作品一覧

  • 皇女アルスルと角の王

    皇女アルスルと角の王

    小説・文芸

    4.3
    1巻999円 (税込)
    皇帝の末娘アルスルは、特別な才能もなく人づきあいも苦手で、いつも皆にがっかりされていた。そんなある日、舞踏会に出席していた彼女の目の前で、父が何者かに暗殺されてしまう。アルスルは皇帝殺しの容疑で捕えられ、無実の訴えも空しく帝都での裁判で死刑を宣告される。部族の裁判を受けるため、一族の所領である城郭都市ダーウィーズに護送されたアルスルを待っていたのは、鍵の城の城主リサシーブ。だがその正体は……。人よりも優れた能力をもつ獣、人外が跋扈する世界を舞台に、変わり者と言われた少女の運命を描く異世界ファンタジイ。
  • 忘却城 炎龍の宝玉

    忘却城 炎龍の宝玉

    小説・文芸

    4.7
    1巻1,100円 (税込)
    死者を蘇らせる術で発展した亀珈王国。儒艮が塾を開くために買ったのは札付きの幽霊屋敷。引っ越し初日から怪奇現象が多発し、同居する金魚小僧をおびえさせていた。そんな折、瀕死の炎龍が飛来。王都を大混乱に陥れる。神をもたない亀珈王国にとって、炎龍は至高の存在だ。龍語を解するのは蘇った死者と生きた人間の間に生まれた界人だけ。そこで急遽儒艮が通訳官に指名される。彼はいまや大切な家族となった金魚小僧のため、ある目的を胸に役目を引き受けるが……。独特の世界が読む人を引きつけて放さない〈忘却城シリーズ〉第3巻。/解説=井辻朱美
  • 忘却城 鬼帝女の涙

    忘却城 鬼帝女の涙

    小説・文芸

    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    死者を蘇らせる術で発展した亀珈王国。名付け師が居を構える霊昇山に、死者の代弁機関である夢無鵡予言院から使者が訪れる。剥州に封じられている二十四大鬼の一体・鬼帝女に不穏な動きがあり、退魔を要請したいというのだ。二十四大鬼といえば退魔不可能と言われた大幽鬼、名付け師といえど退魔はおろか、封じるだけでも命がけだ。そこへ名乗りをあげたのは百人の御子のひとり、才はあるが病弱な千魘神だった。魘神に同行するのは、牢から放たれ、霊昇山に身を寄せている王族殺しの大罪人・曇龍。果たして大鬼退治は成功するのか――?/解説=妹尾ゆふ子
  • 忘却城

    忘却城

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,100円 (税込)
    死者を蘇らせる術で発展した亀珈(かめのかみかざり)王国。都で家庭教師を営む青年儒艮は、ある晩何者かに攫われ、光が一切入らない、盲獄と呼ばれる牢で目を覚ます。そこに集められたのは、儒艮の他に子ども、青年、老人、壮年の男性、中年の婦人の五人。彼らを集めたのは死霊術士の長である、名付け師・縫だった。縫は一同に、儒艮に従い、言葉にされない名付け師の望みを叶えるように言い渡す。儒艮は名付け師の後継者問題が絡むと推理、死霊術の祭典、幽冥祭で事件が起きると予測する。顔を見せない縫の真の目的は。第3回創元ファンタジイ新人賞佳作入選作。/第3回創元ファンタジイ新人賞選評=井辻朱美、乾石智子、三村美衣
  • 騎士団長アルスルと翼の王

    騎士団長アルスルと翼の王

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,200円 (税込)
    人間を滅ぼすほど危険な人外、六災の王討伐をかかげる鍵の騎士団。率いるのはかつてレディ・がっかりとよばれていた前皇帝の娘アルスルだ。新皇帝の要請を受けた騎士団は、六災の王の一体である隕星王の眷属、ワシ人外との戦いで疲弊した城郭都市アンゲロスの救援にむかう。一方、アルスルの護衛官となったルカは、アルスルへの恋心を抱きつつも、身分のちがいから想いを告げられずにいた。ところがアンゲロス公爵と対面した晩、ルカはとても奇妙な双子の夢を見たのだった。変わり者の少女の成長と戦いを描く、人気の『皇女アルスルと角の王』続編。/解説=乾石智子
  • 聖剣アルスルと傷の王

    聖剣アルスルと傷の王

    小説・文芸

    4.7
    1巻1,400円 (税込)
    人間を滅ぼすほど危険な人外、六災の王討伐をかかげる鍵の騎士団。その評判を聞きつけたのは、六災の王自身――地動王だった。眷属のドブネズミ人外を遣わした王は、騎士団長アルスルが王の病を癒すことができたなら、かつて地下域(ヘル)の城郭都市エンブラから奪った花の大図書館を与えるという。大図書館をとり戻すため、南域(サウス)にむかった騎士団一行。自らの大剣に翻弄されるアルスルをまち受けていたのは、巨大な長城オーロラ・ウォール。そして人狼と恐れられるアスク公爵だった。変わり者の少女アルスルの戦いと成長を描く、好評シリーズ第三弾。

