樋口満の作品一覧
「樋口満」の「女は筋肉 男は脂肪」「健康寿命と身体の科学 老化を防ぐ、50歳からの「運動・食事・習慣」」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
国立栄養研究所健康推進部や、東京大学大学院などを経て、早稲田大学スポーツ科学学術院の教授である樋口満による新書。講談社ブルーバックスらしく、科学的にある程度細かい説明として、体内の化学反応や、疫学調査研究結果などを解説しながら、食事や運動が主にミドル層・シニア層の人にもたらす影響を俯瞰していく。これをよむことで、一般的に良いとされているような運動って何がいいのか、運動といっても筋トレとランニングはどう異なり、サッカーや野球ならどうなのか、また肉の食べ過ぎはだめなのか、などなど、「なぜ」「どのように」の部分が科学的に説明されるので、納得感を持てる。
ただ、逆に言えば、そういうところはある程度あるものの、よくあるハウツー本のようなわかりやすく突飛な結論があるわけではないので、これを読んだ上で自分としては何を気を付けていこうとか考える必要があり、その考えるための手法を教えてくれるような本だった。良書である。
個人的には、本書冒頭で紹介されていた、身体活動とそれにより起こる体内の反応及びその結果としての状態変化(体脂肪や血圧の変化など)の関係を示す概念図が面白かった。これを見ると、なぜ特定の行動がいいのかなどが理解しやすく、考えるヒントになる。
また、糖尿など遺伝要因が強いといいつつも、きちんと運動していれば結果としてば血糖値の上昇を防げるという研究なども紹介されており、それも危機感を持って運動していこうという気にさせられた。
また、紹介されていたタバタ式トレーニングも面白そうであり、詳しく調べてみたいと考えている。