作品一覧

  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)
    4.0
    1巻572円 (税込)
    「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!(解説・西山奈々子)
  • はるか(新潮文庫)
    3.8
    1巻605円 (税込)
    賢人は小さな頃、海岸で一人の少女と出会い恋に落ちる。彼女の名は、はるか。大人になり偶然再会した二人は結婚するが、幸せな生活は突如終わりを告げた。それから月日は経ち、賢人は人工知能の研究者として画期的なAIを発明。「HAL‐CA」と名付けられたそのAIは、世界を一新する可能性を秘めていた――。『ルビンの壺が割れた』で大反響を呼んだ著者による、更なる衝撃が待つ第二作。

ユーザーレビュー

  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    SNSで話題なったらしい宿野かほる氏の妙作。
    FacebookのDMのやり取り形式で綴られるとある男女の物語。

    最初からどこか不気味に進んでいくやり取りに気づけばのめり込んでいました。
    惹き込み力が非常に強く200ページもないのでおそらく一瞬で終わると思います。

    徐々に明かされていく過去と最後に明かされる衝撃の事実。

    この一瞬の読書の旅に秘められたエネルギーは計り知れない...
    しばらく放心状態になっても責任は取りませんのでご了承ください。

    そして最後の一文までどうぞお楽しみいただけたら幸いです。

    0
    2025年11月30日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短さと読みやすさはどの小説の追随を許さないと感じました。思えば最初のやり取りからぎこちなさ片方だけが長い文章…執着してるなと思ったらそういう理由があったのか
    決して語らなかった結婚式に来なかった理由それが最後に判明してゾワゾワってきました。
    最後にかけての盛り上がりがドキドキして、思わずあ、まじかと声が出ました。
    ゆっくり読んでも2時間かからないと思います。

    0
    2025年11月12日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    普通に「え……?」となって、そこから笑いが吹き出してきた作品

    講評にある通り、これは分類できないジャンルの小説である。そして、作品タイトルのセンスの良さが内容をしっかり照らしている。バランスが取れていないようで取れている。
    だからこそ読みやすく進む。


    いやー色んな人の解説が読みたい。
    どうやってこんなラストに仕上げれるんだろう。まじで過程が知りたいわ。
    解説みてきます。

    0
    2025年10月19日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短いのに面白かった!!!未だかつて見たことの無いFacebookのDMのやりとりで進んでいってこの女なんなんだ…と思ってたらガビーン‼️気持ち悪いのは男でした!序盤で昔の恋人をFacebookで見つけて返信がないのにメッセージを送ってその人が描いて載せた絵を無断でダウンロードして引き伸ばして額縁に飾るのは気色悪いと思ってたけど段々男の印象が良くなって忘れてた…

    0
    2025年10月01日
  • はるか(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    【人間はバカ】
    小説です。

    仲間に教えてもらって読みました。

    おもしろい!

    エピローグがいいです。

    0
    2025年09月28日

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