ユーザーレビュー

  • 騎士団長アルスルと翼の王

    Posted by ブクログ

    自分の気持ちがなかなかわからないアルスル
    わしに襲われている城郭都市アンゲロスのために戦う
    アンゲロスを治めるのは 72才 2メートルの身長のヴィクトリア
    この人の戦う姿を見て
    この人の剣になりたい と願う

    自分の盾となって死にものぐるいで 戦うルカ
    好きなんだけど 伝えられない

    命がけの戦いが終わった後 皇帝に招かれて 
    ルカとダンスを踊った。
    自分の方から ルカにキスをする。
    やっと気持ちが伝えられるようになった。

    強くて不器用で 可愛らしいアルスルです。

    0
    2026年09月25日
  • 皇女アルスルと角の王

    Posted by ブクログ

    何年も前に読んだ本です。
    なぜか 今の方が面白いと思っている

    親に愛されない 自分に自信のない皇女は
    まあ 他のお話しにも出てくる。

    このお話しには 犬族と猫族も出てきて
    お姫さんに寄り添う

    アルスルは 父親殺しの疑いをかけられて ダーウィーズに連れてこられる

    そこに 大きな牙で刺されで留められているのは
    白ひょうのリサシープがいた。
    アルスルは この長い間 拘束されているヒョウを自由にしてやりたい と思う

    アルスルは父親が死ぬときに 側にいて指輪を預かる
    誰の手にも渡すな!
    と言われて 飲み込んでしまった。

    この指輪から フェロモンのような匂いがして
    走訃王という 人外の王が襲ってくる。

    アルスルは 律儀な無口な女なのです。
    子猫の姿に変わったリサシーブともに 走訃王を倒します。

    後半を2回も 飽きずに読んでしまった。
    この本は シリーズになっているらしい。
    なるほど!!

    0
    2026年09月23日
  • 皇女アルスルと角の王

    Posted by ブクログ

    すごく面白いファンタジーだった!
    最初は世界観を理解するのが大変だったけど、終盤は面白いし、先が気になるしでページをめくる手が止まらなかった。
    前半と後半で別人かと思うような、アルスルの成長ぶり。
    ちゃんとアルスルの個性を認めてくれる人たちに出会えて本当に良かった。
    表紙や挿絵のイラストもすごく素敵で、全部まるっと素晴らしい物語でした。

    0
    2026年03月05日
  • 聖剣アルスルと傷の王

    Posted by ブクログ

    第1作目で狩った「走訃王」から作られた大剣「走る王」の力はアルスルを助けるだけでなく、その独りよがりとも言える強い愛情を向けることでアルスルへの呪いともなります。

    最初は周囲から認めてもらいたい、愛情を注いでもらいたいと悩んでいた少女が、自分の力で人生を切り拓く経験を重ね、いろいろな人と出会い、「見返りをもとめずに愛情を注ぐこと」を覚えたことで、結果として周囲から愛されるようになってゆく姿は何度でも読み返したくなりますし、応援したくなります。
    走訃王との関わり方を見てもアルスルの成長が感じられますし、伴侶であるルカや主君と仰ぐヴィクトリアとの関係性も素敵です。

    三体目の六災の王・地動王というドブネズミ人外との戦いは、四次元空間をも舞台としたことでこれまでの作品の中で最も「異世界」感の強い展開になりました。想像しきれないような幻想的な空間は、まるで宮沢賢治の小説作品のようで、読みながらちょっと迷子になる部分もありましたが、ルカやリサシーブからの愛情や信頼、新たに仲間となって共に戦うウォルフ・シェパァド公爵の協力が心強く、手を止めずに読み進めることができました。

    ザ・大団円、ともいえるエンディングではありますが、まだ六災の王のうち、月雷王と氷山王が登場していません(番狼王は、ウォルフとの関りで登場した、ともいえる?)ので、もう少し、アルスルがこの世界で活躍する姿を読んでみたいと思います。
    続刊の情報はありませんが、心待ちにしています。

    0
    2025年12月09日
  • 騎士団長アルスルと翼の王

    Posted by ブクログ

    前作で、自らの力で名誉を勝ち取ったアルスルですが、護衛として傍らに置き信頼を寄せるルカとの関係性に悩まされることになります。
    アルスルはルカを信頼し好意を寄せているものの、元皇女であるアルスルと異なりルカは被差別民の生まれ。親しくする姿を見せるだけでアルスルの評判も下がることになります。ルカはそれを気にしてアルスルから距離を取り、その様子を見たアルスルはルカに避けられていると感じて…と恋愛物語の定番ともいえるすれ違いですが、著者が「愛」の根底にある醜い感情(嫉妬とか独占欲とか)にもしっかりと焦点を当てているので、戦いの場面以上に読みごたえがあります。

    「あとがき」にありましたが、「六災」とよばれる人外王が1冊につき1体ずつ描かれていますので、全部で6冊のシリーズになるのでしょうか。この後のアルスルとルカの関係性も含めて、続きが楽しみなシリーズです。

    0
    2025年12月08日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET