽しい『自由研究には向かない殺人』前日譚!/解説=瀧井朝世
  • 優等生は探偵に向かない

    自由研究には向かない殺人

    小説・文芸

    4.4
    1巻1,400円 (税込)
    高校生のピップは、友人のコナーから失踪した兄の行方を探してくれと依頼される。兄のジェイミーは、2週間ほど前から様子がおかしかったらしい。コナーの希望で、ピップはポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めていく。関係者へのインタビューやSNSなども丹念に調べることで、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。ピップの類い稀な推理が、事件の恐るべき真相を暴きだす。年末ミステリランキング第1位『自由研究には向かない殺人』続編。この衝摯の結末を、どうか見逃さないでください!/解説=阿津川辰海
  • 夜明けまでに誰かが

    夜明けまでに誰かが

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    高校生のレッドは、キャンピングカーで友人3人、お目付け役の大学生2人と春休みの旅行に出かけていた。だが人里離れた場所で車がパンク。携帯の電波は届かない。そして何者かに狙撃され、残りのタイヤと燃料タンクを撃ち抜かれてしまう。午前零時、サイドミラーにかけられたトランシーバーで、狙撃者から連絡が。その人物は6人のうちのひとりが秘密をかかえている、命が惜しければそれを明かせと要求してきた。制限時間は夜明けまで。閉ざされた空間で展開される極限の探り合いと謎解き。『自由研究には向かない殺人』の著者の新たな傑作!/解説=大矢博子
  • 自由研究には向かない殺人

    自由研究には向かない殺人

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,500円 (税込)
    高校生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺害し、自殺したとされていた。その少年と親しかったピップは、彼が犯人だとは信じられず、無実を証明するために、自由研究を口実に警察や新聞記者、関係者たちにインタビューをはじめる。ところが、身近な人物が次々と容疑者として浮かんできてしまい……。予想外の事実にもひるまず、事件の謎を追うピップがたどりついた驚愕の真相とは。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、英米で大ベストセラーとなった謎解きミステリ!/解説=若林踏
  • 余命一週間の探偵として

    余命一週間の探偵として

    小説・文芸

    4.4
    1巻1,599円 (税込)
    ハロウィーンの晩。27歳のジェットは、何者かに殴打されて意識不明となってしまう。緊急手術を行い2日後に目覚めたものの、医師によると、彼女の脳内には確実に動脈瘤が形成されると考えられ、いずれ破裂して死に至るという。手術はほぼ不可能。余命1週間を宣告されたジェットは死ぬまでに自分を襲った犯人を見つけると誓い、幼なじみのビリーと調査を始める。だが、容疑者は身近な人物ばかりで……。究極のタイムリミットに挑む探偵役が、必死で謎を解き明かしていく。『自由研究には向かない殺人』の著者が放つ、圧巻の犯人当てミステリ!/解説=上條ひろみ
  • 卒業生には向かない真実

    自由研究には向かない殺人

    小説・文芸

    4.4
    1巻1,599円 (税込)
    大学入学直前のピップに、ストーカーの仕業と思われる不審な出来事がいくつも起きていた。無言電話や匿名のメールが届き、首を切られたハトが家の敷地で見つかったり、私道にチョークで頭のない棒人間を描かれたり。調べた結果、6年前の連続殺人との類似点に気づく。犯人は逮捕され服役中だが、ピップのストーカーの行為は、この連続殺人の被害者に起きたこととよく似ていた。ピップは自分を守るため調査に乗りだす。――この真実を、誰が予想できただろう? 『自由研究には向かない殺人』から始まった、ミステリ史上最も衝撃的な三部作完結!/解説=吉野仁

ユーザーレビュー

  • 余命一週間の探偵として

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4.5くらい。
    面白かった。

    余命が一週間しかないので、多少強引に捜査が進んで面白い。
    頭に動脈瘤という爆弾を抱えているので、頭をぶつけたり危ないことをするとヒヤヒヤしてホラーだった。
    徐々に身体機能が落ちていくのもホラーだった。

    主人公の最期の一週間。最期の“生”って感じで良かった。

    ソフィアと言い合いになって、どっちが連絡を取らなくなったのかうやむやになってたけど、これは主人公のジェットのほうがおろそかになっていた、というのが真相かなと思った。ビリーのことも放置してしまう性分なので。
    ソフィアが薬を塩に変えていたのぞっとする。虐待しそう。こういう、自分は正しいことをしている、自分にはこの行動をとる許される理由があると思い込んでいる人間はきつい。
    面白いが。

