作品一覧

  • 全てと無 ――世界の存在をめぐる哲学

    全てと無 ――世界の存在をめぐる哲学

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,496円 (税込)
    あらゆる対象を丸ごと含む全体としての「世界」なるものは存在しない。存在するのは「意味の場」に現れる何者かだけである――新しい実在論を展開するマルクス・ガブリエルと、これを真っ向から退けるグレアム・プリースト。「世界は存在しない」とはどういうことか。当代一の哲学者が、「全て(everything)」と「無(nothing)」をめぐって交わした論考と討議を収めたスリリングなドキュメント。大陸哲学と分析哲学の垣根を越え、現代思想の新地平を切り拓く、最高レベルの知の格闘を目撃せよ。
  • 哲学トレーニングブック

    哲学トレーニングブック

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻2,288円 (税込)
    画期的「哲学読解」40講。「血で書いたような文章を好む」と語る気鋭の哲学研究者による、実践的読書ノート。文章の読み方・まとめ方を「こうするのか!」と体得できる。
  • 哲学の始め方

    哲学の始め方

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,408円 (税込)
    何を疑い、何を信じるべきか――脳に汗かく哲学体験! もしすべてが夢だったら? 目の前の相手に「心」はあるのだろうか? 果たして、私たちは何事かを語りえるのか……? 理学部に通う大学生の「ぼく」と、平穏な日常を徹底的に掘り崩す「懐疑論」との戦いがいま始まる。専門用語ゼロ、素手で触れる哲学の本質!
  • 日本哲学の最前線

    日本哲学の最前線

    ビジネス・実用

    -
    1巻990円 (税込)
    國分功一郎、青山拓央、千葉雅也、伊藤亜紗、古田徹也、苫野一徳…… 哲学の最前線の旗手たちが「いま考えていること」がこれ一冊でわかる! 私たちを縛りつける不自由と向き合う、本当の自由のための哲学。  * * * [本書の内容] 第一章 「する」と「される」の外部へ――國分功一郎『中動態の世界』 第二章 二人称のコミュニケーションと無自由の極北――青山拓央『時間と自由意志』 第三章 非意味的切断の実践哲学――千葉雅也『勉強の哲学』 第四章 身体のローカル・ルールと生成的コミュニケーション――伊藤亜紗『手の倫理』 第五章 常套句の思考停止に抗うこと――古田徹也『言葉の魂の哲学』 第六章 エゴイズムの乗り越えと愛する意志――苫野一徳『愛』
  • 人が人を罰するということ ――自由と責任の哲学入門

    人が人を罰するということ ――自由と責任の哲学入門

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻990円 (税込)
    人間は自由意志をもつ主体であり、過ちを犯した者が咎められ罰されることは、古くから共同体における基本的なルールと考えられてきた。一方、自由の存在を否定し「刑罰は無意味だ」とする神経科学や社会心理学の立場がある。はたして人間は自由な選択主体か。私たちが互いを責め、罰することに意味はあるのか。抑止、応報、追放、供犠といった刑罰の歴史的意味を解きほぐし、自由否定論、責任虚構論の盲点を突く。論争を超えて、〈人間として生きること〉を根底から問う哲学的探究。
  • 難しい本を読むためには

    難しい本を読むためには

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻990円 (税込)
    やみくもにページをめくっても、理解は深まらないから、まずは正攻法の読み方を身につけよう! キーセンテンスの見つけ方から実践的な読書会まで、 これまでとは違った読書の仕方を教えます。

