プロフィール

  • 作者名:宇佐見りん(ウサミリン)

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作品一覧

  • 推し、燃ゆ
    3.9
    1巻638円 (税込)
    推しが燃えた。ファンを殴ったらしい――。第164回芥川賞受賞、世代も国境も超えた大ベストセラー、待望の文庫化! 解説=金原ひとみ
  • 私の身体を生きる
    3.8
    1巻1,599円 (税込)
    17人の書き手が自らの「身体」と向き合って記す、生きるためのリレーエッセイ 私の身体はほんとうに私のもの? 私の身体はどんな視線にさらされ、どのように規定され、内面化されているのか。17人の人気小説家・美術作家・コラムニスト・漫画家・発明家が自らの「身体」と向き合い、ときにユーモラスに、ときに激しく、そしてかつてない真摯さで文章をつむぐ。「文學界」人気連載がついに単行本化。 著者は島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見りん、藤原麻里菜、児玉雨子の17人。 自分と自分の身体の関係を見つめる言葉が、これまで読んだことのない衝撃と共感をもたらす。 【目次】 島本理生「Better late than never」 村田沙耶香「肉体が観た奇跡」 藤野可織「「妊娠」と過ごしてきた」 西加奈子「身体に関する宣言」 鈴木涼美「汚してみたくて仕方なかった」 金原ひとみ「胸を突き刺すピンクのクローン」 千早茜「私は小さくない」 朝吹真理子「てんでばらばら」 エリイ「両乳房を露出したまま過ごす」 能町みね子「敵としての身体」 李琴峰「愛おしき痛み」 山下紘加「肉体の尊厳」 鳥飼茜「ゲームプレーヤー、かく語りき」 柴崎友香「私と私の身体のだいたい五十年」 宇佐見りん「トイレとハムレット」 藤原麻里菜「捨てる部分がない」 児玉雨子「私の三分の一なる軛(くびき)」
  • かか
    3.9
    1巻594円 (税込)
    うーちゃん、19歳。母(かか)を救うため、ある無謀な祈りを胸に熊野へ。第56回文藝賞、第33回三島賞受賞。世代を超えたベストセラー『推し、燃ゆ』著者のデビュー作。書下し短編「三十一日」収録。
  • くるまの娘
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    17歳のかんこたち一家は、久しぶりの車中泊の旅をする。思い出の景色が、家族のままならなさの根源にあるものを引きずりだす。50万部突破の『推し、燃ゆ』に続く奇跡とも呼ぶべき傑作。
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2
    3.3
    1巻789円 (税込)
    新型コロナで世界は大変容した。経済格差は拡大し社会の分断は深まり、暮らしや文化のありようも大きく転換した。これから日本人はどのように生き、どのような未来を描けばよいのか。多分野で活躍する賢人たちの思考と言葉で導く論考集。

ユーザーレビュー

  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    女性として生きて来た中での、著名&人気作家さんたちが悩みを赤裸々に綴られた連載が一冊に。

    自分が女性でいることを肯定するために背中を押してくれるような内容だった。

    無神経な数多の男性達に加害されてきた傷への癒し 自分だけではなかった、という、女友達と行ってきた、経験を分かち合って貰えることへのありがたみ

    女性の身体の不安 妊娠や性行為、体調不良、弱さ
    見た目への若い頃の過剰な拘り、ジャッジされることへの抵抗感と迎合

    まるっと。

    0
    2025年12月07日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    「私の身体」を「生きる」とは何だろう。いや、「私の身体」とは何だろう。そもそも、「私」とは何だろう。
    各作家たちの切り口は様々だが、みな共通しているのが、己という存在を不可欠に構築するこの肉体というものの生物的な役割にも社会からの眼差しにもかなり戸惑い、苦しみ、受け入れたり受け入れられなかったりしながらどうにか生きている点で、強く連帯感を持ちながら読んだ。

    痛ましさを感じたのが、執筆陣の女性たちはほぼほぼみな性被害の経験がある点。私にもあるし、私の友人たちもほとんどあると思う(学生の頃、痴漢が話題になったとき、その場にいた10人ぐらいのなかで痴漢に遭ったことがない子は1人しかいなかったことを

    0
    2025年12月04日
  • 推し、燃ゆ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。あかりさん、ダメ人間のようだけど推しを推すことにかけては極みまでたどり着いた感がある。こういう子ってホストにはまっちゃったりしないかとかいらない心配したけど、最後の綿棒でちょっと安心した。這いつくばってでも少しずつ何かを拾っていってほしい。
    作者さんのあとがきがめちゃめちゃ作品の深いとこまで語っていて純文すごいと思ったりした。文章も鮮やかで読み応えありました。

    0
    2025年11月25日
  • 推し、燃ゆ

    Posted by ブクログ

    芥川賞とタイトルに釣られて購入。
    本をもっと読みたいと思うきっかけになりました。

    私に推しがいるからこそ主人公の気持ちが痛いほどわかり、しばらく何とも言えない感情に取り憑かれました。。

    0
    2025年10月27日
  • くるまの娘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    父方の祖母が亡くなり、かんこと両親は車で祖母の家へ向かう。
    車中泊をしながら。
    家を出て暮らしている兄と弟もそれぞれやってきて…という話なのだが、彼女の作品を説明するのに、あらすじなど書いたところでしょうがない。

    傍から見ればかんこの家族は壊れている。
    些細なことですぐかッとし暴力をふるう父、脳梗塞で倒れて以来自分の感情を持て余すかのように時々爆発する母。
    家を出て自分の力で生きている兄と、遠くの高校へ通うために家を出ている弟。

    家族それぞれが傷つけあい、血を流しながらも愛している。
    それは歪なこと?
    逃げ出さなくてはならないこと?
    かんこはそうは思わない。

    ”もつれ合いながら脱しようと

    0
    2025年09月29日

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