    なんだかんだジェットは生き延びないかな~と思ったが、さすがホリー・ジャクソン。真相を知らずに逝ってしまうとは。そしてラストもすごい。

    父親スコットはジェットの腎臓が移植されて生き延びられるのだろうか?
    ダイアンの不貞は結局バレたのか。
    ビリーの父親ジャックは本当に死んだのか?
    ルークは罪を免れるのか?メイソン建設はどうなるのか?
    ソフィアとの結婚生活は続くのか?
    色々どうなるんだってところで終わる。人生みたいに。

    でもビリーはジェットに愛された、自分は愛されても良い人間なんだと実感できるようになったので、未来はまあまあ明るそう。

    面白かったな~。

    0
    2026年10月04日
  • 余命一週間の探偵として

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本でもお馴染みとなったイギリスの作家、ホリー・ジャクソン。邦訳は、中編含めて6作目。今作も前作「夜明けまでに誰かが」と同じくノンシリーズ。なのでここから読んでも全く問題ない。

    ハロウィンの夜、誰かに頭を強打されたジェットは、余命一週間と宣告される。成功の見込みが低い手術を受けることをせず、自身の手で犯人を見つけることを誓うジェットだが…

    自身の命が一週間後に尽きるという、タイムリミットもの。デスゲーム的なものとか、マフィアに猶予されているとかじゃなく、ただただ病でここまで短いリミットがある状況はなかなか珍しい。無謀な捜査の説得力にもなっていて、医療的にはファンタジーかもしれないけど、ぐいぐい読ませる原動力になっている。

    振り返ると、そこまで展開に大きな浮き沈みはないのだけど、そのことに気づかないくらいに没頭してしまう作品。個人的には、これまで邦訳された作品の中で一番好き。

    ミステリとしては、序章でほとんど全ての主要登場人物が出てきて、道中の伏線も丁寧に張られている。手堅く、安心して読めるなぁと。

    この設定なので、ものすごいハッピーエンドになることは誰もが思っていないと思うけど。どう着地するか、楽しみに読んでほしい。

    0
    2026年10月03日
  • 卒業生には向かない真実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (和訳の傑作)これも素晴らしかった!長さも高さも超がつくジェットコースター小説。ぎゃーわー〜!!ピップが精神を病んでしまったと思われるところから始まり、ストーカーとの絶体絶命の対決からはずっと自分も犯罪に加わっているような気分になり心臓に負担がかかってきた。アンディ事件の背景がまたひっくり返るような状況にも驚きを隠せない。個人的に引っかかったのが写真にスマホの時刻が写るアリバイ作りについて、ピップは過去にもこれに気付かされた?誰かに作られたシナリオを追わされた?とワクワクしたのである。

    0
    2026年10月03日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    海外作家さんの作品は名前が覚えにくかったり想像しづらさみたいなものがあって、最初はちょっととっつきにくい。
    けど、慣れてくると文章も読みやすく何よりストーリーが面白くてぐんぐん読み進められる。
    タイトル通り「自由研究」として描かれているので、インタビューや記録、考察と主人公の生活場面とが組み合わさってて、読んでいて飽きない。
    主人公のキャラクターと相棒サルとの関係性も魅力的だった。
    最後までしっかり「犯人は誰なの…?」と惹きつけられ、考えられて、「そうだったんか〜!」としっかり納得&驚かされ、余すことなく楽しませてもらいました!

    0
    2026年10月03日
  • 余命一週間の探偵として

    Posted by ブクログ

    容赦ないラストの展開に思わずため息
    やはりホリー・ジャクソン、恐るべき!
    余命1週間と言われたらどうする?
    普通なら愛する家族と共に穏やかに過ごすだろう
    しかし27歳のジェットは、残された1週間で自分を襲った犯人を見つけるという大胆な選択をする
    幼い頃に姉を亡くしているジェットにとって、死は遠い存在ではなかったのかもしれないが、信じられない行動力で、次々と秘密のベールが剥がされていくスリリングで衝撃的な1週間
    そしてそれは親友ビリーとの絆、自分のホームを確信した1週間でもあった
    ジェットのかけがえのない濃厚な1週間を堪能し、余韻にひたりました
    この作品も数年後、ハロウィンの時期にNetflixで映像化される気がします
    観る観ないは、ビリー役の俳優さん次第かなぁ、と勝手に妄想しております(歌声も重要!)

    0
    2026年10月02日

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