ユーザーレビュー

  • 哲学の始め方

    Posted by ブクログ

    人間の思考は、会話を前提にしている。自分なりに咀嚼すると、鏡のようなもの。
    鏡に自分が映っていることで、自分の姿・存在を確認できる。鏡に何も映っていないなら、自分は幽霊かなにかになってしまう。
    鏡は映るのは自分だけど、会話は他人とでないと成立しないのが、厄介で面白いところ。
    会話が成立することで、実在や心などを相互承認して、懐疑論から脱出できる。会話が成立しないなら、つまり自分と相手のどちらか一方でも誠実に返答しないなら、相互承認が成り立たない。実在を疑い、懐疑論から抜け出せない。
    懐疑論にハマること自体は健全だけど、相手にまともに取り合ってほしいなら、まずは自分がまともに回答することから。
    とすると、「聞く技術 聞いてもらう技術」とつながるところがあるかも。
    自分用の宿題が2つ。
    ①陰謀論にハマった人達は、お互いには誠実な会話が成立していて、正気を確認し合っているが、外から見れば狂っている。エコーチェンバーから脱出するには、誠実な会話以外にも必要なものがあるらしい。
    ②AIと会話できるなら、AIとも心や自由などを相互承認できる、といえるのか?

    0
    2026年09月11日
  • 人が人を罰するということ ――自由と責任の哲学入門

    Posted by ブクログ

    哲学書。
    身近なテーマである「罰」だけに、難解ではあるが、丁寧な説明と、
    多くの事例から、何とかついていける。

    あらすじを書けるほどの理解はないので、キーワードを書いておきたい。

    刑罰の意味 抑止、応報、追放、祝祭、見せもの、供犠、訓練

    ここで「応報」に着目し、
    行為、責任、主体という概念が浮かび、
    リベットの実験 自発的行為は意志の前に脳で無意識に起動する、
    つまり人間に自由な選択はないのではないか、そうなれば責任は生ぜず、
    行為の責任に対する応報は問えないのではないか、、、
    深い。
    この議論が続く。終わりはない。

    この本で取り上げなかったのが「赦し」
    これも深いテーマだ。

    応えは出なかったが、脳に心地よい汗をかくことができた。

    0
    2024年06月14日
  • 人が人を罰するということ ――自由と責任の哲学入門

    Posted by ブクログ

    人が人を罰するということ ――自由と責任の哲学入門。山口 尚先生の著書。人が人を罰するということはどういうこと?人が人を罰する資格は本当にあるの?仕事として人を罰するということをしている人はいるけれどそれは本当に正しいこと?人間は間違うもの。間違うことがない人間なんて人間ではない。同じ間違うものであるはずなのに人が人を罰するということは矛盾するのかな。仕事として人を罰するということをして人が間違えたら他の人よりも厳しく処罰されないとおかしいのかな。考えさせられる一冊。

    0
    2024年05月03日
  • 難しい本を読むためには

    Posted by ブクログ

    難しい本を読むには、全体と部分をいったりきたりして、ぐるぐる読みをし、キーセンテンスを見つけること。
    それからメタ情報として著者の成り立ちや背景、思考についても知ってから読むと良い
    あと哲学って面白い。

    0
    2023年04月26日
  • 難しい本を読むためには

    Posted by ブクログ

    とても当然のことだが、論理の流れを掴むことがあらゆることを理解するのに重要な点であることに気付かされた。
    前提があって結論がある。
    まずはその前提が正しいかを疑う、前提から結論へ至る論理プロセスを疑う。その疑いの姿勢によって、本当にそのロジックが正しいと言えるかを判定できて、その主張を体得できる。疑いが晴れないのであれば、その批判的な意見、思考も自分の血肉ともなる。大学院における研究において、他者(もちろん自分自身もだが)の研究発表などを聞いていて、深く理解できるか?筋のいい疑問が浮かぶか?はこのプロセスを正しく追えているかが重要となると気づいた。
    さらに、それはそのような相手の主張やディスカッションに限らず、あらゆる学習活動においても通底すると気付いた。思考プロセスをいかに真剣に辿れるか?そのプロセスにおいてひっかかったこと、分からないことは調べたり、質問することで腹落ちさせる。そんな単純なようで難しいことが必要である。

    難しい本をどうやったら読み解けるかのヒントを知りたいなぁ、というライトな気持ちで手に取った本が意外にも、論理や学習の土台とは何かを気付かせてくれた。

    0
    2026年07月16日

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