宇佐見りんの作品一覧
「宇佐見りん」の「推し、燃ゆ」「かか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宇佐見りん」の「推し、燃ゆ」「かか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
めちゃ良い作品!
最後の、暗闇の中で這いつくばって綿棒を拾う描写が本当に印象的!まさきはあかりの背骨。まさきありきの生活であったあかりにとって、まさきの引退は「自分の中に存在したまさきの死」であり「まさきと共に生きた自分の死」でもあるという二つの意味を含ませているように感じた!まさきを背骨と例え、綿棒をお骨と例えていたことで、まさきという存在があかりにとっては全てで、生命の要であるような印象を受けた!
推し活するというありふれた流行りの作品かと思ってたけど、推し活を通して発達障害を抱えるあかりやその家族の生きづらさが浮き彫りになっているのがこの作品の面白い所!
家でもバイトでもなんにもできな
Posted by ブクログ
主人公は勉強が苦手で学校にも馴染めない、バイトでも失敗ばかりな女子高生。何かしらの診断がおりているらしいことが明言されている。
そんな彼女の推しが炎上するところから物語は始まる。
主人公は推しの炎上をどのように捉えたのか。「推しを解釈したい」と熱をあげているが、結局は自分に都合の良い部分を拾って、推しを神格化しているように思う。推しも人間であり、メディアでみる記号化された姿の裏には、複雑に入り組んだ思いや生活がある。それをまざまざと見せつけられ支えを失った主人公は、どのように生きて行くのだろう。
主人公の散らかった頭の中が文章表現からも読み取れて、共感というか、同情というか。
そんな彼女も色
Posted by ブクログ
人と同じように生活することができないあかりを、推しはピーターパンの姿で「ネバーランドに行こうよ」と外へ連れ出そうとしてくれた。あかりは推しの全てを解釈し、推しの目で、推しの体で世界を感じたいと思うようになる。そうすれば自分のままならない生活や環境から、意識をネバーランドに向けることができる。
体力も時間もお金も気力も全てを推しに極限まで捧げることで、あかりは現実から解放された。
けれど、推しが引退したことで、あかりもある意味で死んでしまった。「推しが結婚したから会社休みます」とか言っているレベルのファンとは違うレベルで推しに全てを注ぎ込むことでギリギリ生活できていたあかりが、自分の生活のできな
Posted by ブクログ
推しのアイドルが傷害事件を犯した結果、芸能界引退に追い込まれ、それを悲観する話。
以下、ネタバレあり。
女子高生のあかりは男女混合アイドルグループ、まざま座のメンバー上野真幸を推している。かつて演劇の舞台で見た子役の彼に惹かれ、アイドルになった後も、楽曲のCDやライブDVDにグッズ等の収集に励み、さらには出演作品はもちろん発言のほとんどをファイリングし、推し活に血を注いでいる。ある日、その真幸が一般女性を殴ったことが世間に知れ渡り、SNSで炎上する。ネット上では色々な噂が飛び交う中、グループの人気投票では遂に最下位に転落してしまう。そのせいもあってか、真幸は芸能界の引退を突然発表する。