作品一覧

ユーザーレビュー

  • 哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで

    Posted by ブクログ

     近代哲学への入門書は少ない。哲学史入門シリーズの第二巻である本書は、その評判に違わず手堅い入門の一冊となっている。一世代前であれば野田又夫氏の様々な仕事を通して近代哲学への道はさまざまに開かれていた。それは「世界の名著」シリーズが現役だった時代までのことである。研究の推移もあってか近代哲学に関してはどこから手を付けて良いのか分からない状況が続いているように思う。それぞれの研究書の精華と思われるような各思想家についての新書などをいくつか読んで全体像をつかむというのが大方の現状なのではないだろうか。そのような凸凹した感じを埋めてくれる近代哲学史の通史そのものはミネルヴァ書房の『新しく学ぶ西洋哲学

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    2026年09月12日
  • 哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで

    Posted by ブクログ

    カントは一回ではとても理解できなかったが、何度も読むことでその一端は掴めたような気がする。

    そしてヘーゲル。
    もっと深堀りしたいし、自然の無力の考え方は好きだな。
    自然のなかには概念に収まらないものがある。
    カモノハシの例とか、ジェンダーの話とか、なかなか興味深い。

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    2026年04月16日
  • 自分で考える勇気 カント哲学入門

    Posted by ブクログ

    ・一回通読。純粋理性と実践理性のキーワードをなんとなく知った気になっている状態から、最高善というテーマを通じて、カント哲学の全体像に対する理解を一段階深くしてくれる
    ・認識論、倫理学、美学の大きな方向性を打ち出すと共に、国際法や人権意識の基礎構築をした、人類史上最も偉大な哲学者の1人であるカント。彼ですら、30代にルソーのエミールに出会うまでは、大衆を軽蔑し優越感に浸っていたと自身を省みている。そこから50代以降に代表著作を連発する姿には、勇気づけられる
    ・進化論や原子論が進捗した現代的視点から見ると、人間中心な面に少し引っ掛かる気持ちも否定できないが、まずは、ヘーゲルやニーチェ、ハイデガーや

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    2026年03月24日
  • 自分で考える勇気 カント哲学入門

    Posted by ブクログ

     本書はカントの思考の全体像をコンパクトに提示する本である。最初に読むべきカント入門というよりも、ある程度カントについて興味を持って読み始めたけどわからなかったという読者のための本であるように思われる。本書の特徴はカントの思考に用いられる言葉の一つ一つを具体的なニュアンスを拾い上げながら解きほぐしていくことにある。とはいえカントの言葉遣いに全く馴染みがない読者にとってはなぜこんなことを説明するのかという疑問を抱くかもしれない。そういった意味でカントを読もうとして挫折した人のための本であると思うのである。
     ツイッターなどで評判の良い本書ではあるが、カントへの最初の入門書としてよりも印象的だった

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    2026年02月02日
  • 自分で考える勇気 カント哲学入門

    Posted by ブクログ

    カントの哲学に対して、普遍性と理屈に執着する無慈悲な哲学というイメージを勝手に抱いていたのですが、イメージがコペルニクス的に転回しました。人々の権利に寄り添った、愛のある人だと思いました。入門書として、大人世代からしたらかなりわかりやすくまとまっているとは思いましたが、ジュニア世代にはちょっと重そうだな、とも思いました。

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    2025年03月24日

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